英語で「お土産」を渡すときに何て言うの? 文化の違いも知っておこう!

はつ

こんにちは、人生の半分をオーストラリアで過ごしている はつ です。

海外に渡って初めて会うホストファミリー。海外出張に赴いて初めて会うビジネスパートナー。果たしてお土産を渡す際に何と言ったら良いのでしょう?

実は私も初めてオーストラリアに来たとき、お土産に関してはいろいろと驚いた経験や肩透かしを食らったことが幾度となくありました。

今回は日英語間でのお土産の意味の違い、そして実際にどんな英語のフレーズを言ったら良いかについてご紹介します。

「お土産」は英語でなに?

さて、英語で「お土産」にあたる英語はなんでしょうか?

Souvenir(お土産)

一番有名なのが「souvenir」という単語です。

これを、オックスフォード辞書で「souvenir」を見てみるとこのように書かれています。

A thing that is kept as a reminder of a person, place, or event.

人、場所、もしくは出来事の思い出の品」という意味合いが強いですね。

つまり、「souvenir」は旅行などで買ってくる「お土産」のことを呼ぶのです。

旅行先の名産品を配るという「風習」がない

「Souvenir」という言葉を紹介しましたが、注意しておきたいことがあります。

実は西洋文化には、「旅行に行って名産品を買って来て友達や職場へのお土産にする」という習慣が基本的にありません

プレゼント用の手提げ袋
プレゼント用の手提げ袋

親しい親類に対してお土産を買うことはありますが、仕事場へのお土産を買って帰るケースは日本に比べて圧倒的に少ないです。

しいて言うなら?

オーストラリアの場合、お土産にあたるものといえば、強いて言えばこちらでしょうか?

お土産といえば

  • お土産話
  • スマホで撮った山ほどの写真

仲良しの同僚が海外旅行から帰ってきた際、お昼休みに「旅行の写真を見せてあげる」と申し出てくれた時には「ちょっと待って、まずコーヒーを淹れるから」と時間をかけてシッカリと話を聞く準備をしてから臨みます

Present/Gift(手土産)

では、友人宅に夕食に招かれたときに持っていく「手土産」は英語でなんと呼ぶのでしょうか?

たとえば、お礼と感謝も兼ねてワインを持っていったとき。この場合は「souvenir」とは呼びません

ワインをお土産に持っていくことも
ワインをお土産(→プレゼント)に持っていくことも

「souvenir」ではなく「present」や「gift」のほうが合っています。

2つの単語の違いはこちらです。

2つの違い

  • present …… 一般的な贈り物
  • gift …… 改まった機会での贈り物

日本語の「お土産」という言葉は英語よりも広い意味を持っているということですね。

海外に行ったときのお土産はいつ渡す?

今度は、日本から海外に渡ったときに渡すお土産について考えてみます。

お土産は「贈り物」
お土産は「贈り物」

たとえば、ホームステイが決まってオーストラリアに1週間滞在するとします。

では、いつどのタイミングでお土産を渡すのがいいのでしょうか?

通常は「終盤」にわたす

日本人なら「お世話になるのだから、行ったらすぐにお土産を渡さないと」と思いがちです。

でもオーストラリアをはじめ、西洋では、訪問していきなりお土産を渡す習慣がありません

なので渡すなら、そのイベントの終盤に渡します。例えばこちら。

「イベントの終盤」とは?

  • ホームステイならその最後の日
  • ディナーに呼ばれたら、その帰り際(ワインなど飲食できるものの場合は最初に渡す)

個人的には初日に渡すのをオススメ

はつ

……なのですが!

私はあえて最初にお土産を渡してアイス・ブレーカー(会話のキッカケ)にするのをオススメします。

例えば日本の伝統工芸品なら、それにまつわる歴史や使い方を説明することで会話が弾みますよ。

「お土産を渡す際」に使う英語表現

お土産を渡す際に、日本語ならこちらのように言いますよね。

日本語の場合

  • コレはつまらないものですが、どうぞお納め下さい
  • お口に合うか分かりませんが、どうぞおひとつ召し上がって下さい

ところが、英語にはそういった「謙遜」した言い回しはありません。

では、英語ではどのような表現を使えばいいのでしょうか?

プレゼントを贈るイベントの場合

オーストラリアでは、季節のイベント的な日にプレゼントを渡すことが多いです。

誰かに贈るカード
誰かに贈るカード

たとえば誕生日、バレンタインデー、クリスマスにはそれぞれ次のようなフレーズを使います。

イベントのときのフレーズ例
誕生日 Happy birthday !
バレンタインデー Happy Valentine’s day !
クリスマス Merry Christmas !
※ 親類が集まってのディナーでプレゼントを渡す際には言うが、子供にはサンタさんから、ということで直接言わない(クリスマスイブにクリスマスツリーの下に置いておく)

日本語では「おめでとう」を使いそうですが、年中行事を祝う言葉は「Happy〜」を使います。

感謝の気持ちを込めて渡すときの表現

じゃあ、それ以外の状況でプレゼントを渡すときに何て言ったらよいでしょうか?

ここでプレゼントを渡す時に言えるカンタン、かつ万能なフレーズをご紹介しましょう!

そのフレーズとは「Thank you very much for 〜」です。

例えばホームステイをしたなら、このように言います。

オオカミ

Thank you very much for having me as a part of the family.
(家族の一員として私を迎え入れてくれてありがとう)

ディナーに招待してもらったなら、こんな感じ。

ウサギ

Thank you very much for inviting me to the dinner.
(ディナーに呼んでくれてありがとう)

実はですが、教科書で教わる英語「Thank you very much」は日常的にはそれほど使われません。

でも、真摯な感謝を伝えるのにバッチリなフレーズなので、こういうシチュエーションではかえって効果的です。

ここぞとばかりにガンガン使いましょう。こちらの記事もご参考に。

ちょっとした小物を渡したいときの表現

大層な贈り物ではなく、ほんのちょっとしたものを渡したいときに使うフレーズはこちら。

オオカミ

Here’s a little something for you.
(これ、ちょっとしたものですが)

例えばキーホルダーや、こよりの付いた五円玉(ウケが良いです)といった類いのものを渡すときに使えます。

「Something」とは贈るものを指しています。あえて「何か」という表現でオーケーなので、何を贈るのでもこのフレーズが使えます。

ほかにもこちらの表現も有名です。

ウサギ

Hope you like it !
(気に入ってもらえるとうれしいな!)

「Hope you like it」は主語の「 I 」が省略された言葉です。

プレゼントを渡したあとの英語表現

最後に、プレゼントを渡したあとに使われる英語表現も見てみましょう。

「気を使わなくていいのに!」という表現

オーストラリアでプレゼントを渡した際、よく言われるのがこちら。

オオカミ

Oh, you shouldn’t have.
(気を使わなくてもいいのに)

謙遜していますが、
ちゃんとプレゼントは受け取ってくれるので大丈夫です。

「プレゼント開けてもいい?」という表現

そして、それに続いてのフレーズに驚くかもしれません。

オオカミ

Can I open it ?(プレゼントを開けてもいい?)

「え?! 目の前で開けるの?!」と、ひるんではいけません

日本の場合、お土産をもらったらその場で開けるのは失礼ですが、こちらではプレゼントをもらったその場でプレゼントを開けます

はつ

開けることで、より一層感謝を伝えるという習慣があります。

「開けていい?」と言われたときの返事は?

なので「Can I open it ?」と言われた際はこのように言いましょう。

ウサギ

Please.
(どうぞ)

オオカミ

Sure.
(もちろん)

なお、包み紙を乱暴にビリビリと破いて開いてもギョッとした表情にならないようにしましょうね。

これは大人から子供まで当たり前にやります(笑)。

日本とオーストラリアのお土産に関する習慣と常識はずいぶんと違うと思います。

おさらいですが、日本からのお土産を渡す際には次のフレーズを覚えておきましょう。

まとめ

  • お土産を渡すとき …… Thank you very much for 〜
  • ちょっとしたものを渡すとき …… Here’s a little something for you.
  • 「Can I open it ?」と言われたら …… にこやかに「Please」か「Sure」

もし英語が上手く言えなくても、プレゼントを渡したならきっとこちらの心はくんでくれます

そんな心のコミュニケーションも大切にしてゆきたいものですね。

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オオカミ

なんか、この記事すごく気に入ったんだけどほかにオススメある?

ウサギ

だったら、「日本語と英語で違うのカテゴリ」を要チェックだね♪

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執筆者:
人生の半分をオーストラリアで過ごした経験からネイティブレベルで英語を操る。現在はメルボルンで言語の専門家である日本語教師として生計を立てる。2013年に世界から「グーグル認定教師」として50名のひとりに選出された教育のプロ。>>はつ について詳しくはこちら

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