[書評]『英語はもっと科学的に学習しよう』は英語学習者に道しるべと勇気をくれる一冊

サト

こんにちは、英語の勉強マニアのサトです。

英語の学習法は星の数ほどあります。

わたしが成功した学習法が、他の人に合わない場合も当然あります。

でも、個人差に関係なく外国語を身につける学習法があるとしたら、気になりませんか?

そんな方法が、『英語はもっと科学的に学習しよう』という本で紹介されているので、書評として紹介します。

わたしはこの本を読んで、英語を学ぶ道しるべと、勇気をもらえました。

第二言語習得(SLA)を踏まえた学習方法

この本の特徴は、第二言語習得(以下「SLA」)の研究結果を踏まえて、英語学習の方法を提案している点です。

では、「SLA」とは何なのでしょうか。

かんたんに言うと、人間が外国語を習得するプロセスを研究している学問分野です。

たとえばわたしは高校時代、教科書に載っている例文の暗記をアホほどやったのですが、これが今の英語力の基礎になっていると思っています。

でも、みんながみんなこの方法でうまくいくとは限りません。

暗記するのが苦手な人や、教科書の例文自体が嫌いという人も、もちろんいます。

サト

個人差があるということですね。

その点、SLAでは、個人差に関係なく外国語を身につけるプロセスが分かってきているんだそうです。

これなら、今まで英語学習がうまくいったことがなくても、希望が持てると思いませんか?

しかも、この本では、SLAの理論的な部分よりも、SLAを踏まえて具体的にどう学習すればいいかという点が中心になっています。

なので、実践もしやすいということです!!

キーワードは「大量のインプットと少量のアウトプット」

では、SLAを踏まえての学習法というのは、どのようなものなのでしょうか。

ひとことで言うと、次のとおりになります。

英語の習得には、大量のインプットと少量のアウトプットが大切

これが、正しい英語の学習法(=道しるべ)です。

サト

インプット? アウトプット?

……と思ったかもしれないので、かんたんにまとめます。

  • インプット
    「聞く」こと、「読む」こと
  • アウトプット
    「話す」こと、「書く」こと

言い換えると、たくさん聞いたり読んだりして、少し話したり書いたりすると英語が身につくということです。

ここでのポイントは「話す」「書く」が、「聞く」「読む」より少なくていいということ。

この本には、次のように書いてあります(赤い太字はわたしによる)。

この本の基盤となっている「第二言語習得(SLA)」の分野では、聞くこと(インプット)が言語習得に不可欠である、ということに異論をはさむ研究者はいません。

それに対して、話すこと(アウトプット)の効果については、さまざまな意見があるのです。

英語はもっと科学的に学習しよう』より引用しました

上記の引用部分では「インプット」が「聞くこと」、「アウトプット」が「話すこと」と定義されていますが、本書では読んだり書いたりする学習方法も出てきます。

その上で、著者である白井(しらい)先生は、「大量のインプットと少量のアウトプットが必要」という立場を取られています。理由は、次のとおりです。

アウトプットをするときには細部まで注意が必要なので、インプットを聞くときの効果が、アウトプットをしないときより高まるのです。

「聞いているだけ」だと細かいところがわからなくてもだいたい理解できる場合があるので、そこを「アウトプットで補う」というイメージですね。

この本を読むとわかること

この本を読むとわかることはいろいろありますが、例えば次のようなことです。

この本を読むと分かること

  1. どんな教材が効果的なの?
  2. インプットのやり方は? 同じものを何回も聞いてもいいの?
  3. インプットの素材のレベルや内容はどんなものがいいの?
  4. 「大量のインプットと少量のアウトプット」と言うけど、どれぐらいの比率でやればいいの?
  5. ひとりでもアウトプットをする方法は?
  6. シャドーイングや音読が「アウトプット」にはならない理由は?

どれも大切ですし、気になる内容ですよね。

詳しくは、本書をご覧ください!

……というのもアレなので、1だけ、先生の答えを引用してみますね。

最大限の効果を上げる教材とはどんなもの?

A これはなかなか難しい問題ですが、いくつかの原則はあげられるでしょう。  

(1)大量のインプット理解と少量のアウトプットを保証する。
(2)教材が面白い。内容だけに引かれて、先がやりたくなるようなもの。これは、ストーリーの内容が面白くてもいいし、タスク、活動そのものが面白くてもいい。
(3)続けることが容易なもの。  
(4)文法処理にも注意が向くようになっているもの。

ちなみにこの条件を満たす教材で、個人的にオススメなのは「スタディサプリENGLISH 新日常英会話コース」というアプリです。

「英語学習」に勇気をもらえました

冒頭で、この本を読んで、英語を学習する勇気をもらった」と書きました。

そんな勇気をくれた言葉を3つ、引用してみます(太字はわたしによる)。

外国語を使えることは特別なことでも何でもなく、条件さえそろえば誰でもできることなのです。

現地に行かないと英語は身につかない?

(中略)結論から言うと、留学するかしないかの問題ではありません。どれだけ大量のインプット、少量のアウトプットができるかの問題です。日本にいても、それはできます。

いくつになっても、英語学習を続けている限り上達するか 

A 自信を持ってYESとお答えします。

要約すると、次のとおりですね。

誰でも、どこにいても、いくつになっても、正しい学習を続ければ英語は使えるようになるし、上達もする。

わたしはTOEICで955点を取ったのですが、聞いたり話したりする力はまだまだです。

しかもインドネシアにいて、ふだん使うのはインドネシア語だったりしますし……。

そんなわたしでも、正しい努力を続ければ、英語は上達するということを知り、励まされました。

何らかの理由で英語学習をあきらめた(またはあきらめかけている)としても、ぜひこの本を読んでいただきたいと思います。

サト

また立ち上がる勇気を与えてくれるはずですので!!

この記事では、『英語はもっと科学的に学習しよう』という本をご紹介しました。

この本は、こんな場合にオススメです!

こんな場合にオススメ

  • 英語学習本はいろいろ読んだが、使えるようにならない
  • 英語学習をあきらめた(またはあきらめかけている)

英語学習が、今度こそ成功しますように。

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執筆者: サト
受験英語が大好きで、独学でTOEIC 955点をマーク。現在はインドネシアに移住し、言語の専門家である日本語教師として生計を立てている。英語よりも「英語の勉強」に興味が強く、最近ではオンライン英会話や電子書籍を試すことにハマっている。>>サトについて詳しくはこちら

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