こんにちは、サッシ です。
びっくりした時の「Wow !」とか、おはようの意味の「Good morning」。これって何の品詞なのかご存じですか?
実は、文法上は「間投詞」という立派な品詞の一つなんです。
今回はその種類一覧から使い方まで、英語の「間投詞」を分かりやく紹介します。
英語の「間投詞(感動詞・感嘆詞)」について
間投詞は10種類ある英語の品詞の中の一つです。
まず、英語の「間投詞(感動詞・感嘆詞)」とは何かをかんたんに紹介しますね。
間投詞とは?
間投詞は「喜怒哀楽などの感情」や「あいづち」を意味する言葉と思ってもらえればOKです。
間投詞とは?
「喜怒哀楽などの感情」や「あいづち」を意味する言葉
例えば、以下の例文の「Oh」のように、思わず漏れてしまう「ああっ!」のような言葉を指します。
Oh, what a beautiful morning!
(ああっ、なんて素晴らしい朝なんだ!)
また、以下のような「あいづち」として、間を持たせて会話を滑らかにする役割もありますよ。
Are you free tonight ?
(今夜ヒマ?)
Let me see…
( [考えながら] えーっとね……)
間投詞には「フレーズ」も含まれる
間投詞の種類は「単語」のものと「フレーズ」のものがあります。
2語以上の「フレーズ」も間投詞という一つの品詞と見なすところが特徴です。
「えーと……」という意味の間投詞でも「Well(1語)」のものと、「Let me see(フレーズ)」のように2語以上のものがあります。
2語以上の「フレーズ」としては、こんな2つの種類があります。
フレーズになってる間投詞
- 文法的に成立している …… That’s it! (その通り!)
- 文法的に成立していない …… Good morning(おはよう)・Oh my god(なんてこった)
間投詞を英語でなんて言う?
間投詞は英語で「interjection」と言い、発音は「ìnṭɚdʒékʃən(インタージェクション)」です。
辞書では「interj.」と略語で表されています。
日本語 | 間投詞 |
---|---|
英語 | interjection |
発音記号 | ìntərdʒékʃən |
辞書上での記号 | 「間」や「int.」 |
間投詞は「感動詞」や「感嘆詞」とも呼ばれます。日本語では「感動詞」という品詞として扱われ、英文法では「間投詞」と言われることが多いですよ。
間投詞の使い方
では、間投詞の具体的な使い方を見てみましょう!
……と言いつつ。ハッキリ言って「間投詞に文法上のルールなんて無い」んです、実は。
「人の気持ち」がそのまま表現される言葉なので、「活用」も無いし、「置かれる位置・順番」にも論理的な規則は何もありません。
ただ、その人の感情がポンっと出てくる表現なので、文の先頭に置かれることが多いですね。
C’mon (Come on), we are friends, huh ?
(おいおい、ボクたち友達だろ~?!)
間をつなぐ場合は、以下のように文中に置かれますよ。
He’s a bit, you know, awkward.
(彼ってちょっと、ほら、不器用だよね)
感情のままに、自然な位置で使ってくれればOKです!
間投詞の種類一覧
最後に、間投詞の種類や一覧を紹介しますね。
間投詞は人の気持ちをそのまま表すものなので、かなりの数が存在します(どの言葉を間投詞とみなすか、定義がハッキリしないくらいです)。
以下に、代表的な「間投詞」をほんの少し紹介しますね。
Aha / Ah-ha | ふーん |
---|---|
Bingo ! | その通り! |
Boo | ブーイング、「ばぁ!」 |
Congratulations ! | おめでとう! |
Excuse me | すみません |
Let me see, Let’s see | えーと |
meow meow | ネコの鳴き声 |
Okey ! | 了解! |
Oh | おぅ |
Really ? | 本当に? |
Ta-dah ! | ジャジャーン! |
Ouch ! | 痛っ! |
Shhh ! | シー(静かに!) |
一覧にするとルールがなさそうに見えますが、大きく分けるとこのようなものがあります。
くわしくは下記記事にまとめていますので、ぜひご覧くださいね。