10月31日はハロウィンですね。
日本でも最近では、仮装したりイベントのようなものがあったりと、少しずつ浸透してきています。
「でもやっぱりよくわからない」という方に、今回はハロウィーンを子どもさんと一緒に楽しめる『おさるのジョージ』のDVDを紹介します。
目次
「おばけ伝説のなぞ」は1時間のスペシャル版
『おさるのジョージ』では、普段は30分くらいの番組の中で、2つの短編のエピソードを放送しています。
今回紹介するのは、1時間のスペシャル版で、タイトルは『おさるのジョージ おばけ伝説のなぞ』です。
毎年ハロウィンに起こるちょっと変わった事件の謎を解く、というお話です。
「おばけ伝説のなぞ」のオススメポイント
さて、このお話がなぜおすすめなのか、なのですが、単純に話がとてもおもしろいからです!! 大人から子どもまで、1時間存分に楽しめます。
音楽も軽快なものが多くていいです。
うちの娘は、1歳くらいになったころからしょっちゅう見ていますが(季節は完全に無視)、いつも体でリズムをとっています。
ストーリーも、ハロウィンだけに、怖いのでは? と思う方もいるかもしれませんが、怖さや不気味さに焦点を当てた場面は少なく、小さなお子さんでも楽しめると思います。
それに、アメリカでのハロウィンの楽しみ方が随所に見られます。
ジョージからハロウィンの楽しみ方を学べる
パンプキンをくりぬいてランタンを作ったり、家を飾りつけしたり、仮装したり。
これを見て、私は「あぁ、深く考えずにハロウィンを楽しんでいいんだ」という気持ちになりました。
ハロウィンは、もともとはとても宗教色の濃い、ケルト人(アイルランド)のお祭りでした。
現在のアメリカでは、そういったことはほとんどなく、大人も子どもも楽しむイベントになっています。
そう、楽しめばいいんです!!
アメリカでも人気の「おさるのジョージ」
『おさるのジョージ』は、日本でもEテレで人気です。アメリカでももちろん人気があります。
オリジナルの英語版では『Curious George(知りたがり屋のジョージ)』というタイトルです。
Get out and enjoy #screenfreeweek! Might we suggest a visit to @HarvardSquare? pic.twitter.com/N3M7JmYuM4
— Curious George Store (@CuriousGeorgeSt) May 6, 2014
その中の1つに子ども向けの番組を提供してくれるチャンネルがあり、そこで平日は1時間半(午前中30分、午後再放送を含め1時間)見ることができます。
早朝から夕方まで子ども向けの番組ばかりしていて、日本でいう「Eテレ」のような感じですが、たぶん、この『Curious George』が、1日のうちで一番長く放送されています。
それだけアメリカでも人気が高いんですね。
最初はそれほどでなくても、見ているうちに、大人でもジョージのかわいらしさに夢中になってしまいます。
まさに私がそうでした。
英語の勉強にもおすすめです
この「おさるのジョージ」ですが、英語の勉強にもおすすめします。
子ども向けの番組なので、誰でも楽しむことができます。
子どもには見せたくないような場面や、聞かせたくないような言葉はまったく出てこないので安心です。
失礼にあたる言葉も出てこないので、身につけた英語のフレーズや言い回しは、大人でも場面に関係なく使うことができます。
それに、会話も長くないし、言葉もそんなに難しくありません。
英語音声と英語字幕で見るのがオススメ
DVDがあれば、慣れるまで英語音声と英語字幕にして見てみるのもいいですね。
字幕や音声を切り替えることによって、「あぁ、英語ではそう言うんだ」とわかることもあります。
英語が苦手な方でも、少しでも何を言っているのか聞き取れたら、うれしいと思いますよ。
特に大人になってからの英語の勉強って、そういうものだと思います。「おぉ! やった! 聞き取れた!!」「わかった!!」のような喜びがあるから、続けられます。
私は、英語版で大まかなストーリーを理解していました。
でも改めて字幕で見てみると、ちょこっとしたところで韻を踏んでいるのがわかったりして、もっと深く楽しめました。
参考: 私が『おさるのジョージ』を安心して子どもに見せられる理由 | ヨッセンス
英語版ジョージはナレーターが男性
英語から日本語の翻訳は、かなり忠実に訳されています。
英語版であろうと日本語版であろうと、そんなに違いはないと思うかもしれませんが、違う部分もあります。
まず、通常の放送でもそうですが、日本語版では、ナレーターが女性なんですね!!
実は、これに私は一番びっくりしました。
しかも声が歌手の岩崎良美さんなんですね。聞き覚えのある声だと思ったら、アニメ『タッチ』の歌を歌っていた方です。豪華なキャスティングです!!
でも、英語版では男性なんです。男性のナレーターに聞き慣れていたので、初めて見たときは、「えぇー!!」と。
固定観念ってすごいですね。
ちなみに、岩崎さんは、通常放送されている日本語版の歌も歌われていますが、英語版では男性が歌っています。
それがどうした? と思われる方もいるかもしれませんが、男性か女性かだけでも、雰囲気がぜんぜん違いますよ。
ジョージの声は吹き替えなし
それから、登場人物の発話は、もちろん吹き替えられているのですが、ジョージだけはそのままです。吹き替えられていません。
ジョージは聞き取れる言葉をしゃべらず、黄色い帽子のおじさんなど、ほかの登場人物が、その(よくわからない)言葉を理解することが多いです。
ONE. MORE. DAY. #Christmas #StayCurious pic.twitter.com/UdcjjQcRqR
— Curious George Store (@CuriousGeorgeSt) December 24, 2015
日本語で聞いていると、頭が日本語のチャンネルなので、なかなかわかりません。
でも、英語で聞いていると、ジョージが英語で「それらしい」言葉を言っていることがあるのがわかります(いつも英語に聞こえるわけではありません)。
たとえば、「Bye~」や「See you~」などのちょっとした言葉や表現です。
それから、日本語で「困ったな」「しまった」というときに使う「あーあー」と言う言葉、英語では「オッオー」という音で表します。
この「オッオー」も、ジョージの声は吹き替えられていないので、日本語版でも「オッオー」です。日本語にはない表現なんですけどね。
こんな感じで、日本語版だとさらっと流されがちですが、英語版だと「あ、今しゃべった!!」とわかって、より楽しめると思います。
ピスゲッティはイタリア語なまりの英語
あと、よく登場するイタリア料理店のシェフのピスゲッティさんも、英語版ではイタリア語なまりの英語を話します。
時々簡単なイタリア語も混じるくらいです。
実際、アメリカにはいろんな人種の人たちがいて、それぞれなまりを持っています。
ご近所さんが数人集まると、こんな感じで、いろんななまりが飛び交うんです!
まとめ
いかがでしたか?
コミカルでかわいらしい「おさるのジョージ」のハロウィンのストーリー、子どもさんと一緒に楽しんで、今年のハロウィンをすごしませんか?
私も、今年は娘が初めて「Trick or treat(トリック・オア・トリート)」をするので、仮装のコスチュームを急いで制作中です。
ということで、「HAPPY HALLOWEEN」!!
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