TOEICの申し込みについて、次のような疑問を持っていらっしゃるかもしれませんね。
よくある疑問
- TOEIC申し込みにはどんなステップがある?
- 申し込みの前後に、準備したほうがいいことは?
この記事では、TOEIC申し込み前の準備・申し込みの手順・申し込み後の準備について解説します。
目次
TOEIC申し込み前の準備
TOEICに申し込む前に、次の3つの準備をしておくことをおすすめします。
TOEIC申し込み前の準備
それぞれ、補足します。
申し込み期間の確認
まず、TOEICの申し込み期間を公式サイトで確認しておきましょう。
あたりまえですが、申し込み期間を過ぎると受けられません。
TOEICには次の5種類があり、実施される頻度も申し込み期間もそれぞれ違うため、公式ページで確認してください。
厳密には「TOEIC IPテスト」もありますが、個人で申し込める試験は5種類です。
公式ページには受付中の試験はもちろん、次回の試験日程や申し込み期間も載っていますよ!
申し込み期間のリマインダーメール登録
「次回のTOEICは2週間後なので間に合わない!」という場合は、次の次の試験を目指しますよね。
そんなときは、公式サイトからリマインダーメールに登録しておきましょう。
登録すると「申し込みが始まります」のようにメールで知らせてくれます。
たとえば、申し込みが始まったときに届いたメールがこちら。
さらには、締め切り間近にもメールが届きます。複数回届くので、見落とす可能性も低いでしょう。
ぜひ公式サイトからリマインダーメールへの登録をおすすめします!
本人確認書類に関する準備
TOEIC当日には本人確認書類の提示が求められるので、書類の準備もしておきましょう。
念のため、お手持ちの本人確認書類が使えるかどうかもチェックです。
TOEICの本人確認書類には顔写真が必須なので、たとえば健康保険証や住民票では受験できません。
公式サイトには、次のように書いてあります。
認められる本人確認書類(日本で発行の有効期限内・顔写真付の原本)
※下記の書類以外は認められません。必ずいずれかをお持ちください。
※原本のみ有効です。原本をコピー・撮影したものは認められません。IIBC(TOEICの運営団体)公式サイト
- 運転免許証
- 学生証/学生手帳/生徒手帳(デジタル学生証も可)
- パスポート(パスポートは海外発行も可)
- マイナンバーカード(個人番号カード)
- 住民基本台帳カード
- 在留カード
- 特別永住者証明書
- 仮運転免許証
- 運転経歴証明書
- 障害者手帳(身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳)
気をつけたいのは、申し込みの段階では本人確認書類が不要であること。
なので、申し込みはできても、当日に本人確認書類が提示できず、受験できないケースも考えられます。
また、本人確認書類があっても、有効期限が切れていたらアウトです。必要なら、更新しておきましょう。
本人確認書類に不備があると、受験できないだけでなく、受験料も返ってきません……。
「TOEIC Listening & Reading Test」申し込みの流れ
ここでは、「TOEIC Listening & Reading Test」に申し込む際の流れを解説します。
「TOEIC Listening & Reading Test」申し込みの流れは、次の6ステップです。
「TOEIC Listening & Reading Test」申し込みの流れ
「TOEIC Listening & Reading Test」以外の試験も申し込みの流れは基本的に同じです。
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
会員登録
まず、会員登録をする手順を紹介します。
公式サイトにアクセス
会員登録のために公式サイトにアクセスしましょう。
規約に同意
会員規約を読んだ上で同意します。
すると、会員登録フォームが出てきます。
登録フォームに入力
出てきた登録フォームに入力しましょう。
記入項目はたくさんありますが、入力が必須なのは、次の9項目です。
入力が必須の項目
- 氏名(漢字またはアルファベット)
- 氏名(カナ)
- 氏名(ローマ字)
- 生年月日
- 性別
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス
- ログイン用パスワード
ちなみにTOEICでは「旧姓」は使えないようです。戸籍上の氏名で申し込む必要があります。
「次へ進む」をタップ
入力が終わったら、「次ヘ進む」をタップ。
登録内容の確認
次の画面で登録内容を確認します。
「次へ進む」をタップ
内容に問題なければ「次へ進む」をタップしましょう。
これで会員登録が完了しました!
会員登録をしてすぐに申し込む場合は、画像の「テスト申し込み」(オレンジ色のボタン)をタップしましょう。
すぐに次の「試験の日程や会場の選択」に進めます。
試験の種類や日程の選択
申し込みのできる時期になったら、「テスト申し込み」のページにアクセスして、試験の種類や日程を選びましょう。
5種類あるTOEICの中から選ぶ
日程の選択の前に、まずは5種類あるTOEICの中からどれに申し込むか選びます。
わたしは「TOEIC Listening & Reading Test」の「受験申込」ボタンをタップしました。
日程(試験回)を選択
次に、日程(試験回)を選択しましょう。
同じ日に2回TOEICが行われる場合は、午前か午後か確認して「申込」ボタンをタップします。
日程を再確認し「受験申込」をタップ
日程がデカデカと出てくるので再確認。
間違いなければ、「受験申込」(オレンジ色のボタン)をタップします。
「申込から結果確認までの流れ」の確認
次に、「申込から結果確認までの流れ」が出てきます。
STEP1からSTEP7まで、そこそこの情報量がありますが、よく読んで「次へ進む」をタップしましょう。
「受験要領」の確認
「申込から結果確認までの流れ」を確認したら、次は「受験要領」の確認が待っています。
この「受験要領」、全部スクショを撮ると20枚ぐらいになりました……。
とはいえ、次のような重要な情報があるので(面倒でも)目を通しておきましょう。
「受験要領」の情報(例)
- 受験票発送のタイミング
- 試験当日のスケジュール
- 試験当日の持ち物
わたしも読み飛ばしたくなりましたが……がんばって読みました!
「受験要領」を確認したら、一番下の「同意する」をタップします。
次はいよいよ、申し込みフォームの登場です!
申し込みフォームに記入
ここでようやく申し込みフォームに記入します。
申し込みフォームに入力
では申し込みフォームに入力していきましょう。
入力する項目は、次のとおりです。
申し込みフォームの入力項目
「プライオリティサポート」については、公式サイトに次のとおり書いてあります。
障がいまたは健康上の理由により個別の配慮が必要な方は、プライオリティサポートのご依頼をいただくことで、ご希望に沿った受験環境を可能な範囲でご用意いたします。
IIBC(TOEICの運営団体)公式サイト
また、個人情報(氏名・住所・電話番号など)は会員登録の際に入力したものがそのまま出てきます。修正の必要がないか確認しましょう。
「申込内容を確認」をタップ
入力が終わったら、「申込内容を確認」をタップします。
入力項目の確認
すると入力した項目が出てくるので、確認しましょう。
「支払手続へ」をタップ
内容に間違いがなければ、「支払手続へ」をタップします。
受験料の支払い(楽天ペイでの例)
申し込みの最後のステップ、「支払い」です。
支払いの開始
前のステップで選んだ支払い方法(クレカ・コンビニ払い・楽天ペイのどれか)で支払います。
わたしは「楽天ペイ」を選んだので、楽天ペイを例にお支払いの手順を紹介しますね。
まずは「楽天IDでお支払い」をタップ。
楽天にログイン
次に、楽天のログイン画面が出てくるのでログインしましょう。
「注文確認画面へ進む」をタップ
ログインすると、「楽天ペイ お支払い画面」が出てきました。
いちおう内容を確認したら、真ん中の「注文確認画面へ進む」をタップ。
支払い方法をさらに細かく設定
次の画面で、支払い方法をさらに細かく設定できます。
「楽天ペイ」だと楽天ポイントが使えます。しかも、期間限定ポイントもOK!
わたしが「楽天ペイ」を選んだのも、期間限定ポイントを使いたかったからです。
全額ポイントで支払う場合も、いちおうクレジットカードの情報が必要です。
「注文確認画面へ進む」をタップ
間違いなければ、下の「注文確認画面へ進む」をタップします。
そして、「この内容で注文する」をタップ……する前に。
よく見ると、下の方に次のことが書いてあります。
下の方に書いてあること
- ご注文後、楽天ペイからオトクなメールマガジンを無料でお送りいたします。
- メルマガの配信を希望されない方は、ページ下部をご確認ください。
TOEICの受験料を支払う場面でも、メルマガの登録があるんですね。
やっぱり楽天……!
ここまでブレない態度を見せられると、敬意すらわいてきます。
メルマガが不要ならページの下部に進んで、「楽天ペイからのお知らせ 配信を希望する」のチェックマークを外しましょう。
「この内容で注文する」をタップ
そして、「この内容で注文する」をタップすると、支払い完了です!
「次ページへ進む」をタップすると、晴れて「申込完了」を知らせる画面が出てきます。
メールを確認
「申込受領通知」というメールも届いているはずなので、確認しておきましょう。
これで、申し込み完了です。
おつかれさまでした!
TOEIC申し込み後の準備
申し込みが終わったら、あとは本番まで勉強するのみ。
……ではありません。
実は、まだ準備するものがあるんです。
「当日に持っていくもの」がいくつかあるので、その準備をしましょう。
当日の持ち物
- 受験票(試験日の約2週間前に発送される)
- 証明写真1枚
- 認められる本人確認書類
- 筆記用具(シャーペンまたは鉛筆・消しゴム)
- 腕時計
- マスク(任意)
詳しくはTOEIC当日の持ち物は?をご覧ください。
よくある質問
TOEICの申し込みについて、よくある質問をまとめました。
まとめ
この記事では、TOEIC申し込み前の準備・申し込みの手順・申し込み後の準備について解説しました。
TOEIC申し込みについての疑問が(ひとつでも)解消されていたら、こんなにうれしいことはありません。
TOEICの勉強、がんばりましょうね!