わたしはTOEICでは990点を取っているものの、英語のスピーキングには自信がありません。
英語を話す機会がほぼないので……。
そこで「ELSA AI」というAI英会話を使ってみたところ、TOEICのSpeakingで「意見を述べたり、複雑な要求に対して、適切に応えることができる」という評価を得ました!
もちろんダメ出しもありましたが、そこそこのレベルに達していることは確かです。
この記事では、「ELSA AI」でできることやよい点・悪い点などを解説し、他社との比較もしています。
なお、「ELSA AI」は「ELSA Premium」というプランで使えます。
「ELSA Premium」の料金を知りたい場合は、下のボタンからご確認ください。
セール情報
現在、7月21日までの期間限定で「ELSA Premium」の年間プランが50%オフになっています!
なんと1日39円で発音矯正やAI英会話などが使い放題のチャンス。
詳しくは、下のボタンをタップしてご確認ください。
わたしは以前から「ELSA Speak」の有料会員でしたが、新プラン(ELSA Premium)リリースに伴い、「ELSA Speak」社から1か月無料で試す機会をいただきました。現在は新プランに課金して利用しています。
「ELSA AI」とは
「ELSA AI」は、AIと英会話ができるサービスです。
次の画像の下のほうにマイクボタンがあり、そのボタンをタップして話すと文字になり、それに対してAIが返答してくれます。
厳密に言うと、「ELSA AI」は「ELSA Speak」というアプリの機能のひとつです。
「ELSA Speak」はもともと英語の発音をAIで判定するアプリでした。
なので「ELSA AI」でも発音をビシバシ評価してくれます!
もちろん、発音だけでなく、文法や語彙についても詳しいフィードバックが受けられるのでご安心ください。
次の画像は、語彙についてのフィードバック。
こちらは文法についてのフィードバックです。
また、英会話に必要な表現を学ぶレッスンはありませんが、会話中になんと言えばいいか、例をいくつか見ることができます。
とにかく話してみて、うまく英語にできないところを会話をしながら学べるわけですね。
「ELSA AI」でできること
「ELSA AI」でできることは、主に次の3つです。
「ELSA AI」でできること
順に見ていきましょう。
場面を選んで英会話できる
「ELSA AI」でできることの1つ目は、「場面を選んで英会話をする」ことです。
場面のジャンルは、大きく分けて次の4つ。
場面のジャンル
- ひさびさに会う友だちに近況報告をする
- 店員と話す
- 道を聞く
- 就職面接を受ける
それぞれ、複数の場面が用意されています。
たとえば「店員と話す」だけ見ても、次のようにさまざま。
「店員と話す」場面の店の例
どの店でも、価格や希望する機能・特徴などを伝えて買い物するのがゴールです。
また、気分を変えたいときは「おまかせ(Surprise me)」がおすすめ。
現実的な場面はもちろん、架空の場面も含めてランダムに提案してくれるんです!
現実的な場面の例は、次のとおり。
現実的な場面の例
実際にありえる場面ばかりで、役に立ちそうですよね!
一方、架空の場面は本当になんでもアリ。
たとえば、タイムトラベラーになって、家(もとの時代)に戻る方法を探るとか。
ほかの例は、次のとおりです。
架空の場面の例
ここまで来るとゲームのような感覚になってきます。
楽しみながら英会話の力をつけられて一石二鳥です!
場面を設定して英会話できる
「ELSA AI」でできることの2つ目は、「場面を設定して英会話をする」ことです。
場面を設定するには、「自分のシナリオ(My own scenario)」を選んで、どんな場面で会話をしたいかを入力するだけでOK。
シナリオを設定する際の入力には英語も日本語も使えます。
次の画像では、英語で音声入力をしてみました。
日本語で入力したのがこちら。
英語ではキーボード入力・音声入力の両方に対応しています、日本語の場合はキーボード入力のみ可能です(以下の表を参照)。
キーボード入力 | 音声入力 | |
---|---|---|
英語 | 可 | 可 |
日本語 | 可 | 不可 |
日本語で入力する場合は、「わたしは」「ELSA AIさんは」と、役割をきちんと明示すると場面設定がうまくいきます。
画像では、英語のスピーキングテストの練習をしてみました。
話す練習になった上、フィードバックも受けられてかなり役立ちましたよ!
フィードバックについては、次で解説します。
的確なフィードバックを受けられる
「ELSA AI」でできることの3つ目は、「的確なフィードバックを受ける」ことです。
会話が終わったら、次の4つの観点からフィードバックをしてくれるんですよ。
「ELSA AI」のフィードバック
たとえば、語彙のフィードバックがこちらです。
このフィードバックでは、語彙は「中級レベル」との評価を得ました。また、PCの関連語彙を教えてくれています。
表現の幅が広がるのは間違いありません!
ちなみに、フィードバックの英語は日本語に翻訳できます。
ただ、翻訳がうまく機能しないことも……。
そんなときは、フィードバックの英語をコピーし、Google翻訳やDeepLなどを活用しましょう。
コピーするには、フィードバックの下にある「四角」のボタンをタップします。
わたしは翻訳は使わず、英語を読む練習としてそのまま読んでいます。
「ELSA AI」の料金
気になる「ELSA AI」の料金は、次のとおりです。
料金 | 1か月あたりの料金 | AI英会話の回数 | |
---|---|---|---|
無料版 | 0円 | 0円 | 通算3回まで |
1か月プラン | 3,380円 | 3,380円 | 無制限 |
3か月プラン | 9,199円 | 3,067円 | 無制限 |
年間プラン | 27,800円→13,900円 | 2,317円→1,159円 | 無制限 |
年間プランは、5月25日まで半額セールを実施中です。
正確に言うと、表の「無料版」以外の料金は、「ELSA Premium」というプランのもの。
「ELSA Premium」に含まれる機能は、次のとおりです。
「ELSA Premium」の機能
- AI英会話(ELSA AI)
- 発音矯正
- スピーチ分析
「スピーチ分析」については、後で解説します。
機能が多いと、そのぶん高くなってるんじゃ……?
……と心配されたかもしれませんが、他社のAI英会話と比べても安いレベルです。
月額プランが2,000円を切って、AI英会話が無制限のサービスはなかなかありません!
しかも他の機能も「オマケ」ではなく、とてつもないクオリティです。
たとえば「発音矯正」は、次の画像のとおり。
画像では「speak」を発音したところ、[ p ]の発音で息の量が足りていないという指摘をしてくれました。
「ELSA Speak」自体がもともと発音矯正アプリだったので、ここはめちゃくちゃ強いわけですね。
さらに「Speech Analyzer」という「スピーチ分析」の機能では、自由に話した英語を分析してくれます。
「発音矯正」では、表示された英語の発音を評価してくれます。
評価項目も「ELSA AI」の「発音」「語彙」「文法」プラス、「イントネーション」と「流暢さ」を加えた5項目!
上の画像では、発音(Pronunciation)74%、イントネーション(Intonation)84%、流暢さ(Fluency)90%などとなっています。
グラフなども活用して、詳しすぎるぐらいのフィードバックが得られるのでビックリしましたよ。
AI英会話だけでなく、「発音矯正」や「スピーチ分析」が月2,000円以下で使い放題だなんて……。
本当にいい時代になったものです!
詳しくは、ELSA Speakの料金は?Premium・PROの違いは?をご覧ください。
「ELSA AI」のよい点
「ELSA AI」を使い倒して気づいたよい点は、次の3つです。
順に解説しますね。
定額で英会話の練習し放題なのでコスパがいい
「ELSA AI」のよい点の1つ目は、定額で英会話がし放題なので、コスパがいい点です。
月額プランでも月1,748円、年間プランなら1か月あたり1,200円を切ります。
オンライン英会話でもお目にかかれないレベルの料金です……。
詳しい比較結果は、「他社との比較」で解説しています。
フィードバックが詳しいので力をつけやすい
「ELSA AI」のよい点の2つ目は、フィードバックが詳しいので力をつけやすい点です。
先ほども少し見たとおり、「ELSA AI」は発音・語彙・文法について、細かくアドバイスしてくれます。
ここまで詳しく、的確なアドバイスを人間の先生から得ようと思うと、かなりの時間とお金がかかりそう……。
また、「ELSA AI」は他のAI英会話と同じく、会話の書き起こしもしてくれます。
個人的にうれしいのが、考えているときに発した「uh(アー)」や「Mm(ンー)」なども忠実に書き起こしてくれる点!
これを見ると、めっちゃ考えながらしゃべっている現実を突きつけられます……。
ちょっと恥ずかしい……。
なので、「口ごもりが多い」というフィードバックも謙虚に受け入れられます。
わたしが知る限り、他のAI英会話アプリだと「uh」などはカットされるものがほとんど。
忠実に再現してくれる「ELSA AI」は、ありがたい存在です。
「場面の設定」で必要な英会話がピンポイントで練習できる
「ELSA AI」のよい点の3つ目は、場面を設定することで必要な英会話がピンポイントで練習できる点です。
用意されている場面のジャンルは大きく分けて4種類なので、多いとは言えません。
でも、場面を自由に設定することで、じゅうぶんカバーできます!
先ほども書いたとおり、「ELSA AI」にスピーキングテストの面接官になってもらうことも可能。
個人的に、自分と縁のない場面での会話練習には身が入らないのですが、その心配もありません!
「ELSA AI」の悪い点
どんなサービスにも言えますが、「ELSA AI」にも悪い点はあります。
次の3点です。
「ELSA AI」の悪い点
順に見ていきましょう。
フィードバックは会話が終わるまで受けられない
「ELSA AI」の悪い点の1つ目は、会話が終わるまでフィードバックを受けられない点です。
たとえば「Speak」というAI英会話アプリでは、会話の途中でも、語彙や文法についてのアドバイスが見られます。
次の画像は「Speak」で会話をしているときのスクリーンショットです。
このように、会話の途中でも自然な表現を教えてくれるわけですね。
一方、「ELSA AI」でフィードバックが見られるのは会話がすべて終わってから。
会話中でも改善点が確認できると、よりよいものになりそうです。
AI英会話だけのプランがない
「ELSA AI」の悪い点の2点目は、AI英会話だけのプランがない点です。
「ELSA AI」を使うには、「ELSA Premium」に契約する必要があり、自動的に次の3つの機能が使い放題になります。
「ELSA Premium」の機能
- AI英会話(ELSA AI)
- 発音矯正
- スピーチ分析
AI英会話だけ使いたい場合も、「発音矯正」や「スピーチ分析」がついてくるわけですね。
とは言っても、料金は月額プランで2,000円を切っています。
他のAI英会話を見ても、この料金で英会話し放題のところはなかなかありません。
「発音矯正」も「スピーチ分析」も優秀なツールなので、AI英会話といっしょに活用することをおすすめします!
英会話の準備のレッスンがない
「ELSA AI」の悪い点の3つ目は、英会話の準備のレッスンがない点です。
「Speak」や「スピークバディ」といったAI英会話では、AIと会話する前の準備として、文法や表現を学ぶレッスンがあります。
次の画像は、「Speak」の文法解説。
「like」のあとに動詞を使うなら「〜ing」を使うことがわかります。
また、「スピークバディ」では次のような語彙のクイズがありました。
「Speak」でも「スピークバディ」でも、このレッスンの内容を使って英会話の練習をします。
こういったレッスンが、「ELSA AI」にはありません。
とはいえ、これは学習方法の違いです。
「ELSA AI」ではとにかく話して、足りない部分を会話の中で学びつつ埋めていきます。
とにかく場数を踏みたいなら、ぴったりではないでしょうか。
「ELSA AI」なら会話の途中で行き詰まっても、何と言えばいいか提案しくれます。
提案として例を3つ出してくれるので、そのまま読むのもいいですし、ヒントとして使うのもいいでしょう。
個人的には、話しながら必要な語彙や文法を学ぶスタイルが好きなので、「ELSA AI」が合っていると感じます。
レッスンをしっかりしてから英会話をしたい場合は、「Speak」や「スピークバディ」などをご検討ください。
「ELSA Speak」と他社との比較
ここで、「ELSA Speak」・「スピークバディ」・「Speak」を比較した結果を表にまとめました。
ちなみにELSA Speakは、5月25日まで年間プランの半額セールを実施中です!
ELSA Speak | スピークバディ | Speak | |
---|---|---|---|
料金(月額プラン) | 3,380円 | 3,300円 | 1,800円または4,000円 |
料金(年間プラン) | 27,800円→13,900円 | 23,800円 | 12,800円または 29,800円 |
AI英会話の制限 | なし | なし | なし |
AI英会話の自由度 | ちょうどいい | 低い | ちょうどいい |
AI英会話以外にできること | 発音矯正・スピーチ分析 | 語彙や表現のレッスンなど | 語彙や表現のレッスンなど |
発音判定の精度 | 高い | 低め | 低め |
「ELSA AI」単独での契約はできないため、「ELSA Speak」を比較対象にしています。
「あれこれ検討するのが面倒」という場合、かんたんな選び方は次のとおりです。
AI英会話のかんたんな選び方
次に、料金など項目別の比較結果を見てみましょう。
料金を比較
料金は、次のとおりになっています。
ELSA Speak | スピークバディ | Speak | |
---|---|---|---|
料金(月額プラン) | 3,380円 | 3,300円 | 1,800円または4,000円 |
料金(年間プラン) | 27,800円→13,900円 | 23,800円 | 12,800円または 29,800円 |
月額だとSpeakが2,000円を切っています。
ELSA Speakは5月25日まで年間プランの半額セールを実施中で、お得に使えるチャンス。
圧倒的な精度の発音矯正などもついてきて、お得感はダントツです!
ちなみに、Speakは月額プラン・年間プランにそれぞれ料金が2つあります。
これは「プレミアムプラン」と「プレミアムプラスプラン」の違いで、詳しくまとめると、次のとおりです。
プレミアムプラン | プレミアムプラスプラン | |
---|---|---|
月額プラン | 1,800円 | 4,000円 |
年間プラン | 12,800円 | 29,800円 |
AIチューターの利用制限 | あり | なし |
「AIチューター」という機能の利用制限があるかないかによって料金が変わってくるわけですね。
「AIチューター」は、AIがChatGPTのように英語の質問に答えてくれる機能です。
「プレミアムプラン」では利用者が多いと利用制限がかかりますが、「プレミアムプラスプラン」では制限がありません。
わたしは「プレミアムプラン」に課金して「AIチューター」をたまに使っていますが、制限がかかったことはありません!
AI英会話の制限を比較
3社とも、AI英会話は無制限で使えます。
Speakは以前、語数制限がありましたが、2023年12月中旬に制限が撤廃されました!
AI英会話の自由度を比較
「AI英会話の自由度」は、わかりづらいかもしれませんね。
型にはまった練習しかできないか、自由な会話ができるかということで、比較結果は次のとおりです。
ELSA Speak | スピークバディ | Speak | |
---|---|---|---|
AI英会話の自由度 | ちょうどいい | 低い | ちょうどいい |
「ELSA Speak」と「Speak」は、自由度がちょうどいいと感じています。
多少、トピックとずれる話をしても対応してくれるんです。
ある程度、英会話に慣れているなら「ELSA Speak」か「Speak」がおすすめです!
一方、「スピークバディ」はきっちりと型にはまった英会話が得意。
このあたりも考えて選ぶといいでしょう。
AI英会話以外にできることを比較
AI英会話以外にできることを比較してみました。
ELSA Speak | スピークバディ | Speak | |
---|---|---|---|
AI英会話以外にできること | 発音矯正・スピーチ分析 | 語彙・文法・表現のレッスン | 語彙・文法・表現のレッスン |
「スピークバディ」と「Speak」では、語彙や表現・文法をレッスンで学んだ上で英会話にのぞみます。
次の画像は、「Speak」のビデオレッスンです。
一方、「ELSA Speak」ではレッスンがありません。とはいえ、すぐれた発音矯正やスピーチ分析が利用できます。
わたしは「ELSA Speak」で発音や英会話を、「Speak」でレッスンを受けるという使い分けをしています!
発音判定の精度を比較
発音判定の精度は、「ELSA Speak」が他の2社を圧倒しています。
他の2社では見逃してくれる発音のミスも、「ELSA Speak」は見逃してくれませんからね。
たとえば、「ベースボール」と日本語で発音しても、「Speak」ではスルーでした。
ところが、「ELSA Speak」では次のとおりしっかり指摘してくれたんです。
「ELSA Speak」は発音矯正アプリから始まっただけあって、ここはめちゃくちゃ強いです!
まとめ
この記事では、「ELSA AI」でできることやよい点・悪い点などを解説し、他社との比較もしました。
ご自身にぴったりのAI英会話をうまく使って、英語力を上げていきましょう!
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現在、7月21日までの期間限定で「ELSA Premium」の年間プランが50%オフになっています!
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