日本に住んでいると英語が上達しないのはなぜ? だって日本にいたら…

ヨス

執筆者

アメリカ留学で言語に興味を持ち、日本語教師の資格をとる。メディアなど掲載多数。著書は2冊。一般的には学ばない「日本語の音声」を学ぶことで英語の発音を習得し、独自の英語の発音習得メソッドを持つ。→ ヨスについてはこちら

日本人の英語が上達しない……といろんな人が言っていますが、これってなぜでしょうか?

いろんな原因がありますが、その中でも今回は日本にいると英語に触れる機会がないことについてまとめます。

日本にいると英語を聞くことがない

たぶんこれを読んでくれている方は、日本に住んでいる人が大半だと思います。

日本に住んでいて、なんで英語に慣れないのか……というと答えは簡単ですよね。次のとおりです。

英語に慣れない理由

英語に触れる機会が少なすぎるから

たとえば、シンガポールのような多民族国家だと、生活の中で日常的に英語が飛び交っています。

シンガポールの公用語は、英語、マレー語、中国語(標準)、タミル語なんですね。

英語がネイティブの人種が元々住んでいなかったシンガポール。それなのに、なぜ英語が公用語になっているのでしょうか?

みんなが違う言葉をしゃべると意思疎通ができないため、共通語として英語が使用されているんですね。

フィリピンのイメージ
フィリピンのイメージ

ほかにも有名なところで、フィリピンやインドでもめっちゃたくさんの言語が使われているので、意思疎通の共通言語として英語は重要な役割を持っているそうです。

日本では英語がなくても問題ない

それに対して、日本は英語がなくても皆がコミュニケーションできるという「環境」です。

なので一緒にはできませんが、日本で住んでいると圧倒的に英語に触れる機会が少ないわけです。

英語圏の観光客と話をする……のような非常に限られた仕事をしている人にとっては必須ですが、ほかの人には全く無縁でも、何の差支えもない言語です。

では日本に住んでいて、英語を勉強する重要な目的とはなんでしょうか?

もちろん、受験です。

英語は受験のために勉強するもの

大学受験や高校受験に合格するために、英語を勉強しなければならないんですよ。

つまり、次のように揺るぎない公式が成立してしまっているんですね。

英語の役割

英語 = 学校に入学するためのお勉強

受験にとっては必須の英語
受験にとっては必須の英語

そのため、日本の英語の授業が「文法中心」になってしまうのも当然といえば当然です。

カタカナ英語は逆に重要

英語とは逆に、日本で住んでいてすごく重要な言語(?)が「カタカナ英語」です。

以前の記事でもかなり書いたのですが、これが問題なんですよね。

カタカナ英語が発達しすぎ
カタカナ英語が発達しすぎている

日本人同士しか伝わらないという特色があって、日常会話にもバンバン使われるからです。

大げさに言うと、ちゃんとカタカナ英語を覚えていないと、ほかの人とのコミュニケーションに弊害が起きるんですね。

笑えない話ですが、英語の授業中とかでも。

英語とカタカナ語どちらが重要?

英語 < カタカナ英語

……と、こんな構図があるんです。

さらに問題なのは、私たちはカタカナ英語を「英語」という認識で使っていることですね。

イマージョン・プログラムというものも

実はシンガポールのような多言語国家みたいな状況を教育機関で強引にやろう!という動きもあります。

バイリンガル教育として有名な「イマージョン・プログラム」というものです。

簡単に言うと、英語のみを使って数学や社会の授業をやっていく……というものです。

特に日本では、学校教育における国語以外の科目を英語を用いて教育する「英語イマージョン教育」が注目されている。

イマージョン・プログラム - Wikipedia

インターナショナルスクールもそうですね。そうなんですよ。

ここまでしないと、なかなか「英語がペラペラ」にはならないってことです。

まとめ

日常的に英語に触れる時間を増やすことが英語習得の鉄則なのですが、こういう状況なのでなかなか難しいです。

わたしがオススメしているのは、オンライン英会話です。

コストを抑えつつ英語に触れまくるのに有効なので、ぜひ試してみてください。

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なんか、この記事すごく気に入ったんだけどほかにオススメある?

だったら、「日本の英語教育のカテゴリ」を要チェックだね♪

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ヨス
アメリカ留学で言語に興味を持ち日本語教師に。その後、自分が「音声学」に猛烈に惹かれることに気づく。一般的には学ばない「日本語の音声」を学ぶことで英語の発音を習得し、独自の英語の発音習得メソッドを持つ。>>ヨスについて詳しくはこちら
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