英語の勉強と言えば「単語の暗記」というイメージが強いかと思います。
単語力がなければ文章が組み立てられないので、これは間違いありません。
でも、文法がわからなければ単語だけを覚えても意味がありません。
そこでオススメなのが、単語ではなく文章ごと丸暗記すること。
今回は、わたしが英語で高得点を取り続けていた秘訣である文章ごと丸暗記する方法について紹介します。
最もシンプルな英語の勉強法？
わたしが英語のテストで高得点を取り続けていた高校時代。
やっていた勉強方法というのはいたってシンプルです。
それは……
英語を文ごと覚える！
できればまとまった文章を丸暗記。つらければ短文でもOKです。
日本語訳は、だいたいの内容を把握する程度でかまいません。
勉強法、というほどのものでもないかもしれませんね……。
でも、わたしがこの勉強法をやっていただけで英語のテストで常にトップだった経験が効果は実証できているはず！
ともかく、そのおかげで外国語大学に合格できましたし、このときの勉強が血となり肉となり、TOEIC990点に結びついたのは間違いありません。
【おすすめ】好きな英文を覚えよう
とはいえ、まったく興味のない英文を覚えるのは苦痛以外の何ものでもないと思います。
わたしの場合は英語自体が好きだったのでそうでもなかったのですが……。
というわけで、当然ですが、好きなもの、自分が楽しいと思える英文を覚えるのをオススメします。
20年ほど前の話ですが、わたしの場合、ラジオドラマ仕立てのNHKラジオ英会話は楽しく聞くことができました。
1年間、少しずつ会話スキットを聞きながら勉強していくというもので、続きが楽しみで仕方がありませんでした。
当時は一字一句会話を暗記。今でも暗唱できる文がいくつかあるほどです。何なら声まで脳内で再現できます（笑）
ちなみに、今ならスタディサプリ 新日常英会話コースもドラマ仕立てでおすすめですね。
余談ですが、このときのラジオドラマがCDブックになったときはうれしかったです！ もちろん即ポチりました。
この本は絶版になっているようですが。
今なら、Kindle の読み放題サービスを英語の教材として使うのがオススメですよ。
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本当にいい時代になったなあ、と思います。
英語の短文を暗記するのも効果的
いきなりドラマやニュースなどはハードルが高い、という方は、英短文を覚えるのも効果的です。
正直あまり楽しくはないですが、間違いなく効果があります。
わたしが家庭教師のアルバイトで英語を教えていたころ、短文を生徒に覚えてもらうだけで実際に点数が上がった経験があるからです。
「なかなか英語の点数が伸びない……」と悩んでいた生徒には、まず教科書の後ろにある短文をぜんぶ暗記することをすすめていました。
教科書の後ろにある短文は、その教科書で扱う文法項目をカバーしたもの。なのでこれを覚えれば文法は完璧に押さえられます。
「毎週○個覚えよう」……と目標を決めて、家にお邪魔するたび、覚えた文を書いてもらうようにしました。
これに真面目に取り組んだ子は例外なく、見違えるように英語が得意になっていったのです!!
文法力がついてくると英語そのものが好きになって、単語も自発的に覚えるようなります。
そのうちの1人はこの間、こんなメッセージをくれました。
生徒からのメッセージ
志望校を卒業後、行きたかった専門学校も無事卒業し、やりたかった仕事をすることになりました。ここまでこられたのは英語を教えてくれた先生のおかげです。
な、なんというおっちゃん泣かせな……。
わたしが教えたからではなく、本人がちゃんと勉強したからなんですけどね。
まとめ
というわけで、「英文をまるごと覚える」という勉強法を紹介しました。
英語が苦手な中学生、高校生のみなさん。教科書の短文を覚えるだけならお金はかからないので、一度試してみてはいかがでしょうか。
初めは苦痛でも、ある線を超えると、英語の勉強自体が楽しくなりますよ。
ちなみに最も効率よく英文を暗記するなら『DUO 3.0』の右に出る単語帳はありません。こちらの記事もぜひごらんください。
