[自動詞に見える他動詞まとめ]その前置詞は要らないよ!

ヨス

こんにちは! 言語オタクのヨスです。

英語のテストでよく見かけるのが、「自動詞に見える他動詞」のひっかけ問題です。

たとえば「discuss(議論する)」という単語を使って「その問題について議論する」と言いたいときどう言いますか?

思わず「I discuss about the matter」と言いたいところですが、この前置詞「about」は要りません

ということで、今回はお勉強オーラ満載ですが、ついつい「前置詞」を入れてしまいたくなる英単語、専門的に言うと「自動詞に見えるけど『他動詞』」である単語をまとめてみました。

自動詞に見えるけど「他動詞」の英単語

英語には「他動詞」に見えるけど、実は「自動詞」というややこしい英単語があります。

ヨス

いや、この表現はわかりづらいですよね。

簡単に言うと、「前置詞が要りそうだけど、実際には要らない動詞」のことです(参照: 英語の自動詞・他動詞について)。

こういう「他動詞(うしろに前置詞が要らない動詞)」を暗記するときのコツは、「discuss」なら「議論する」ではなく、「について議論する」と覚えること!

実は辞書にもちゃんとこんなふうに記載があります。

辞書で見る「自動詞と他動詞」
辞書で見る「自動詞と他動詞」

これは「open」を調べたときの例です。左側が自動詞の「open」ですので、「開く」としか記載されていません。

ところが、右側の「open」は他動詞なので、「を開ける」というふうに「」までちゃんと記載がありますよね?

単語を覚えるときには「を」までちゃんと覚えないとダメなんです。

では、テストとかでよく見かける間違いやすい単語を紹介します。

「discuss」は他動詞

よくテストでも見かけるのが「discuss(について議論する)」という単語。

「discuss」の活用
原形 三人称単数 現在分詞形 過去形 過去分詞形
discuss discusses discussing discussed discussed

I discussed about the matter this morning.(今朝、その問題について議論した)

これは自動詞に見えますが、他動詞です。

覚えるときに「議論する」と覚えることが原因なので、必ず「について議論する」で覚えましょう。

「marry」は他動詞

「marry(結婚する)」という動詞も他動詞です。

「marry」の活用
原形 三人称単数 現在分詞形 過去形 過去分詞形
marry marries marrying married married

I married with him yesterday.(昨日、彼と結婚した

形容詞「married」に注意

この「marry」の過去分詞(受身形)は「married」なのですが、実は形容詞としての「married」もあります。

形容詞の「married」は「get married to 〜」で「〜と結婚する」というふうに使われます。

こちらの方がよく使われるのがまたややこしい。テストとかで「married」を動詞であえて使ったりするんですよね(笑)。

さらに「get married」に続く前置詞は「to」です。「with」じゃないことに注意。

I got married with to him yesterday.(昨日、彼と結婚した)

2つを並べてみましょう。

  • I married him yesterday.(動詞過去形の「married」: 昨日、彼と結婚した)
  • I got married to him yesterday.(形容詞の「married」: 昨日、彼と結婚した)
ヨス

ややこしいわー!!

こちらもご覧ください。

「attend」は他動詞

「attend(出席する)」も他動詞です。

「attend」の活用
原形 三人称単数 現在分詞形 過去形 過去分詞形
attend attends attending attended attended

I attended to the meeting yesterday.(昨日、ミーティングに出席した

自動詞「attend」に注意

実はこの「attend」には自動詞もあります。「attend to 〜」で「〜に注意を払う」という意味です。

You should attend to your health.(君は自分の健康に注意を払うべきだ)

この意味の場合は「to」が必要なのがややこしいですね。

2つを比べてみます。

  • I attended the meeting yesterday.(他動詞: 昨日、ミーティングに出席した
  • You should attend to your health.(自動詞: 君は自分の健康に注意を払うべきだ)

「approach」は他動詞

「approach(近づく)」も他動詞です。

「approach」の活用
原形 三人称単数 現在分詞形 過去形 過去分詞形
approach approaches approaching approached approached

She approached to the door.(彼女はドアに近づいた

ヨス

これはややこしい! 動きの似ている「go」だと「go to」になるのでつい間違えそう!

「enter」は他動詞

「enter(入る)」も他動詞です。

「enter」の活用
原形 三人称単数 現在分詞形 過去形 過去分詞形
enter enters entering entered entered

The cat entered into the door.(ネコがお店に入った

「enter」には自動詞もある

実はこの「enter」という単語には自動詞もあります。

「enter into 〜」で「〜(契約など)を結ぶ」という意味になります。

We entered into partnership with his company last month.(我々は先月、彼の会社と協力関係を結んだ)

この場合は「into」が必要です。

比べてみますね。

  • The cat entered the door.(ネコがお店に入った
  • We entered into partnership with his company last month.(我々は先月、彼の会社と協力関係を結んだ

「obey」は他動詞

「obey(従う)」も他動詞です。

「obey」の活用
原形 三人称単数 現在分詞形 過去形 過去分詞形
obey obeys obeying obeyed obeyed

We should obey to the rules.(私たちはルールに従うべきだ)

「oppose」は他動詞

「oppose(反対する)」も他動詞です。

「oppose」の活用
原形 三人称単数 現在分詞形 過去形 過去分詞形
oppose opposes opposing opposed opposed

I oppose to the rules.(私はそのルールに反対している

形容詞「opposed」に注意

実は「opposed(反対して)」という形容詞があります。「marry」と同じパターンで、動詞の「oppose」の受け身と形が同じです。

I am opposed to the rules.(私はそのルールに反対している)

……という意味になります。

  • 動詞の「oppose」の直後 →「to」はダメ
  • 形容詞の「opposed」の直後 → 「to」が必要

こ……こいつァ……。比べます。

  • I oppose the rules.(私はそのルールに反対している)
  • I am opposed to the rules.(私はそのルールに反対している)

「reach」は他動詞

「reach(届く)」も他動詞です。

「reach」の活用
原形 三人称単数 現在分詞形 過去形 過去分詞形
reach reaches reaching reached reached

I finally reached to the top of the mountain.(私はついにその山の頂上にたどり着いた

これですが、意味的によく似た「arrive」なら「at」が必要なのも混乱する原因ですよね。

自動詞の「reach」もある

「reach」には自動詞もあります。たとえば「reach for」なら「〜を取ろうと手を伸ばす」という意味もありますのでご注意を。

I reached for the coin.(私はその硬貨を取ろうと手を伸ばした)

2つを比べます。

  • I finally reached the top of the mountain.(私はついにその山の頂上にたどり着いた
  • I reached for the coin.(私はその硬貨を取ろうと手を伸ばした

「mention」は他動詞

「mention(について言及する)」も他動詞です。

「mention」の活用
原形 三人称単数 現在分詞形 過去形 過去分詞形
mention mentions mentioning mentioned mentioned

He mentioned about the accident.(彼はその事故について言及した

これも「about」を付けたくなってしまいますねぇ。

ヨス

ややこしい!

「resemble」は他動詞

「resemble(似ている)」も他動詞です。

「resemble」の活用
原形 三人称単数 現在分詞形 過去形 過去分詞形
resemble resembles resembling resembled resembled

She resembles with her mother.(彼女はお母さんに似ている

似た意味を持つ「similar(類似した・同様の)」だと「be similar to」になるのもややこしいですね。こっちは「to」がいるので。

さて、今回は「自動詞に見えるけど他動詞」という単語たちを紹介してきました。もう一度まとめます。

  1. discuss(について議論する)
  2. marry(と結婚する)
  3. attend(に出席する)
  4. approach(に近づく)
  5. enter(に入る)
  6. obey(に従う)
  7. oppose(に反対する)
  8. reach(に届く)
  9. mention(について言及する)
  10. resemble(に似ている)

結局は「暗記する」というよりも、何度か目にすることで慣れるしかありません。

この記事でちょっとでも覚える助けになるとうれしいです。

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執筆者: ヨス
アメリカに留学した経験から言語に興味を持ち、日本語教師に。日本語教育を学んでいたときに自分が「音声学」に猛烈に惹かれることに気づく。一般的には学ばない「日本語の音声」を学ぶことで英語の発音を習得。ヨッセンスという月間に100万回以上読まれている人気ブログも運営。

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