「痛い」を表す「ache / pain / sore」の違いってなに?

ache-pain-sore
タカコ

こんにちは、アメリカ在住ライターのタカコです。

前回、インフルエンザの症状で使われる単語について書きました。

今回は、これらの言葉の中から、いくつかの言葉について詳しく紹介します。

体調が悪い! そんな時はこう言おう

病気が原因で体調が悪いとき、気分がすぐれないときに一般的に使える言葉は……

I'm sick.

……です。

これさえ言えれば、体調が悪いということが伝わります。簡単ですし、これだけは覚えておきましょう。

じゃあもう少し具体的に、「熱がある」はなんて言うのでしょうか?

I have a fever.

です。アメリカ英語だと「a」を入れますが、イギリス英語では「I have fever.」でいいそうです。

頭痛がするときは……

I have a headache.

……です。

いろんな症状が出ているときは、「have」を使って言います。体の中にその症状を「持っている」という感覚ですね。

「chill」ってどんな寒さ?

熱があるときに感じる「寒気」はどうでしょうか?

「chills(寒気)」といいますが、「寒い」という形容詞「chilly」の名詞(複数形)です。

英語学習者用の辞書(OXFORD wordpower)によると、「chilly」は、「(used about the weather but also about people) too cold to be comfortable」と出ています。

この言葉は、天気にも人にも使えます。直訳すると「心地の良くない寒さ」といったところでしょうか。

「寒い」というと、「cold」という言葉も思いつきますが、体調が悪いときの悪寒や寒気を「chill」で表すのもわかる気がしませんか?

だって、暖かくしているのに寒いだなんて……ただの寒さじゃありませんから。

ちなみに、天気に使う場合は、冬場冷え込んでいる日に「It's chilly today」と言ったりします。

「ache」と「pain」の違いは?

さて、次には……

  • headache(頭痛)
  • muscle aches(筋肉の痛み)
  • ear pain(耳の痛み)

です。

そういえば、病院の先生の話によると発熱が原因で耳が痛くなったりするそうです。

この3つの症状の共通点は、字の通り「痛み」です。

「ache」と「pain」を、また「wordpower」で調べると、「ache」は、「We use "ache" for a long , continuous pain and "pain" for sudden, short, sharp periods of pain」とありました。

私は医学のことはわからないので、症状について詳しく書くつもりはありませんが、辞書の説明の限りではこんな違いがあるようです。

  • ache = 長く続く痛み
  • pain = 突然起こる短時間の激しい痛み

頭痛や歯痛(toothache)は、ズキズキと鈍い痛みが続くので「ache」を使うんですね。

逆にぎっくり腰のように突然起こる鋭い痛みには「pain」を使って、「I have a pain in my back(腰に痛みがあります)」のように言います。

でも、説明に沿うと、この痛みも慢性的に続く痛みになれば、「backache」になる可能性がありますね。

「sore」って、どんな痛み?

次もまた「痛み」に関係がある「sore throat」です。この「sore」という言葉、私はアメリカに来るまで聞いたことがありませんでした。

また「wordpower」で調べてみたところ、形容詞の「sore」については、「(used about a part of the body) painful, especially when touched」とあります。

つまり……

sore =(体の部分について使い、特に触ると)痛い

……と。

名詞の「sore」は、「a painful often red place on your body where the skin cut or infected」とあり、「切ったり、病原菌に感染している、赤くなった部分」といった感じです。

風邪をひいたときの「のどの痛み」は、炎症を起こしているので、この言葉を使うんでしょうね。

また、同じように足が痛い時も

My legs are sore.

のように使います。

この痛みは、運動不足の時に急に運動をしたり、使い過ぎで筋肉が張ったりだるかったりするような痛みです。

前述の「ache」や「pain」とは違う痛みの種類ですね。

アメリカでの子ども向けの人気テレビ番組『Curious George(おさるのジョージ)』でも、「sore back」という言葉を使っていました。

長い時間の間、中腰でいると腰や背中がだるくなったり、筋肉が張ってしまったりしますよね。

そんな時は「sore back」と言えばいいことがわかりました。

鼻だって調子が悪くなります

最後は「runny nose」です。

鼻水のことですが、「runny」は動詞の「run」から来ています。「(液体が)流れる」ことですね。

鼻づまりのことは「nosal congestion」と言い、「congestion」は「密集」とか「過度に混みあった状態」のことを指します。

まさに「鼻の(中が)つまった状態」のことですね。

今回は、体調が悪いときにどう言えばいいのか、またいくつかの症状を表す言葉について少し詳しく書きました。

体調はいい方に越したことがありませんが誰だって体調を崩すことはあります。

体調を崩すと頭の回転も鈍るので、体調のいいときにこのような言葉に少し触れておくのもいいかもしれませんね(笑)。

ちなみに、インフルエンザにかかった娘に処方された「タミフル」は、保険が効いて85ドルもしました(保険で半額近くになったようですが)。

日本では、ほとんどの市町村で、未就学児の医療費は無料ですよね……。

医療費の高いアメリカでは、体調を崩さないように心がけたいと、改めて思いました。

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ABOUTこの記事をかいた人

タカコ

日本語教師養成講座修了。英語が苦手だったにもかかわらず、夫となるアメリカ人との結婚を機に渡米。現在は一児の母として英語に囲まれた環境の中で英語を習得中。日本語教育に携わった経験から言語を深く掘り下げる探究心がすさまじく、身近な英語の知識を初心者にもわかりやすく書くよう心掛けている。