「eステ」は多聴・多読におすすめ! 英語聴き放題・読み放題のサブスクの威力とは?

「eステ」とは?
サト

執筆者

TOEIC990点(満点)。ELSA認定アンバサダー。インドネシアで日本語学校を運営している日本語教師。話せる言語は英語のほかにインドネシア語、中国語。→ サトについてはこちら

わたしはTOEICでハイスコアを取れた秘訣をときどき聞かれます。

そんなときに「実はこんなすごい裏技が!」と言えたらいいのですが、実際の回答はいたってシンプルです。

その秘訣とは多聴多読だと確信しています。

多聴・多読は、だいたいわかるレベルの英語を大量に聴いたり読んだりする活動です。

多聴・多読は楽しい上、効果もあるのですが、ひとつだけ問題があります。それが、自分に合った教材を探すこと

その難しい教材探しにオススメなのが「eステーション」(以下、「eステ」)という英語聴き放題・読み放題のサブスクです。

英語の教材をレベルに応じて検索できると知ったときはテンションが上がり、すぐ契約しました。

聴き放題・読み放題で月990円(1日33円ぐらい)なので、気軽に続けられるのもうれしいポイント。

この記事では、「eステ」の特徴よい点悪い点無料で試す方法などを紹介します。

使い勝手がよくない点も多少はありますが、それを差し引いてもおすすめです!

詳しくは、続きをお読みください。

「eステ」の特徴

冒頭にも書いたとおり、eステーションこと「eステ」は英語の教材が聴き放題・読み放題のサブスクです。

「eステ」の画面
eステ」の画面

「eステ」の特徴を3点にまとめると、次のとおり。

特徴を1点ずつ見ていきましょう。

教材のジャンル・レベルが幅広い

「eステ」のひとつ目の特徴は、教材のジャンルもレベルも幅広いことです。

たとえば「聴く」教材は、ノンフィクション・フィクション・インタビューなど、9ジャンルが楽しめます。

子ども向けの絵本からニュースなど、レベルもさまざま。

「うまい棒」が値上げになったニュースも英語で聴けます(笑)。

内容がだいたいわかっていれば、英語で聴いても理解するのはそこまで難しくありません

さらに「読む」教材には、児童文学・映画作品など、25ジャンルから選び放題!

絵本・マンガから本格的な小説まで揃っていて、こちらも幅広いレベルに対応しています。

絵本の例は、次のとおり。

絵と文脈から内容を推測しやすいので、「だいたいわかればいい」という多読にピッタリです。

「英語の本を読むなんてムリ」と思っていたけど、絵本なら読めそう!

ジャンルもレベルも幅広いので、自分に合う教材が必ず見つかるでしょう。

版権の関係上、海外では「読む」教材にはアクセスできません。

「聴く」「読む」以外にもいろいろな学習メニューがある

「eステ」の2つ目の特徴は、「聴く」「読む」以外にもいろいろな学習メニューがあることです。

たとえば、「聴く」教材の学習メニューは次のとおり。

学習メニュー内容
リスニング音声を聞く
意味チェックテキストで意味を確認する(日本語訳もあり)
聴き読み音声を聴きながらテキストを黙読する
パラレル・リーディングテキストを見ながら音声を聴き、同時に音読する(録音可)
シャドーイングテキストを見ないで音声を聴き、少し遅れて音読する(録音可)

「聴く」教材にもテキストがあるのも大きなポイントです。

他社の聴き放題サービス(Audibleaudiobook.jp)でも洋書は聴けますが、テキストはついてきませんからね。

その点、「eステ」は音声だけでなくテキストと日本語訳まであるので「何を言っているかわからない」場合も安心です!

また、「eステ」は「読む」教材にも基本的に音声があります。

1万語を超える教材には音声はついていません。

「聴く」教材でも「読む」教材でも、英語を総合的に鍛えられますね。

新しい教材がどんどん追加される

「eステ」の3つ目の特徴は、新しい教材がどんどん追加されていることです。

たとえば、この記事を書いている時点での更新情報を見ると、「聴く」「読む」ともに1週間で10を超える教材が仲間入りしていました!

ちなみに2023年8月の時点でも、次のとおり膨大な数の教材があります。

種類教材数
「聴く」教材4,000以上
「読む」教材約2,500
「eステ」の教材数(2023年8月現在)

「4,000以上」「約2,500」は公式サイトなどの表現をそのまま使いました。

この数からさらに増えていくので、飽きることはなさそうです!

「eステ」のよい点

「eステ」を実際に使って感じた「よい点」を3つに絞りました。

「eステ」のよい点は次のとおりです。

正直なところ、1の「レベルで教材を検索できる」という点だけで「eステ」を使う価値ありです!

それでは、よい点を順に見ていきましょう。

レベルで教材を検索できるので効率よく多聴・多読ができる

「eステ」のひとつ目のよい点はレベルで教材を検索できること。

次の画像では「レベル」をプルダウンで選択しています。

効率よく教材を探せる
効率よく教材を探せる

教材探しに時間を取られることなく、効率よく多聴・多読ができますね。

多聴・多読はだいたいわかるレベルの英語を大量に聴いたり読んだりすること。

ポイントは自分にぴったりの教材を見つけることなのです。

それに比べ、Amazonの聴き放題や読み放題では、実際に聴いたり読んだりしないとレベルがわかりません。

英語のレベルをほかのサイトで調べることもできますが、それはそれで手間ですし……。

その点、「eステ」を使えばレベルで検索して、そのまま聴いたり読んだりできる

これはものすごく画期的なことです。

英語学習に特化したサービスだからこそ実現できることですね。

ほかの聴き放題・読み放題より安いので続けやすい

「eステ」のよい点の2つ目は、ほかの聴き放題・読み放題サービスと比べて料金が安い点です。

「eステ」をAmazonのサービスと比べてみました。

「eステ」Amazon
聴き放題550円1,500円
読み放題880円980円
聴き放題+読み放題990円(割引料金)2,480円(割引なし)
聴き放題・読み放題サービスの月額

聴き放題・読み放題ともに「eステ」のほうが安く、さらにセットなら1,000円を切っています……!

Amazonのほうが高いのは、英語教材以外にも聴き放題・読み放題のコンテンツがたくさんあるからでしょう。

でも、英語学習が目的なら「eステ」がだんぜんおすすめです!

聴いた単語・読んだ単語の数がわかるのでモチベーションになる

「eステ」の3つ目のよい点は、聴いたり読んだりした単語の数が記録として残ることです。

聴いた単語・読んだ単語の数がわかる
聴いた単語・読んだ単語の数がわかる

やればやるだけ数字が増えていくので、モチベーションの維持につながっています。

これを見るのがけっこう楽しみ!

「eステ」の悪い点

続いて「eステ」の悪い点を紹介します。

次の3点です。

どれも致命的なものではなく、それぞれ対処法もあります。

1点ずつ解説していきますね。

専用アプリがないので使いづらさもある

まず、専用アプリがない点です。

これは「eステ」最大の弱点だと思っています……。

Amazonの読み放題や聴き放題はアプリがあるので、立ち上げてすぐに学習を始められます。

Amazonならそのうえ、教材をダウンロードしておけば外出先でもギガを使わず学習できるのもメリット。

一方、「eステ」の場合は、学習を始める際に、次のステップが必要です。

「eステ」で学習を始めるときのステップ

  1. ブラウザからサイトにアクセス
  2. ログイン
  3. 教材を選択
  4. 学習

前回の学習ページを開きっぱなしなら、すぐに学習を開始できる場合もありますが……。

一定時間が経過すると、強制的にログアウトされ、ログインからやり直さなければなりません。

さらに、音声はダウンロードできるものの、専用アプリがないため管理が大変。本はダウンロードすらできません……。

本がダウンロードできないのは、出版社との契約の関係です(問い合わせて確認済み)。

とはいえ、自宅のWi-FiとPCで学習するなら大した問題ではありません。

家での学習をメインにしつつ、アプリの登場を待ちましょう

読み放題はスマホなどを使うので目が疲れる

「eステ」の読み放題は、スマホ・タブレット・PCを使います。

このため、多読を何時間もしていると目が疲れることも。

Amazonの読み放題だと「Kindle」という、目にやさしい端末を使えるんですが。

「eステ」で多読をするなら、こまめに休憩しましょう。

端末を変えると前の続きから読めない

最後に、「eステ」で多読をする場合、端末を変えると前回の続きから読めません

たとえばスマホで10ページまで読んで、続きをタブレットで読もうとすると、また最初のページが表示されてしまうんです。

Kindleならどの端末で読んでも、前回の続きから読めるんですが……。

「eステ」で多読をする場合は、同じ端末を使うことでストレスを減らせます。

「eステ」を無料で試す方法

「eステ」には、よい点も悪い点もあります。

ご自身に合うかどうか、まずは無料で試してみるのがおすすめです!

無料で試す方法は、次の2つ。

それぞれ解説します。

「eステ」無料会員登録

「eステ」を無料で試す方法のひとつ目は、「eステ」への無料会員登録です。

無料会員になることで、次の教材が1か月間試せます。

種類試せる範囲
「聴く」教材有料会員と同じ
「読む」教材各教材の第1章のみ(3冊まで)

「聴く」教材はフルで試せる一方、「読む」教材はかなり限られています。

どの教材も第1章までしか読めませんし、最大3冊までですからね……。

「読む」教材も無料でフルで楽しみたい場合は、次の方法をお試しください。

「ネイティブキャンプ」無料体験

「eステ」を無料で試す方法の2つ目は「ネイティブキャンプ」を無料で体験すること。

なんと「ネイティブキャンプ」の会員は、「eステ」をずっと無料で使えます

そして、ネイティブキャンプを無料体験している間も「eステ」の「聴く」教材も「読む」教材を制限なく楽しめます。

もともと「ネイティブキャンプ」は、「話し放題」が特徴のオンライン英会話ですね。

「ネイティブキャンプ+eステ」の両方を使うと話し放題・聴き放題・読み放題になるわけですね!

ネイティブキャンプの無料体験の期間は7日間ですが、「eステ」がご自身に合うかどうかを見極めるにはじゅうぶんでしょう。

多聴・多読だけでなくオンライン英会話も楽しめる「ネイティブキャンプ」を、ぜひ試してみてください!

1週間も無料体験できます

ネイティブキャンプ公式ページ

レッスンを何度受けても同じ値段
無料で7日間受け放題

まとめ

この記事では、「eステ」の特徴やよい点・悪い点、無料で試す方法などをシェアしました。

「eステ」は多聴・多読で英語りょくを上げたいなら最強のサービスです。

使い勝手がよくない点も多少ありますが、対処もじゅうぶん可能。

ご自身に合うかどうか、まずはネイティブキャンプの無料体験で試してみてください!

1週間も無料体験できます

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サト
英語びより編集長。独学でTOEIC980点をマーク(2023年9月)。インドネシアで日本語学校を運営している。>>サトについて詳しくはこちら
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