わたしはTOEICでは高得点が取れる(990点)のですが、話すのはニガテです。
そこで、英会話トレーニングの「スピフル」というサービスを使ってみました。
この記事では、「スピフル」のよい点や悪い点、料金などをシェアします。
結論から言うと、「スピフル」は自由度の高い会話をする前に、会話の基礎力をつけたい場合におすすめです。
詳しくは、続きをお読みください。
目次
「スピフル」とは?
「スピフル」は、スマホで英語のスピーキングを鍛えるサービスです。
運営しているのは、プログリット社。
同社は英語コーチングの「プログリット」やシャドーイング添削の「シャドテン」なども展開しています。
「プログリット」や「シャドテン」は聞いたことがあるかもしれませんね。
「スピフル」でできること
「スピフル」は英語のスピーキングを鍛えることに特化しており、次の2つの練習ができます。
両方ともユニークな練習なので、名前を聞いてもピンとこないかもしれませんね。
それぞれ、かんたんに解説します。
口頭英作文
「スピフル」でできる1つ目の練習は「口頭英作文」です。
「口頭英作文」では、ビジネス関連の短い日本語を英語にして話します。
たとえば次の例では「私は彼の監督者です」を英語にするように指示が出ていますよね。
「録音開始」のボタンを押し、話し終えたら解答を確認します。
解答は次のように出てきました。
間違っていたら「✕」を、正解なら「◯」をタップして次に進んでいきます。
公式の動画もあるので、よろしければご覧ください。
イヤでも英語の反射神経が上がりそうですね!
1分間スピーチ
「スピフル」でできる練習の2つ目は、「1分間スピーチ」です。
「1分間スピーチ」では、テーマに沿って最大1分間のスピーチをします。
次の画像は、「都会か田舎のどちらに住みたいか」というテーマで練習したときのもの。
話した内容は、自動的に文字として書き起こしてくれます。
書き起こされたのが次の画像です。
さらにその内容をAIが添削し、改善のための提案もしっかりしてくれます!
テーマはビジネスだけでなく、日常生活にまつわるものもあり、自由に選べますよ。
テーマの例を見てみましょう。
「1分間スピーチ」のテーマの例
こういうテーマが、全部で300以上も用意されています!
1分間スピーチについても動画があるので、ご参考まで。
AIの添削はすぐ終わることも時間がかかることもありますが、30分以内には終わっているので許容範囲です。
「スピフル」は英会話のための基礎力を養うのに効果的だと感じています!
「スピフル」のよい点
「スピフル」には、よい点が3つあります。
次のとおりです。
「スピフル」のよい点
順に掘り下げていきますね。
アウトプットを気軽に増やせる
「スピフル」のよい点の1つ目は、アウトプットを気軽に増やせる点です。
口頭英作文で短文をどんどん英語にしていくことで、千本ノックのような感覚でアウトプットが可能。
口頭英作文ででは、1つのレッスンにつき10の文を英語にしていきます。
次の画像のように、かかった時間も記録されるため、気分はまさにタイムアタック。
自己ベストを狙って、同じ練習を何度もするのもいいですね。
ゲーム感覚で練習ができます!
英語で話すネタをストックできる
「スピフル」のよい点の2つ目は、英語で話すネタをストックできる点です。
「1分間スピーチ」はテーマについて話す練習だと紹介しました。
しかも先述したように、テーマの数は300以上。
300ものテーマについて、ある程度まとまった内容の話ができるようになれば、雑談なども怖くなくなります。
添削結果は履歴が残り、いつでも見返せるので、復習もかんたん。同じテーマで何度も添削してもらい、磨きをかけていけます。
コツコツと積み上げて、英語での発信力を高めましょう!
スピーキングテスト対策になる
「スピフル」のよい点の3つ目は、スピーキングテストの対策もできる点です。
1分間スピーチのテーマは、どれもTOEICのスピーキングテストで聞かれそうなものばかり。
もう一度、テーマの例を見てみましょう。
「1分間スピーチ」のテーマの例
特にAとBのどちらがいいかという問題は、TOEICのスピーキングのラスボス的な問題でよく出てきます。
制限時間(1分)まで同じなので、まさに対策にうってつけ!
また、どのテーマでも意見だけでなく、理由も求められます。
説得力のある形で意見を言えれば、どんなスピーキングテストにも幅広く対応できるのは間違いありません!
7日間 無料で試せる!
「スピフル」の悪い点
他のサービスと同じく、「スピフル」には悪い点もあります。
と言っても、そこまで大きな問題ではありません。
「スピフル」の悪い点は、次の3点です。
「スピフル」の悪い点
順に見ていきましょう。
「口頭英作文」は自己評価
「スピフル」の悪い点の1つ目は、口頭英作文は自己評価である点です。
こちらのように、合っていれば自分で「〇」をタップする仕組み。
1分間スピーチのように、AIが判定してくれればいいのですが……。
とはいえ、このレッスンで英語にするのは短い文なので、自分で判定するのはそこまで難しくありません。
ポジティブに言えば、正しいかどうかを考える力もつきそうです!
AI添削は1日1回のみ
「スピフル」の悪い点の2つ目は、AI添削が1日1回に限られる点です。
AIが添削してくれるのは「1分間スピーチ」だけで、「口頭英作文」は自己評価です。
無制限に添削してくれれば、スピーキングをさらに鍛えられそうですが……。
とはいえ、回数制限があるのは悪いことではありません。
テストを受けるように、1回1回、真剣に取り組もうと思えるからです。
また、添削の回数は翌日以降にくりこせません。なので、「ぜったいに毎日やろう」というモチベーションになります。
質のいい練習を、毎日できるということですね!
専用アプリがない
「スピフル」の悪い点の3つ目は、専用アプリがない点です。
でも、次の手順に従えば、「スピフル」をアプリのように使えます!
iOSで「スピフル」をアプリのように使う手順
iOSで「スピフル」をアプリのように使う手順は、次のとおりです。
Safariで「スピフル」を開き、画面下の「共有」ボタンをタップ
「ホーム画面に追加」をタップ
右上の「追加」をタップ
ホーム画面にアイコンが現れ、アプリのように使える
アイコンをタップすると、ブラウザ(Safari)が立ち上がって「スピフル」をすぐ使えます!
Androidで「スピフル」をアプリのように使う手順
Androidで「スピフル」をアプリのように使う手順は、次のとおりです。
ブラウザの右上にある三点リーダー(3つの点)をタップ
「アプリをインストール」をタップ
「インストール」をタップ
これで、ホーム画面に「スピフル」のアイコンが表示されます。
アプリは開発中とのことなので、期待しましょう!
「スピフル」の料金
「スピフル」の料金は次のとおりです。
料金(税込) | |
---|---|
1か月プラン | 5,478円/月 |
12か月プラン | 45,980円/年(3,831円/月) |
1か月プランで毎月5,000円を超えますが、12か月プランでも月あたり4,000円を少し切るぐらい。
12か月プランの場合、全額を先に支払います。
あまり安いとは言えませんが、習い事に行くと思えば標準的かもしれませんね。
でも「スピフル」には7日間の無料体験があります。
無料ですべての機能が使い放題です!
まずは無料体験で、ご自身に合うかどうか試してみてください。
まとめ
この記事では、英会話トレーニング「スピフル」のよい点や悪い点、料金などをシェアしました。
「スピフル」では「口頭英作文」や「1分間スピーチ」で英会話の基礎力を鍛えられます。
自由度の高い会話に自信がないなら、前段階の準備にピッタリ!
7日間は無料で使えるので、まずは試してみることをおすすめします。
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