英単語のスペルって覚えるのが大変ですよねー。どうやったら効率的に覚えられるのか……と思う方も多いと思います。
今回は英単語の覚え方の1つである「カタカナ読み暗記」について紹介しますね。
目次
カタカナ読み暗記について
英単語のスペルを覚えるときにはいろんな方法があります。
その中でも、日本人にとって覚えやすい方法の1つが「カタカナ読み暗記」でしょう。
英単語の「カタカナ読み暗記」というのは、簡単に言うと、アルファベットの「ローマ字読み」での暗記です。
たとえば、「dangerous(危険な)」という単語ですが、「デェインジャラス」のような発音です。
でも、そのままでは覚えにくいので、「ローマ字読み」で暗記するんです。
ローマ字読みの例
dangerous
どうでしょうか?「dangerous」を「だんげろうす」と覚えることで、一気に暗記できませんか?
カタカナ読みの単語暗記のメリット
まずは、カタカナ読みでの英単語暗記のメリットです。
ずばり、簡単に覚えられることがあります。
「dangerous」という単語にしても、ルールがあるので、「danger(危険)」という名詞に「ous」がつくことで形容詞になる……と、慣れてくると簡単に覚えられるようになります。
でも、英語の勉強を始めた初期には難しいんですよね。
九九を覚えるのと同じで、音で強引に無意味に覚えるので、誰でも簡単に覚えられるのがカタカナ読み暗記です。
カタカナ読みでの単語暗記のデメリット
ただし、カタカナ読みの暗記にはデメリットがあります。
それは、本当の発音とまったく違った音声で覚えること。
先ほどの「dangerous」を「だんげろうす」と覚えたのでは、音声で聞いても分からないということになりますよね。
つまり、「デェインジャラス(音声を知るために覚える)」と「だんげろうす(暗記するためにだけ覚える)」という2つの音を覚えるという無駄が生じます。
長い目で見ると、あまり効率のよい覚え方ではないということですが、英語が単なる受験対策の方にとってはこれでも良いかもしれません。
英語のカタカナ読み暗記でよくある例
では、英語のカタカナ読み暗記でよくあるものをまとめてみました。
dangerous(だんげろうす)
まずは、上で例として出した「dangerous(危険な)」です。
dangerous
なんともアホっぽい響きですが、この迫力が「危険」な風味を醸し出しているとも言えます。
orange(おらんげ)
そして、「orange(オレンジ)」です。
orange
最後の「げ」が脱力してしまいそうな響きですね……。
beautiful(べあうちふる)
そして、「beautiful(美しい)」。
beautiful
「ビューティフル」のような美しそうな響きがまったくなくなっているのもキモです。
fruit(ふるいと)
そして「fruit(果物)」。
fruit
この「 i 」が覚えにくくしているんですよね……。
friend(ふりえんど)
そして「friend(友達)」。
friend
こいつも「fruit」と同じで、「 i 」が覚えにくい!「これ要らんだろ!」と叫びたいですよね(笑)。
people(ぺおぷれ)
そして、「people(人々)」です。
people
ちなみに、最後の「 L 」の発音が「ウ」のようになり、「ピーポー」のような発音になります。
くわしくはこちらの記事を。
station(すたちおん)
「station(駅)」も、英語を勉強し始めたころには覚えにくいですよね。
station
uncle(うんくれ)
そして、「uncle(おじ)」です。
uncle
「うんくれ」……なんとも、ひどい発音ですね。
environment(えんびろんめんと)
「environment(環境)」は「えんびろんめんと」と覚えました。
environment
これはカタカナ読みで覚えないと、非常に覚えにくいですよね。
インスタでも投稿しています!
まとめ
なんとも言えない記事になってしまいましたが、本当はカタカナ読みで覚えるのはオススメしません。
テストが迫っているのにどうしても覚えられないときの最後の手段として使うのはオススメです。
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