こんにちは、サッシ です。
英語の「to」「in」「at」のようなものを前置詞と呼びますが、「『to』の意味って何?」と聞かれても、答えに困りますよね?
それもそのはず。「to」などの前置詞は、意味よりも「イメージ重視」である言葉だからなんです!
今回は英語の「前置詞」について紹介します。
前置詞について
まず、「前置詞とは何か?」をかんたんに紹介しますね。
前置詞とは?
前置詞とは名前の通り「前に置く言葉」なのですが、いったい何の言葉の前に置くと思いますか?
答えは「名詞(noun)」です。
前置詞は名詞の前に置くことで
名詞に方向性を与えるという働きをする言葉なんですよ。
例えば「to the station(駅へ)」ならば、こうなります。
the station
(駅)
to the station
(駅へ)
「to」という前置詞が「the station」という名詞の前に来ることで、「~へ」という意味をくっ付けているんですね。
「in the room(部屋の中で)」なら、「in」という前置詞によって「the room(部屋)」という名詞に「~の中で」という動きが出ます。
前置詞とは?
名詞の前に置くことで「方向付け」をしてくれる
前置詞を英語でなんて言う?
英語では前置詞は「preposition」と表し、発音は「prèpəzíʃən(プリポジション)」と言いますよ。
日本語 | 前置詞 |
---|---|
英語 | preposition |
発音記号 | prèpəzíʃən |
辞書上での記号 | 「前」や「prep.」 |
「前置詞」は日本語の文法には存在しない品詞なんですよ!
9種類の基本的な前置詞のイメージ
前置詞を扱う上で最も大切なことは「イメージ」です。
それぞれの前置詞のイメージを捉えずに丸暗記をしようとすると、かなり大変なことになってしまいます。
例えば、前置詞「to」を辞書で調べてみると、以下のようにズラーっと意味・日本語訳が出てくるんです!
くわしくはこちらの記事をどうぞ。
前置詞を使った表現:句動詞・前置詞句
最後に、前置詞を使った表現を少し紹介しますね。
前置詞句
今回見てきた「to the airpot」のような「前置詞 + 名詞」という基本的な使い方を「前置詞句」と言います。
「句」は「言葉の塊」という意味です。つまり、前置詞句は「前置詞で作る何単語かの集まり」ということです!
句動詞
前置詞句に対して、動詞とセットで使う「句動詞」という表現もあります。
例えば、以下のような表現がそうですね。
句動詞の例
- get up(起きる)
- write down(書き記す)
- look at(見つめる)
このように「動詞+前置詞」で一つの表現になっているものを句動詞と呼びます。
いわゆる「熟語」と思ってくれればOKですよ!