日本の蒸し暑さとアメリカの乾燥した暑さの違い

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タカコ

こんにちは、アメリカ在住ライターのタカコです。

私の住んでいるアメリカのテキサスは、わりと夏場は気温が上がります。摂氏40度を超えることも年に数回は必ずあるようなところです。というわけで今回はアメリカの暑さと日本のジメッとした暑さについてです。

アメリカでの夏がやってくる!!

私の住んでいる地域(テキサス州)では暑くなると「気温が3桁(triple digit)」になることもあります。華氏で100度を超えるという意味で、摂氏にすると38度近くです(→ 摂氏と華氏の違い)。

ただ、気温は高くて、日差しもきつく、厳しい暑さなのですが、ありがたいことに空気は乾燥しています(年間通して乾燥しています)。

空気が乾燥しすぎると、自然に山火事になったりして危険です。でも、体で感じる過ごしやすさでいうと、蒸し暑いよりは乾燥している方が断然過ごしやすいです。

直射日光は危険

乾燥していると、3桁の気温になっても、日陰などで直射日光を避ければ日本ほどの暑さは感じません。

うまい具合に風が通ると、気温のわりに涼しく感じるので不思議です。

ただ、直射日光を浴びると「焦げる!!」と思います。頭がボーっとします。

また、日なたでは、体力の消耗も激しいので、水分補給にも気をつかう必要があります。長時間日なたにいるのは危険です。

もちろん、駐車した車の中も高温になるので、注意が必要です。フロントガラスには、日光を反射する銀色の日よけが欠かせません。

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日本の蒸し暑さが耐えられない

でも、この乾燥した暑さに慣れてしまうと、日本の蒸し暑さには耐えられません

去年の夏に帰省したときには、全身の毛穴からじっとり汗が出ているような感覚になりました。何とも言えない不快さでした。

そんな感覚も久しぶりで、いいのか悪いのか、毛穴があることと、暑いと汗をかくという機能を再確認することができました(笑)。

……というのも、こちらでは、建物の中はどこも寒いくらい冷房が効いているし、外は乾燥しているので、普通に車で買い物に行ったりするくらいでは、あまり汗をかかないのです。体質もあるかもしれませんが。

私は、不快ながら、「毛穴と汗機能の再確認」ですんだのですが、生後5か月だった娘は、あせもができてしまいました。

それまでとは比べものにならないくらいの汗が出て、体もびっくりしたんでしょうね。

もっと気をつけてあげればよかったのですが、育児初心者なので、そこまで気が回らず、症状が出てから気づきました。かわいそうに。

アメリカの冷暖房事情

アメリカの冷暖房事情についても、少し触れておこうと思います。

アメリカでは、一軒家でも、日本のように各部屋にエアコンを取り付けるのではなく、central heat and airといって、家全体を涼しくしたり暖かくしたりします

壁に取り付けてある「thermostat」という操作盤で、電源を入れたり、冷房か暖房の指定と、その温度設定をしたりします。

thermostatと呼ばれる操作盤
thermostatと呼ばれる操作盤

家全体を1つの機械で管理しているので、室外機も大きなのが1つあるだけです。

義母の話によると、このタイプのエアコンが普及する前は、日本のように、各部屋に取り付けるタイプだったようですが、今は「central heat and air」が主流だそうです。

設定した温度から、ある程度室温が変化したら、自動的に作動するのが一般的のようで、常に室内は温度調節されている状況です。

バスルームを含め、各部屋の天井には、風の吹き出し口があり、そこから風が出てきます。家のどこにいてもその温度になっているので、日本のように、「この部屋だけ涼しい」というわけではありません。

ほら、日本だと、特に洗面所(脱衣所)が、夏場だと猛烈に蒸し暑くて、お風呂に入ってもすぐに汗をかいたり、冬場だと震えるほど寒くて、お風呂に入るのに躊躇したりすると思うのですが、その温度差がそれほどではありません。

いい面ばかりのように思うのですが、そうでないこともあります。

基本的に女性よりも男性の方が暑がりだと思うのですが、夫もかなりの暑がりです。夏場は、冷房の温度を低くしたがります。家のどこにいてもその温度になるので、日本のように「じゃあ、別の部屋に行こう」ということができません。

そこで、どういうことが起こるかというと……半袖のTシャツ、短パンで汗をかいている夫の横で、下はもちろん長ズボン、長袖のパーカーなどを着たり、ブランケットをまとったりした私がブルブル震えているという状況です。夏場でも、ちょっと羽織る上着は欠かせません。

「air conditioner」と「heater」

日本では、冷暖房の機械を「エアコン」といいますよね。冷房でも暖房でも、スイッチを入れるときは「エアコンをつけよう」と言いませんか?

英語では……

  • 冷房= air conditioner
  • 暖房= heater

……といいます。

私は、日本語の「エアコン」と英語での冷房の「air conditioner」が似ているので、つい冷房でも暖房でも、「I will turn on the air conditioner.」のように、「air conditioner」という言葉を使ってしまうのですが、暖房のときは、いつも夫から「heaterでしょ?」と言われています。

言われるたびに「細かいなぁ……(イラッ)」と思ってしまうのですが、夫にとっては、その違いは明確なようです。

私は「air conditioner=エアコンの機械」と思って使ってしまうのですが、夫(英語)は、部屋を冷やすか暖めるかが基準になっているので、いちいち言われるのもわかる気がします。

いかがでしたか? まとめてみます。

  • アメリカは広いので、場所によって気候は全然違う
  • テキサスはカラッとした暑さで日本の暑さとは違う
  • アメリカのエアコンは部屋の中に1個
  • 英語では冷房は「air conditioner」だけど暖房は「heater」

ニュースを見ていると、日本でも35度を超えるような暑さになっているようですね。日本の場合は、湿気が多くて蒸し暑いので、体感温度としては、もっと暑く感じていると思います。

熱中症等にはくれぐれも気をつけて、夏を乗り切ってください。

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ABOUTこの記事をかいた人

タカコ

日本語教師養成講座修了。英語が苦手だったにもかかわらず、夫となるアメリカ人との結婚を機に渡米。現在は一児の母として英語に囲まれた環境の中で英語を習得中。日本語教育に携わった経験から言語を深く掘り下げる探究心がすさまじく、身近な英語の知識を初心者にもわかりやすく書くよう心掛けている。