助動詞

サッシ

こんにちは、サッシ です。

英語において文の雰囲気を決める大事な「オマケ」的な要素、それが「助動詞」です。

たった一単語を入れるだけでガラッと文のニュアンスが変わるので、助動詞をマスターすることは必須です。

英語の「助動詞」の基本

まず、英語の「助動詞」とは何かをかんたんに紹介しますね。

助動詞とは名前の通り「動詞を助ける言葉」です。

「助動詞」は動詞を助ける言葉

例えば「You swim.(あなたは泳ぐ)」という文に「can(~できる)」という助動詞を付けると、以下のようになります。

ウサギ

You can swim !
(あなたは泳げる!)

ただの「泳ぐ」という動詞に、「can」が付くことで「泳ぐことができる(泳げる)」になります。

この「can」がくっつくだけで「能力がある」なニュアンスが出ましたよね? これが助動詞の働きです。

  • You swim.
  • You can swim.

このように、助動詞とは「動詞に話者(話し手・書き手)の意思・推測を付け加えるもの」と思ってもらえればOKです!

サッシ

主語(その動作をする人)ではなく、話者(その文を話している人・書いている人)の気持ちであるところがポイントですよ。

先ほどの例文では、「泳げる」と思っているのは「You(主語)」ではなく「そのセリフを言っている人」なので、「You」が実際に泳げるかどうかとは別問題なんです!

英語の「助動詞」の3つの特徴

続いて、英語の「助動詞」の特徴を紹介しますね。以下の3つの特徴があります。

1 動詞の直前に置く
2 動詞は原形を使う
3 並べて2つ以上は使えない

それぞれ順番に説明しますね。

1動詞の直前に置く

英語の助動詞を文の中で置く位置は、必ず「動詞の直前」です。

例えば以下の文のように、必ず動詞「play」の直前に置きます。

オオカミ

She can play the guitar.
(彼女はギターを弾くことができる)

逆に「play can」のような順番は絶対にありません!

2動詞は原形を使う

そして、助動詞とセットの時は動詞は必ず「原形」になります。

通常、主語が「She」だと動詞の現在形には「 s 」が付きますが、先ほどの例文では「can plays」ではなく「can play」でしたよね?

  • She can plays the guitar.
  • She can play the guitar.

このように、助動詞と一緒に使う動詞は絶対に「原形」にしてくださいね。

3並べて2つ以上は使えない

そして3つ目のルールは、助動詞は「2つ以上並べて使えない」という特徴です。

例えば「will(~だろう)」と「can(~できる)」という2つの助動詞を使って、以下のように言うことはできません

サッシ

She will can go there.
(? 彼女はそこに行くことができるだろう ?)

なぜなら、1つの動詞に対して助動詞は1つしか付けられないからです!

もし「彼女はそこに行くことができるだろう」と言いたいのであれば、助動詞ではない「be able to(~できる)」という表現を使って以下のようになります。

オオカミ

She will be able to go there.

「be able to」という表現は「can」と同じような意味で、これを使うことで助動詞の2連続を避けることができますね。

このように、「助動詞は並べてちゃダメ!」と覚えておいてくださいね。

助動詞の「疑問文・否定文」の作り方

お次は、助動詞を使った「疑問文・否定文」の作り方を紹介しますね。

1助動詞の「疑問文」

まず疑問文の場合は「文の先頭に助動詞を置く」だけです。(以下の例文参照)

オオカミ

Can you play the guitar ?
(あなたはギターを弾けますか?)

めちゃくちゃ簡単ですね!

助動詞の疑問文
You can 〜.
Can you 〜 ?

2助動詞の「否定文」

今度は否定文です。助動詞の入った文章を否定文にする場合は、「助動詞と動詞の間に『not』を入れる」だけでOKですよ。

オオカミ

She will not come here.
(彼女はここには来ないだろう)

気がつきましたか?

サッシ

実は、一般動詞のときに「Do」を使って疑問文・否定文を作る場合とやり方はまったく同じです。

「Doの代わりに助動詞」と思ってもらえればOKですよ!

否定文のときは、「助動詞+not」は省略形にすることも多いです。例えば「will not」は「won’t」という形になりますよ。

32語の助動詞は変則的

ほとんどの助動詞は上記の作り方で大丈夫なのですが、例外もあります。

それは「have to(~しなければいけない)」などの「2語の助動詞」です。ちょっと変則的になりますので、以下にまとめておきますね。

2語の助動詞の疑問形と否定形
have to
(~しなければいけない)
Do S(主語) have to V(動詞) ?
S(主語) don’t have to V(動詞) ?
had better
(~したほうがいい)
Do S(主語) had better V(動詞) ?
S(主語) had better not V(動詞) ?
used to
(かつては~だった)
Do S(主語) used to (use to) V(動詞) ?
S(主語) don’t used to (use to) V(動詞) ?
ought to
(~すべきだ)
Ought S(主語) to V(動詞) ?
S(主語) ought not to V(動詞) ?

助動詞の「過去形」

最後に、助動詞の「過去形」のお話です。

例えば助動詞「can(~できる)」には「could(~できた)」という過去形があります。

たとえば「could」を使ってみましょう。

ウサギ

I could eat more.
(私はもっと食べられた)

この場合、「できる / できない」に加えて「本当はできたけど、そうしなかった」というニュアンスも追加されるのが面白いところです。

助動詞の「過去形」は「別の助動詞」と認識

上の例ではたまたま「could」が「can」の過去形として機能していますが、実はこれは珍しい例なんです。

サッシ

助動詞においては、過去形はもはや「別の助動詞という感覚が強いですよ!

実は助動詞を過去形にすると、「丁寧・控えめなニュアンスになる」ことが多いんです。

例えば「窓を開けてほしい」というとき、「can」と「could」のどちらを使うこともできるのですが、以下のようにニュアンスが変わります。

ウサギ

Can you open the window?
(窓を開けてくれますか?)

オオカミ

Could you open the window?
(窓を開けてくださいますか?)

このように、助動詞の過去形には「丁寧・控えめ」というニュアンスがあるんです。

助動詞の過去形には「助動詞+have+過去分詞」

助動詞の意味を過去形にする場合は「助動詞+have+過去分詞」で表現します。

たとえば、「I should know(知っておくべきです)」を過去形にして「知っておくべきだった」と言いたいときには……

ウサギ

I should’ve known
(知っておくべきだった……)

こんな感じになります。これで「べきだった……」という後悔を表現できますね。

「should’ve」は「should have」の略です。

基本的な5つの助動詞の覚え方と助動詞の一覧表

では、ここからは以下の内容で英語の「助動詞」をさらに具体的に紹介していきますね。

  1. 基本的な5つの助動詞の覚え方
  2. 助動詞の一覧表

基本的な5つの助動詞の覚え方

基本的な5つの助動詞はこちらです。

  1. will(意志)
  2. can(可能性)
  3. may(許可)
  4. must(強制・圧力)
  5. should(当然・義務)

ただ、助動詞っていろんな意味があるので、「丸暗記」がキツイんですよ!

そこでオススメするのが「イメージで覚える」という方法。こちらの記事にイラスト付きで説明しているので、必読ですよ♪

15個の助動詞の一覧表

最後に、15個の助動詞を一覧表にして並べておきますね!

  1. can(~できる)
  2. could(canの過去形。~かもしれない)
  3. will(~だろう、~するつもりだ)
  4. would(willの過去形。~でしょう)
  5. may(~かもしれない、~してもよい)
  6. might(mayの過去形。~かもしれない)
  7. must(~しなければいけない、~に違いない)
  8. have to(~しなければいけない)
  9. shall(~でしょう)
  10. should(shallの過去形。~すべきだ)
  11. ought to(~すべきだ)
  12. need(~する必要がある)
  13. dare(あえて~する)
  14. had better(~したほうがいい)
  15. used to(かつては~だった)
サッシ

「have to」や「had better」は厳密には2単語なのですが、2単語で「一つの助動詞」と捉えてくださいね。

他には、疑問文・否定文を作る「do」や進行形・受動態を作る「be」や現在完了形を作る「have」も実は助動詞なんですが……。

こちらはかなりマニアックな知識なのでサラッと流してください(笑)。

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