英語が上達してくると、英語学習用に作られた教材だけでなく、「生の英語に触れたい」と思うかもしれません。
英語のニュースも「生の英語」に含まれますが、初めはなかなかハードルが高いですよね。
今回、英語ニュースの入門書として、全力でオススメできる本を見つけました。
この記事では、『英語ニュースの教科書』という本をご紹介します。
目次
著者の木村 恭子氏について
ではまず、『英語ニュースの教科書』の著者である木村恭子(きょうこ)氏をご紹介しましょう。
木村氏は日本経済新聞(日経新聞)社の編集委員でいらっしゃいます。
それだけではなく、次のような英語のコンテンツを担当されているんですよ。
木村氏担当の英語コンテンツ
「FT」というのは、「フィナンシャル・タイムズ(イギリスの新聞)」のことで、本書には次のような説明があります。
FTはグローバルビジネスを取り巻く経済社会の動きを網羅し、世界のCEOやCFO、COOなど「C(Chief)のつくリーダー」、政府指導層、金融関係者の必読紙ともいわれています。
木村恭子著『英語ニュースの教科書』(2021年 InteLingo)
いろいろな分野のリーダーの必読書なんですね。
木村氏は、その内容をテレビで解説されている方なので、『英語ニュースの教科書』を書くにはまさに適任でしょう。
次の動画で、木村氏自ら本書の紹介をしてらっしゃいますので、よろしければご覧ください。
本書『英語ニュースの教科書』の特徴
では、本書『英語ニュースの教科書』とはどんな本なのでしょうか。
ここではわたしが感じた本書の特徴をご紹介しますね。
次の3点です。
本書の特徴
- 英語ニュースのルールがわかる
- 英語ニュースを段階的に読む練習ができる
- 「日経LissN」というサービスの体験ができる
「日経LissN(リッスン)」については、後で詳しくご説明しますね。
では、順に詳しく見ていきましょう。
英語ニュースのルールがわかる
まず、英語ニュースのルールがわかる点。
たとえば、英語ニュースのタイトルには、次のようなルールがあるんですよ。
タイトルのルール例
本書では、タイトルに関するルールが全部で7つ紹介されています。
20年以上前、わたしが大学の授業で習った内容も数多く含まれていました。
わたしが大学のときは紙のニュース雑誌が題材でしたが、ネットが登場している今もルールは変わらないんやなあと思いました。
英語ニュースを読む練習ができる
前項でご紹介したルールはいわば「理論」です。
「実践」の場がないと、活用もできません。
本書では、実際に英語ニュースを読む練習もあります。
ニュースの収録本数が少ない理由
本書に収録されているニュースはぜ全部で20本。
この数字だけ見ると「少ない」と感じるかもしれませんが、まったくそんなことはありません。
実際にわたしは、本を読み終わってからニュースの収録本数を知ったのですが、「え? これだけ読んで、ニュースは20本しかなかったの?」と思うぐらいの読みごたえを感じました。
それには、次のような理由があるんです。
読みごたえがある理由
1本1本に日本語のニュースや解説があるので、読みごたえをものすごく感じたわけですね。
推測力も鍛えられる
なぜ先に日本語で書かれたニュースを読むのでしょうか?
その理由は、英語のニュース内にわからない単語などがあっても、推測しやすくなるからなんです。
実際、本書ではまず日本語のニュースを読んだあと、次のように、推測する練習があるんですよ。
木村恭子著『英語ニュースの教科書』(2021年 InteLingo)
木村恭子著『英語ニュースの教科書』(2021年 InteLingo)
上の例にある、英語の「1operations」に対応する日本語の「1」の部分は空欄になっていて、ここを推測するわけですね。
英語と日本語を見比べながら推測するので、ハードル低めです。
ちなみにわたし自身、英語ニュースに知らない単語があっても、いちいち辞書を引かず、できるだけ推測しています。
本書のおかげで、推測力がアップしたと思ってます♪
「日経LissN」というサービスが体験できる
最後に、「日経LissN(リッスン)」というサービスが体験できる点。
そもそも、日経LissNって何……?
……というご質問、ごもっともです。
「日経LissN」は、かんたんにいうと、読みやすいニュースで英語を学べるサブスクです。
「読みやすい」というのが「日経LissN」の一番の特徴で、これは日本語の記事をできるだけ意訳せず、忠実に英訳しているから。
前項で引用した箇所も「日経LissN」の記事でした。
もう一度見てみましょう。
木村恭子著『英語ニュースの教科書』(2021年 InteLingo)
木村恭子著『英語ニュースの教科書』(2021年 InteLingo)
英語と日本語を見比べると、ものすごく忠実に訳していることがわかります。
厳密には、日本語を英語に、それも自然な英語にしているとのこと。
本来、日本語と英語はかなり大きな違いがあるので、これはもはや職人芸レベルです!
本書には、ニュースが20本収録されていて、うち5本が日経LissNの記事です。
ぜひ手にとって、読みやすさを実感してみてください。
無料で読む方法も、次項でご紹介しますので!
本書を【無料】で読む方法?!
こんな素晴らしい本ですが、今なら無料で読む方法があります。
それは、Kindle Unlimitedの無料体験です。
Kindle Unlimitedは、Amazonの電子書籍読み放題サービスですが、本書も読み放題対象です!!
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ただし、読み放題対象は入れ替わりが激しいので、気になるなら早めに読んでおきましょう。
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まとめ
この記事では、『英語ニュースの教科書』という本をご紹介しました。
本書は次の特徴があり、英語ニュースを読む前にオススメの1冊です。
本書の特徴
- 英語ニュースのルールがわかる
- 英語ニュースを段階的に読む練習ができる
- 「日経LissN」というサービスの体験ができる
ぜひKindle Unlimitedの無料体験を利用して読んでみてくださいね!
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英語の勉強にオススメの書籍はほかにもいろいろあります。
次の記事にわかりやすくまとめたので、ぜひご参考に!!