
こんにちは! 発音マニアのヨスです。
カナダでは毎年7月1日は「Canada Day(カナダデー)」と呼ばれる祝日です。
今回は、カナダデーがどんな日なのかについてまとめました。

カナダデーとは?
毎年7月1日の「Canada Day(カナダデー)」ですがどんな日のことでしょうか?
カナダデー=カナダの建国記念日(祝日)
実は「カナダデー」というのは、カナダの建国記念日のことです。
国民の祝日になっているため、カナダでは学校や職場がお休みの日になっています。

1867年7月1日がカナダの誕生日で、カナダが1つの連邦として自治を開始した日です。
カナダは2017年に150周年を迎えた
カナダが生まれた日が1867年の7月1日と書きましたが、驚いたのではないでしょうか?
カナダは非常に若い国で、2017年で記念すべき150周年を迎えました。

上の写真は2017年の夏にビクトリアに行ったときの写真ですが、「CANADA 150」の文字が見えますよね!
150周年ということでいろんなところでこのロゴを見かけましたよ。
カナダデーはいつ?
カナダデーは
毎年7月1日に行われます。
建国記念日という大切な日なので、第一金曜……みたいにずらしたりはしません(笑)。
カナダデーには何をするの?
カナダデーには、一般的には何をするのでしょうか?
クリスマスみたいに「クリスマスツリー」を飾るとか、ハロウィンのようにカボチャを飾る……といったことはしません。
カナダデーには国旗アイテムを飾る
しいて言うと、カナダの「国旗デザインのもの」を飾って祝う感じですね。
特にカナダデー間際ではなくても、こういうカナダ国旗グッズは1ドルショップなどで売っていますよ♪

カナダ色(赤と白)の服を着る
そして、カナダデーの日にはカナダのナショナルカラー「赤」と「白」を身にまとっている人もよく見かけます。
こちらの写真はカナダデーのパレード(後述しています)ですが、赤と白の服を着た人が多いですよね。

「カナダの建国記念日を楽しもう」という意気込みが感じられます。
お店でも赤い服が並ぶ
実際にカナダデーが近くなってくると、次の画像のようにお店にカナダデー用の服などが販売されるようになります。

上の写真は子ども用ですが、もちろん大人用もありますよ。

けっこう派手ですよね(笑)。
日本だと日本の国旗デザインの服なんて着ていると変な目で見られそうですが、カナダの人はあえてカナダの国旗デザインのもの(ピンバッジとか)を着けてたりします。
国旗に対するイメージがあまりにも違うので驚きです。
家族や友達と過ごす
国旗を飾って、赤い服を着て、何をするかというと、多くの人は家族や友達と過ごします。
大きい街では盛大なパレードが行われるので、そういうイベントに参加する人も多いですね。
イベントに行かない場合は、バーベキューなどで集まることが多いようです。
ほかには、ハイキングやキャンプに出かける人も多いのですが、7月のはじめと言うと、カナダでは最も気候がいい時期なのです!

日本では梅雨シーズン真っ盛りですが……。
なので、泳ぎに行ったり公園に出かけたりという人も多いです。
カナダデーのイベント
カナダデーには、カナダ各地で盛大なイベントが開催されます。
日本だと建国記念日には何もイベントをしないと思いますが、カナダやアメリカの独立記念日には各地で催しが行われます。
わたしはリッチモンドに住んでいるときにスティーブストンで行われたサーモンフェスティバル(Steveston Salmon Festival)に行ってきました。
カナダデーのパレード
カナダデーのイベントといえば、やっぱりパレードでしょう。

当たり一面「赤」「赤」「赤」です。

見ている人にも赤い服を着た人が多いですし。

楽しそうな車、その上に乗った人々のパフォーマンスを楽しめます。

個人的にはスコットランドのバグパイプを演奏しながら歩くのが大好き。

ちなみに、パレードを見ている側では、こんな感じで、国旗を無料で配っていたりしますよ。

これはテンションが上がりますね。
カナダデーの屋台
イベントと言えば、やっぱり屋台でしょう。

日本のお祭りとは違い、いろんな国の食べ物の屋台が集まります。
しかも、どこもちゃんとしたお店が出しているので美味しいです。

ちなみに、わたしが行ったリッチモンドのイベントは、サーモンフェスティバルという名前なので、サーモンをウリにしています。

カナダデーのコンサート&パフォーマンス
カナダデーのイベントではもちろん、コンサートも開催されて大盛況です。

こんな感じで、大きな会場で行われているプロのミュージシャンが登場するコンサートや小さな会場で行われるコンサートもあります。

ダンスを習っている子どもたちの演技を披露してたり、楽しいです。
あと、コメディアンや大道芸人などのライブパフォーマンスとかもあります。

個人的に大道芸人のジャグリングが好きなので開催されたものはすべて見ました(笑)。
カナダデーの花火
夜には大きな花火が上がって、たくさんのアクティビティがダウンタウンでも行われます。

日本と花火は同じような感じで、いろんなバリエーションがあってかなり楽しめます。
ただ、開始時間が全く違うこと、肌寒いことを除いては……。
7月の頭といえば、9:30までは空が明るいので、花火の開始が10:00過ぎなんです(笑)。この日は10:20ごろにスタートしました。

小さい子どもには参加しにくい時間帯です……。
そして、肌寒い!! 上着ナシのTシャツ1枚というスタイルは絶対に避けましょう。風邪を引きます。
さて、今回はカナダデー(Canada Day)についてまとめました。
カナダデーは日本の建国記念日と違って、みんなで楽しもうという雰囲気を感じました。
イベントも活気があって、朝の9:30から夜の23:00まで一日中楽しめましたよ♪
ちなみに、わたしが参加したリッチモンド市のサーモンフェスティバルについてはこちらをご覧ください。くわしく書いていますので!

なんか、この記事すごく気に入ったんだけどほかにオススメある?

だったら、「英語圏の行事のカテゴリ」を要チェックだね♪