
こんにちは、英語の勉強マニアのサトです。
英語の勉強をしていて、意味を調べるときに使うのが辞書です。
今ではこの2つが存在しますよね。
2つの辞書
- 紙の辞書
- 電子辞書
今回は英語の勉強大好きなわたしが紙の辞書と電子辞書を比較してみます。

紙の辞書と電子辞書の比較
紙の辞書と電子辞書の比較、ということですが、比較のポイントは、次の5つです。
比較ポイント
- 値段の安さ
- 検索のしやすさ
- 一覧性のよさ
- 書き込みのしやすさ
- 持ち運びのしやすさ

では、1つ1つを見ていきましょう!
値段の安さ
まず、辞書の値段ですが、電子辞書よりも紙の辞書が圧倒的に安いです。
ちなみに、中学校のときに使っていたジーニアス英和辞典は4千円以内で買えます。
紙の辞書の方が安い
紙の辞書だとだいたい、1冊数千円ですからね!
電子辞書ではありえない値段です。
電子辞書の値段は1万円程度から
片や「電子辞書」の値段ですが、Amazonの売れ筋の電子辞書を見ると、カシオのお手頃価格なやつが7,500円程度で一番安いです。
その次に安いものは一気に20,000円を突破してました。
同じカシオでも、4万円近くするものもあります。
電子辞書はいろんな辞書がセットになっている値段なので高い
紙の辞書は欲しい辞書だけをピンポイントで買えるので、その点でも安くつくことになります。
どういうことかというと、電子辞書だと1つの辞書の中に自分が使わない辞書が入っていて、その分お金を払っているということなんです。
わたしの電子辞書には、なんと100点もの辞書が入っています。

絶対、そんなに使われへん!
実際にインドネシアで日本語を教えているわたしですら、使っているのは、せいぜい10点程度。普通はこんなに使いません。
ちなみに、わたしの電子辞書に入っている辞書を少しだけ紹介するとこんな感じです。
英語の辞書
- ランダムハウス英和大辞典
- オックスフォード現代英英辞典
- ジーニアス英和辞典
- プログレッシブ和英中辞典
- 英語類語辞典
日本語の辞書
- 精選版 日本国語大辞典
- デジタル大辞泉
- 明鏡国語辞典
- 漢字源
- NHK日本語発音アクセント辞典
実はこの電子辞書、『NHK日本語発音アクセント辞典』がほしくて買った感じだったのですが(笑)。
「電子辞書は高い」と書きましたが、視点を変えて1冊分の値段で換算すると電子辞書のほうが安いということになりますよー。
検索のしやすさ
次に、検索のしやすさですが、これは言うまでもなく電子辞書のほうが上でしょう。
くわしく説明しますね。
「後方一致」での検索
キーワードを入れればサッと調べたい単語にたどり着けますし、後方一致でも検索できます。
後方一致というのは、たとえば、「tion」と入れると、「tion」で終わる単語を探せるということ。例えばこういう単語ですね!
「tion」の付くことば
- communication
- immigration
- station

これ、紙の辞書では絶対ムリです。強いて言えば、「逆引き辞典」を購入する……という手もありますが、そんなマニアックな辞書をわざわざ買うなんて(笑)。

ラップの歌詞で韻を踏むときとかに便利?
説明内のことばも瞬時に調べられる
ちなみにわたしの電子辞書では、辞書の説明にあることばもすぐに調べられるようになっています。
たとえば、わたしの名前「サト」と検索したらこんな意味が書かれていたとします(←もちろん書かれていませんよ!)。
こんな言葉があったとする
【サト】
おろか。あほう。ばか。
「サト」の意味のところに書いてある「おろか」「あほう」「ばか」という単語をクリックすると、それらの意味も一瞬で調べることができるんです!

このスピード感、たまりません。

ちなみに、インターネットページのリンクと同じですね。「名詞」、「形容詞」、「動詞」のようにクリック1つで詳しく調べられますから。
紙の辞書で早く調べるには訓練が必要
あ、そうそう。わたし、その昔、先生にこんなことを言われた記憶があります。

紙の辞書でも、訓練を積めば早く探せるようになるぞ
ただ、すでに電子辞書を使っていたわたしは、その訓練をする気も起こりませんでした(笑)。
一覧性のよさ
それから、辞書ページの一覧性のよさです。この項目では、紙の辞書の圧勝になりますね。
「一覧性のよさ」って何?……という声が聞こえてきそうですね。
これは、いろいろな単語が1ページに載っていて、見渡せるということです。


調べたもの以外の単語も目に入ってくるので、ついでに覚えられる可能性もありますね。
わたしの電子辞書も、1画面で何語か見られることもあるのですが……。
文字通り「何語か」というレベルですし、1語の説明が長い場合だと、それだけで1画面埋まってしまいます。
それに対し、手元にある紙の辞書だと、何十という単語が1ページで見られます。
もはや異次元です。
書き込みのしやすさ
書き込みのしやすさも、紙の辞書に軍配が上がります。
電子辞書でも書き込み(手書き入力)ができるものもありますが、全部ではありません。
また、書き込むときには画面のここを押して、次にそこを押して、と何段階かのプロセスがあり、正直めんどくさそう。

その点、紙ならササッと書き込めますからね。
持ち運びのしやすさ
最後に、持ち運びやすさの比較です。持ち運びやすいのは圧倒的に電子辞書です。
しかも紙の辞書なら、英和辞典と和英辞典と国語辞典……のようにバラバラに持ち運ばないといけません。
辞書を3冊も持ち歩くとなると、恐ろしいほどの重さになってしまいますよね……。
ところが、電子辞書なら1つの端末に辞書が100冊分入っても重さは変わりません。
というか、紙の辞書1冊より、わたしの持っている電子辞書のほうが軽いです。
参考までに、こちらに紙の辞書、電子辞書および、スマホの重さを比較しています。だいたいの重さなので、ご参考程度に!
辞書の種類 | 重さ |
---|---|
紙の辞書 | 約 700g |
電子辞書 | 約 300g |
スマホ | 約 200g |
結局のところ紙の辞書・電子辞書のどちらがオススメ?
というわけで、5つの項目で比較してきましたが、けっきょくのところどちらがオススメなのでしょうか?
紙の辞書・電子辞書比較のまとめ
結果を表にまとめてみると、次の通りになりました。
紙の辞書 | 電子辞書 | |
---|---|---|
値段の安さ | ○ | × |
検索のしやすさ | × | ○ |
一覧性のよさ | ○ | × |
書き込みのしやすさ | ○ | × |
持ち運びのしやすさ | × | ○ |
3勝2敗で
紙の辞書の勝利!
……なのですが、個人的には電子辞書派です。
個人的には電子辞書派
わたしが電子辞書派である理由をまとめます。
電子辞書派である理由
- 書き込みはもともとしないので不要
- 一覧性もなくても困らない
それよりも、検索のしやすさだけでも、電子辞書を使う価値があると思っています。
20年ほど前、わたしは、電子ブックリーダーというものを使っていました。

これは電子辞書のようなものなのですが、辞書並みに重く、辞書並みに厚いという代物……。
それでも、検索の早さを重視して使っていたんです。重さを犠牲にしてまでも「検索性」というのは大切です。
最終的には「スマホの辞書アプリ」に行き着いた
そして、電子辞書歴の長いわたしですが、最終的にはスマホの辞書アプリに落ち着きました。

スマホのアプリなので、電子辞書の一部になりますね。でも、ある意味、紙の辞書でも電子辞書でもない第3の辞書とも言えるかも。
検索の早さと持ち運びやすさを兼ね備えているのは言うまでもありません。

その上、使いたいものだけ買えるという利点まで兼ね備えているんです!

電子ブックリーダーを使っていたときのわたしに、スマホの辞書を見せてあげたい気分です。
スマホを持っていない方なら仕方ないですが、わたし的に今後はスマホの辞書アプリ以外の選択肢は無いです。
この記事では、紙の辞書と電子辞書を比較してみました。
ご自身に合う方を選んで、ぜひ英語学習にお役立てください!

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