今回はアメリカの図書館に行ってきました。乳幼児の娘のために英語の絵本を借りてくるためです。
図書館の方に乳幼児にオススメの絵本を聞いてきたのでまとめてみます。
アメリカの図書館に行ってきた
一度近くの図書館に行って以来、雰囲気がとても気に入ったので、ちょこちょこ行くようにしています。
週に一度「story time」という読み聞かせの時間があるので、それに合わせて行っていて、本もできるだけ借りるようにしています。娘に寝る前に読んであげるためです。
娘は1歳5カ月。簡単な言葉や気に入った言葉をたくさん話せるようになってきました。
ところが、図書館にはたくさん子ども向けの絵本があるのですが、どの本が娘の月齢に合ったものなのかが、さっぱり見当がつきません。
日本だと(古いですが)、自分が子どものときに好きだった本だったり、作者の名前でなんとなく見当がつくのですが、アメリカの本についてはまったく予備知識がないからです。
知っているのといえば、「はらぺこあおむし」のエリック・カール氏くらいのものです。
また、娘が図書館の中で歩き回るので、なかなか本を選ぶのに時間が取れません。
そこで、図書館の人に尋ねてみました。
娘は1歳5か月なんですけど、これくらいの月齢でも楽しめる本で、おすすめはありますか?
するといくつか教えてくれました。
乳幼児にオススメの英語絵本
図書館には、アルファベットや数字を教えるような本がたくさんあります。
その中でも彼女がおすすめしてくれたのは、エリック・カール氏の『1, 2, 3 TO THE ZOO a counting book by ERIC CARLE』です。
ネットで調べると、日本語でもあるんですね。「1, 2, 3 どうぶつえんへ」という本です。
数字ときれいな動物の絵があるだけで、文字はまったくありません。
話を自分で作ることができますね。私の場合は、日本語だったり英語だったり、簡単に使い分けられます。
それから、「絵がかわいいし、言葉もシンプル」とおすすめしてくれたのが、Karen Katz(カレン・キャッツ)氏の本です。
アメリカでも人気のようです。図書館には彼女の本がたくさんありました。娘が抜群に気に入った本は『The Babies on the Bus』という本でした。
……というか、あまりに気に入って、3週間の貸出期間を3回連続で借りている状態で、まだこの本とあと1冊くらいしか読めていないんです。
これもネットで調べると、日本でも何冊か発売されているようですね。「はらぺこあおむし」のように、翻訳されているわけではなく、本文は英語のままです。
アメリカでは白黒の絵本も人気
それから、私が偶然見つけて気に入っているのが白地のページに黒い影絵のような絵で、とてもシンプルな本。
アメリカでは、このような白黒の本がたくさんあります。
Tana Hoban氏、Peter Linenthal氏、Claire Garralon氏の絵本なんかオススメです。
これらの絵本に共通するオススメポイントをまとめると次のとおりです。
オススメポイント
文字数が少なくても色が白黒でも、なぜか子どもは満足するので不思議です。「もう1回」と催促してくるくらいです。
Tana Hoban氏の本(「WHO ARE THEY?」は、文字がありません)は、日本でも普通にAmazonなどで買えるようです。それだけ有名なんですね。知りませんでした……。
英語の本を読んであげたいけど、英語に自信がないし……という方にはPeter Linenthal氏の絵本や……
Claire Garralon氏の本はおすすめです。簡単な英語で読みやすいです。
補足: アメリカの図書館事情
まだまだアメリカで絵本を見始めたところなので、私自身、まだまだこれからです。いい本に出合えることを期待したいと思います。
本の話題からはそれますが、私が今通っている図書館、本の貸出期間は3週間、一度に何と50冊も借りられるんです!! 多すぎて管理できないので、もちろんそんなにたくさん借りませんが。
さらに、「renew」といって、借りていた本を借りなおすこともできますし、貸出冊数の範囲内なら、借りた本を返すことなく、どんどん借りていくことができ、それぞれ期限内に返せばいいそうです。
私の住む町には、大きな図書館がダウンダウンに1つあり、郊外に支所のような小さな図書館が地域ごとにいくつかあります。
私もその郊外の小さな図書館に通っているのですが、初めて行った時は、置いている本の半分以上が子ども向けの本(絵本や児童書)だったことに驚きました。
本の数自体もそんなに多くないです。知り合いに聞くと、今は電子書籍が主流になっているらしく、おとなが読むような本は減っているのかもしれません。
まとめ
さて、この記事を書くにあたって、ネットで調べてみたら、アメリカの本も日本で簡単に手に入ることに驚きました。
エリック・カール氏の本のように、本文が翻訳されているのもありますし、Karen Katz氏の本のように、本文が英語のままのものもあります。
紙媒体のものもあれば、なんと電子書籍で買える絵本もあるようで……時代は変わりましたね。
海外のものでも簡単に手に入る世の中です。
そのぶん、日本でも気軽に触れられるので、英語での絵本に挑戦してみたいと思っている方、よかったら参考にしてみてください。
また、アメリカ在住の方で、私のようにどこをどう探していいかわからないという方も、参考にしてみてください。