シャドーイングのやり方や効果は? 英語のリズムに慣れるためにオススメ

タカコ

こんにちは、アメリカ在住ライターのタカコです。

今回は英語のリズムに慣れるために効果的と言われるシャドーイング(shadowing)についてです。

シャドーイング」というのは、英文を読んでいる音声のあとを、まるで影(shadow)のように追いかけていく読み方です。

アメリカの「英語の発音クラス」で実際に私が学んだこと、練習したことを元に、シャドーイングについてまとめました!

シャドーイングとは?

英語のリズムに慣れるために効果的な練習方法が「シャドーイング(shadowing)」です。

ニュースなどの英語を聞きながら、その聞いたことを影(shadow)のように追いかけて読むという練習で、「I don't like it」という音声をシャドーイングする場合このように読みます。

シャドーイングの例

【音声】I don't like it.
【私】       I don't like it.

どういうことかと言うと、音声教材などが英語の文章を読んだあと、それを真似しながら追いかけるような感じで読んでいきます

タカコ

まるで「影(shadow)」のようについていくことから、こんな名前がついたんですね。

シャドーイングの目的・効果

では、シャドーイングは、どのような目的で練習して、英語学習にどのような効果があるのでしょうか?

シャドーイングの目的は「リズムに馴染む」

まず最初に理解していただきたいのですが、シャドーイングは、意味を理解するためにやるのではありません。

耳で聞いた音声を真似することで、英語のリズムに馴染むための「訓練」です。

シャドーイングの目的
英語のリズムに慣れること

そのため「あれ……なんて言っているのか全然わかんないや」と思う必要はありません。

そもそも、「意味をとろうとする」のはやめて、ひたすら聞こえた「」を真似していってください

まさに「影」になったように。

シャドーイングは「聞く」+「話す」に慣れるという効果

英語のリズムに慣れるためにニュースを聞いたり、映画を見たり、という話はよく聞きます。

でも、私は「声に出す」という練習は、それまであんまりやったことがなかったんです。

ここがシャドーイングのポイントなんです。聞くだけでなく、「話すこと」に慣れる効果があります。

はっきり言って、話す力をつけるのに声を出さないなんてありえませんからね。

シャドーイングという練習方法は、「聞く」と「話す」という2つの動作を同時にやるため、脳への刺激も多く効果的なんですね。

参考: 五感を使って英語を覚える? 自分に合った学習スタイルの重要性について

シャドーイングのやり方

ではシャドーイングは具体的にどうやっていくのでしょうか?

そのやり方を紹介しますね。

1教材を用意する

まずは、教材を用意するのですが、教材とは言っても教科書が必要なわけではありません。

必要なのは「音声教材」です。

具体的なオススメはあとで紹介しますが、このようなものが音声教材として向いています。

シャドーイングに適した教材

  • ネイティブスピーカーが話している音声
  • 自然なスピードで話している音声
  • 繰り返し聞けるもの
  • レベルの選べるもの

「最後のレベルが選べるもの」というのはなくても大丈夫ですよ。

2音声を聞きながら真似をする

あとは、音声教材を聞きながら、真似していきましょう

聞こえてきた英語を口で言っている間にも、次の音声が流れてきています。

これは慣れていないと非常に難しいと思います。でも、絶対に慣れてくるので「トレーニング」だと思って続けましょう。

3毎日10分間というルールで継続!

シャドーイングは、考えて理解する「勉強」のようなものではありません。

野球の素振りのようなものです。そのため、毎日の練習が非常に重要になってきます。

そこで「毎日10分間シャドーイングをする!」というルールを決めましょう。

シャドーイングを必ず毎日10分やる!

私の通っていた「発音クラス」の先生の話では、10分間で良いそうです。1日の時間よりも毎日継続することが大切です。

シャドーイングの目的は英語のリズムや言葉の強弱のつけ方に慣れることです。

タカコ

毎日10分間というルールを作ってくり返し続けていると、自分で意識しなくても英語のリズムで言葉が口から出るようになっていきます。

シャドーイングのコツ

では、シャドーイングをやるときのコツをまとめます。

ほとんどの方がまだ「どうやるんだろ?!」と思っていると思いますので!

文字を見ない

まずシャドーイングは文字を見ずにやりましょう。

言葉の意味を理解するのが大切なのではなく、リズムに慣れることが大切なのです(次の項目で説明します)。

ポイントはあくまで耳だけで真似をすること。

音声のテキストは見ずに聞こえた音を聞こえたままに言う。

英語のリズムを意識する

そして、シャドーイングをするときに意識してほしいのは、英語を読むときの「リズム」です。

突然、「英語のリズムを意識しろ」と言われても分からないと思うので、ちょっと解説しますね。

言語にはその言語のリズムがあることを知る

言語にはその言語の特有のリズムがあることをご存知でしょうか?

まさに音楽のリズムのようなもので、日本語には日本語のリズム、英語には英語のリズムがあります。

言語にはその言語のリズムがある!

この「リズム」がその言語のリズムに合っていないと、流暢ではないように聞こえます。

タカコ

発音が合っていても
リズムのせいで伝わりづらいこともあるんです。

たとえばこちらを読んでみてください。

リズムの変な日本語の例

ワターシノーカ・サーワド・コーデスカー

これは「私のカサはどこですか?」を英語のリズムで言っているイメージです。

音声じゃなく文字なので違いますが、ここで言いたいのは日本語を英語のリズムで言われると分かりにくいということです。

カタカナ英語のリズムは伝わりづらい

英語に戻りますが、日本人の話すカタカナ英語は、発音だけでなくリズムも日本語。なので、英語圏の人には非常に伝わりにくいんです。

その英語のリズムに慣れるためにシャドーイングが有効だよということですね。

タカコ

……と英語の発音クラスの先生に何度も言われたことをよく覚えています。

ちなみに先生は「感覚で絵を描くように、リズムを身体で感じて言う」という表現をしていました。

リラックスしてシャドーイングをする

私は、シャドーイングを始めてしばらくして、ある疑問がわいてきました。

それはこちらです。

リラックスすべき?

  • リラックスしながらシャドーイングするべきか?
  • 集中力を高めてシャドーイングするべきか?

一生懸命集中した方が良さそうに思えますが、実は
リラックスした状態でする方がいいんです。

シャドーイングは、リズムを身につけるためのもので、右脳を使うそうで、「考える」よりは「感じる」方が良いそうです。

タカコ

やっていると、つい、がつがつ言葉を追ってしまいますが、そうする必要はないということです!

何かをやりながらするのもオススメ

何かをしながらシャドーイングするのもリラックスできるのでオススメです。

例えば、家事をしながらシャドーイング、これなら、わざわざシャドーイングに時間を取る必要はありませんし、がんばれそうですね。

……といっても、実際やってみると、シャドーイングに気を取られて、家事が全く進みませんが。

タカコ

散歩をしながらとかジョギングをしながらとかは良さそうですね。

とにかく「リラックス」を心がけて続けてみましょう!!

シャドーイングをする時間を優先的に決める

毎日10分間シャドーイングをする!」というルールをご紹介しましたが、「忙しくてその時間が取れない」という方も多そうですよね。

そんなときに継続させるコツは、毎日「やる時間」を決めること。

たとえば、こんな感じで。

練習する時間を決める

  • いつもより10分早く起きてやる
  • 毎日の散歩の時間にやる
  • お昼休みに10分とる
  • 寝る前の10分を使う

とにかく「ない時間の中から10分をひねり出す」のではなく、優先的に10分を確保することが大切です。

あと、リラックスしてやるのがいいので、何かをしながらでいいんです! ぜひ毎日10分というルールを守ってください。

上達をあせらない

シャドーイングを始めてからしばらくは「なかなか上達しない!」と焦るかもしれませんね。

話そうと思って集中すると、言葉が耳に入ってこないし、「少し遅れて」というのも難しいです。

でも大丈夫です。シャドーイングってネイティブスピーカーにとっても難しいんですから。

NHKの日本語のニュースを聞きながらシャドーイングしてみるとよくわかると思います。

慣れていないと日本語でも難しいんです。

タカコ

勉強というよりも、スポーツという感覚で、コツコツやっていきましょう。

半年、1年と続けたら、信じられないほど慣れているハズですので。

シャドーイングにオススメの教材

では、最後にシャドーイングにオススメの教材を具体的に紹介しますね。

ニュースサイト「VOA」

まずは、私が実際に使っていたシャドーイングにオススメのWEBサイトを紹介します。

それが「VOA」というサイトです。

ニュースを英語で言ってくれるのですが、このサイトは難易度のレベルが選べるんです。

使われているボキャブラリーが各レベルによってコントロールされていると思います。

パソコンでアクセスすると、ページ上部の青いバーの部分でレベルが選べますよ♪

上の青いバーでレベルを選択できる
上の青いバーでレベルを選択できる

スマートフォンだと、右上の虫眼鏡のマークの横のオーディオメニュー画面で選べます。

うまく言えなくても、言葉がわからなくても気にせず、続けるようにしましょう。

ニュースで何を言っているのかというのは、このトレーニングではあまり関係がありませんから。

参考: VOA - Voice of America English News

Amazonプライム

音楽を聞くのが好きな方には、洋楽を聞きながらシャドーイングする方法がオススメです。

好きな音楽にはリラックス効果もありますので、うってつけですよね。

そこでオススメなサービスが、音楽聞き放題のAmazon Prime Music。なんと30日間は無料で試せます。

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曲によっては有料のものもありますが、年間4,900円払うだけで音楽を聴き放題になります。

試しに聞いてみて、気に入った曲はどんどんダウンロードして、何度もシャドーイングしましょう。

Amazonプライムなら洋画も

Amazonプライムは、音楽だけではありません。映画も見放題になります。

Amazonの映画などを楽しめる
Amazonで観られるビデオなどを楽しめる

ただ、こちらは音楽よりも無料で見られる作品がさらに限定されてしまいますが。

音楽よりも映画のほうが好きという方は洋画を見ながらセリフをシャドーイングしてみてください。

DUO 3.0

そして、単語帳の『DUO 3.0』を使ったシャドーイング。

『DUO 3.0』はすべての例文を暗記する価値のある単語帳です。

こちらはシャドーイングだけでなく、全部の文章を暗記するのをオススメします。

シャドーイングにおすすめのアプリ

今だと、スマホアプリを使って練習するのもお手軽で良いですね。

シャドーイングにオススメのスマホアプリも紹介します。

1VOA

先ほど、オススメサイトとして紹介した「VOA」ですが、アプリとしてもあります。

iOS版

Android版

2TED

世界レベルの著名人による講演を開催しているTED。その動画がYouTubeで無料で配信されていることは有名ですよね。

実はTEDのアプリもあるんですよ。ぜひお手軽な「TED」のアプリをシャドーイングの教材にしてみてください。

いろんな方が話しているので、じゃっかん聞き取りづらい人、英語もありますが。

iOS版

Android版

さて、今回はシャドーイングについてまとめてみました。

もうしつこすぎるほど言いますが、シャドーイングは勉強ではなく、英語に慣れるためのトレーニングです。

最後にもう一度まとめます。

シャドーイングのコツ

  • 文字を見ないで音だけで真似る
  • 英語のリズムを意識する
  • リラックスする
  • 時間を優先的に決めて毎日10分
  • 上達をあせらない

ぜひ、毎日チャレンジしてくださいね。

最後に

オオカミ

なんか、この記事すごく気に入ったんだけどほかにオススメある?

ウサギ

だったら、「英語の発音のコツのカテゴリ」を要チェックだね♪

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執筆者: タカコ
アメリカ人の夫との結婚を機に渡米。現在は二児の母として英語に囲まれた環境の中で生活。日本語教育に携わっていたため言語への視点が鋭く、元・英会話教師の夫とのやりとりから生まれる記事が秀逸。

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