[書評]『36歳からオンライン英会話をはじめたら英語で仕事ができるようになりました』

オンライン英会話を「フル活用」するコツが得られる

まず、役に立つのはオンライン英会話をフル活用するコツについて書かれていることです。

いろいろあるのですが、わたしが特に役に立ちそうだと感じたのは、次の3点です。

この3点の中でも、わたしが一番有益だと感じているのは1です。

冒頭でも書きましたが、わたしもオンライン英会話を利用したことがあります。

そして、フリートークが世間話で終わってしまい、「楽しかったけど学んだことは少なかった」と振り返ることも1度や2度ではありませんでした。

そんなモヤモヤを防ぐ方法は、ぜひ本書でお確かめください!

オンライン英会話での学習を「継続するヒント」が満載

それから、本書にはオンライン英会話を継続するヒントも満載です。

オンライン英会話を6年も続けられた（本書執筆時点）嬉野氏ならではの視点で、継続のヒントがたくさん載っているんですよ。

特に「これはいい! 」と思ったのは、次の3点です。

個人的に、1は目からウロコでした。

そもそも、「オンライン英会話は孤独」という問題に気づいているのは、さすがとしか言いようがありません。

嬉野氏のように何年も続けていくに当たっては、孤独感の克服は避けては通れない課題なのではと思います。

詳細は、ぜひ本書でお確かめください!

英語を学習する理由が明確

まず、英語を学習する理由が明確である点。

嬉野氏には、「英語で仕事をしたい」という明確な理由を持ってオンライン英会話を始められました。

目的があるのって、当たり前では……?

……と思われたかもしれませんね。

でも、これは大切な点です。

なぜ英語を学習するのかをはっきりさせておくと、どんな学習をすればいいかがわかってくるからです。

わたしの場合、学生時代に英語を学習していた理由は「テストで点を取りたい」とか「入試に受かりたい」といったものでした。

そして、試験対策を行うことで、それは達成できました。

当然、話せるようにはなりませんでしたが……。

「話せるようになりたい」と思っておらず、話せるようになるための練習もしていなかったわけですから、当然といえば当然です。

とにかく、英語を学習する目的をはっきりさせておくことは重要ということですね。

学習方法の工夫

それから、学習方法をいろいろと工夫している点も大きいでしょう。

工夫したからこそノウハウが蓄積され、本にまでなったわけですし。

ノウハウはすでに書いたとおりですが、ほかにもビジネス英語を鍛えるために、次のような方法を編み出しています。

いろいろアイディアを出し、工夫をしていますね。

そして、それに応えられるのがオンライン英会話のいいところです。

1対1だし、教材の有無もレッスンごとに選べることが多いですし!

ここでオンライン英会話を試してみたくなったら、次の記事をご覧ください。オンライン英会話を徹底的に比較していますので!