今回は英語の勉強に大切な「継続すること」についてです。
「英語の勉強が続かない」という悩みを持つ人、多いですよね。
それを解決するには「テレビを見る」のような「報酬」が手っ取り早く得られる「悪癖」をやめることが肝心です。
そして、悪癖に使っていた時間を英語の勉強の時間に置き換えるのです。
今回は『やめられなくなる、小さな習慣』という書籍を読んで、英語の勉強を継続するために大切だなと思ったことをまとめました。
英語の勉強を継続させるのは難しい
この記事を読んでいるということは、英語の勉強を頑張りたいと思っているということですよね?
そして、英語の勉強に大切なことが「勉強を継続させること」であることも分かっているハズです。
でも……
英語の勉強を継続させるのが難しい……
ホントに思います。なんで英語の勉強を継続させるのって、こんなに大変なのでしょうか?
習慣化に大切なのは報酬
こちらの佐々木正悟さんの著書『やめられなくなる、小さな習慣』にその答えがありました。
本書では「習慣化に最も大切なもの」として「あるもの」が取り上げられています。
それは「報酬」です。
報酬と聞くと「お金」を連想しますが、もっと広い意味での報酬ですよ!
たとえば、「TOEICで800点を取る」のようなものがここで言う「報酬」に当たります。
本書によれば、この報酬があまりにも遠い(到達するまで時間がかかる)ことが、英語学習の継続を妨げているとのことです。
つまり、習慣化させるためには「報酬をもっと近くする」ことが必須条件になります。
ではどのような「報酬」が必要か?
では、「遠い報酬」をいかに「近く」するということに関してですが、本書ではそのための方法としてまずは「悪癖をやめること」について強く書かれています。
「え? なんの関係が?!」と思ってしまいそうですが、実は関係あるんですよ(説明が複雑なので本書を読んでほしいです)。
たとえば「悪癖」にはこのようなものがありますよね。
悪癖って?
- 喫煙
- 飲酒
- 遅い時間に寝る
- SNS
- ネットサーフィン
- テレビ
- ゲーム
「英語の勉強」が報酬を得るまで時間がかかるのに対して、これら「悪癖」は報酬を得るまでに時間がかからないのです。
お酒にしても、「SNS」にしても、「嫌なことを忘れることができる」「ストレス解消になる」という報酬が一瞬でもらえます。
だからこそ、すぐに手が伸びてしまうんです。「悪癖をやめられない」……言い換えると、悪癖を継続させてしまうわけです。
「悪癖に手が伸びること」はすなわち、英語の勉強をする時間が奪われることを意味します。
ただでさえ忙しい毎日。どうやって英語の時間を見つけたらいいの?……という方は真っ先に「悪癖」を見直してみましょう。
悪癖を淘汰すればすべては解決する?
では、悪癖を淘汰すればすべては解決するのでしょうか?
答えはイエスです。
もちろん、「悪癖をやめれば英語学習が続く」という単純なものではありませんが、「イエスに繋がる」と断言できます。
著者の佐々木正悟さんの場合、「糖分を摂取」することが引き金になって、そこからアトピーの状態がひどかったそうです。
つまり佐々木さんにとっての最も悪の根源は「糖質」だったわけです。
その「悪癖」を淘汰することによって、すべての習慣が改善され、「報酬」が得られ、良いことが連鎖反応を起こすようになったそうです。
「連鎖反応」についてが、この書籍の中でのキモで、多くの方が衝撃を受けるところでしょう。
わたしにとっては目からウロコで、自分の成功体験を思い起こせば、すべてこの本に書かれていることが適応されていました。
英語学習を継続させたい人は必読です!
本書をオススメするのは、英語学習に取り組んでいるけど、どうしても3日坊主になってしまう人。
この本では具体的な「やめるべき悪癖」、そしてその代わりとしてやるべき「早寝」について書かれています。
疑わずに実践することで、英語の勉強の継続だけでなく、ほかの生活のすべてのクオリティが上がります(早寝は、わたしも知らずに実践していたので、納得です)。
本書では、「早寝」をすることによって得られること、連鎖反応について分かりやすく書いてくださっています。
英語学習が続かない方、継続のコツを知りたい方はぜひ読んでみてください。
行動する前段階でとりあえず、この書籍の内容を「知っておく」だけも人生は変わりますよ。
ターゲットが絞られているので1時間で読めるはずです!
まとめ
さて、今回紹介した佐々木正悟さんの著書『やめられなくなる、小さな習慣』ですが、佐々木さんの徹底ぶりに衝撃を受けました。
非常に読みやすい本ですので、サクッと読んで、サクッと人生を変えちゃいましょう。
その気になればすぐに実行できることばかり書かれているので。