わたしは、子どもが小さいころから英語に触れさせてきました。
いろいろと英語教材を試してきましたが、幼児英語教材って高いんですよね……。
そんななか、たった3,000円〜4,000円で買える「グーミーズ(GOMMIES)」というDVDがあります。
すっごく売れているみたいで、評判もよいそうですが本当のところどうなんでしょうか?
結論から言うと、「安かろう、悪かろう」ではなく、コスパ最強の幼児英語教材でした!
目次
グーミーズ(GOOMIES)とは?
「グーミーズ」というのは、幼児用のDVDです。
ただのDVDではなく、幼児英語教育教材に分類されるものですね。
こんな公式の動画もあるので見ていただければ「なるほど」と伝わると思います。
グーミーズの内容(流れ)
グーミーズの内容を簡単に紹介します。
1話が3分で構成され、1話の流れは下記4パートの繰り返しになりますよ。
1話の内容(流れ)
- 自己紹介
- 日常会話
- 単語の練習(6単語)
- 童謡
1話が上記の1〜4で構成され、
ちょうど3分で終わるように収録されています。
もちろん、すべてネイティブの発音ですよ。
子どもの集中力はもたないし、同じものを見るのが好きなので、1話(3分)の内容を繰り返し見せるぐらいがいいんですよね。
上の画像は「1章(ボリューム1)」の内容です。1章〜3章まであって、1章には3分×10話が収録されています。
では、1話の流れを見てみましょう!
自己紹介
まずは、このDVDの主人公2人の自己紹介があります。
こちらの2人ですね。
左側のウサギが「Moo」。設定ではマシュマロです。
そして、右側の恐竜が「Tino」で、実はグミなんだそう。
この自己紹介は10秒もかからないほどスピーディーで、話がはじまる前に必ず挿入されています。
日常会話
そして、日常会話です。日常会話とは言っても、全部子ども目線でのシチュエーションですよ。
上の画像だと「Open your mouth(お口をあけて)」と言っていますね。
グーミーズは音声だけでなく、動画でやり取りされているので、言葉がわからなくても状況が理解できます。
単語の練習(6単語)
続いて、単語の練習があります。
練習って言っても、日常会話で出てきた単語や、同じようなシチュエーションで使いそうな単語を6つだけです。
このパートは、本当にサラッと終わりますが、子どもは繰り返し見てると勝手に覚えるでしょうね。
童謡
そして、最後が童謡です。
言葉の意味がわからなくても勝手にマネできる最強のツールが童謡なんですよね。
上の画像は『If you're happy and you know it(しあわせなら手をたたこう)』の一部ですが、出演しているのも同じ世代の子どもたち。
子どもは子どもに興味を持つので、楽しんでマネをしますよ。
グーミーズの対象年齢
グーミーズの対象年齢は0歳〜幼稚園児ぐらいまでです。
赤ちゃんでも目を引きそうな色合いですので乳幼児からOKです。上も小学校低学年ぐらいまでいけるかも?
ただし、ゲームやアニメなどほかのメディアにどっぷりと浸かっているお子さんの場合は、すぐに飽きるかもしれません。
すぐに飽きるかどうかは、ほかのメディアにどのくらい触れているかにもよりますね。
【重要】グーミーズを安く買う方法
グーミーズの販売価格は3,960円です。
内容の充実さから言って安すぎなのですが、これを約400円割引の3,600円で買う方法があります。
それが、公式サイトの「会員価格」で購入するという裏ワザ!!
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グーミーズの良い点
ではグーミーズの良い点をまとめます。
最初に書いておきますが、こんなに安いのに内容は大手の幼児英会話教材に負けてません。
というかグーミーズで十分すぎます!
キャラクターがかわいい
まず、なんと言ってもグーミーズのキャラクターがかわいいこと。
しかも、子どもの好きな要素がキャラ設定に満載です。
2匹のキャラクター
上の画像を見ればわかると思いますが、グーミーズは色のセンスもいいんですよね!
バリバリに原色でもなく、オシャレを意識しすぎでもなく。
「子育てで遭遇する英語」を学べる
前述しましたが、1話は4つのパートに分かれていて、その中に「日常会話」のパートがあります。
その日常会話というのが、子育てで遭遇するシチュエーションばかりなのです。
つまり、子育てで遭遇する英語を学べる!
たとえば、こちらは子ども同士がおもちゃの取り合いをしているシーンですね。
上の例だと「It's not yours !! It's mine !!(それは君のじゃない!私の!)」と言っていますが、まさに子どもの世界にある日常ですよね。
では、実際にグーミーズではどのような日常会話が収録されているのでしょうか?
グーミーズ収録トピック
- かくれんぼ
- お買いもの
- 一緒に遊ぼう
- 歯磨き
- 畑にいこう
- ぐあいが悪い
- 虫とあそぼう
- どろんこ遊び
- おいしいね
- なにが食べたい?
- プレゼントあげる
- 忘れもの
- なに色が好き?
- 何しているの
- 野菜をたべよう
- 迷路であそぼう
- 大きいね 小さいね
- 福笑いであそぼう
- いくつかな
- お星さま
- いま何時
- ちらかしたのは誰?
- トイレの時間
- どっちの風船が大きい
- いろんな形を見つけよう
- ケーキを作ろう
- ぜったいできる
- 横断歩道を渡るとき
- お風呂だいすき
- 動物の鳴き声
下にスクロールします
ハッキリ言って、「Goomies 第2弾」のDVDを出すとしたらネタに困りそうなぐらい、子ども視点での日常が網羅されています(笑)。
でも、「歯磨き」というトピックにしても、「歯を磨きましょう」「は〜い」なんて現実から離れた「良い子の会話」じゃないですよ。
これは実際に買って見てほしいので伏せておきますが、「だよなぁ」という内容です(笑)。
グーミーズは「これぞ、活きた英語!」というやりとりが満載です。
文法ではなく、「子どもが日常で使う表現」という視点で選ばれているので、比較級なんかも出てくるんですよ!
文法でいうと、けっこう上に行かないと習わない比較級も、ストーリーの中で自然に身につきます。
上のように、「Mine is bigger !(私の風船の方が大きいよ!)」というセリフと、かわいいイラストで一目瞭然ですよね!
グーミーズの会話はどれも、幼児が対面するシチュエーションという視点で作られているので子どもにも共感されるはず。
「子ども目線の単語」を180種類も学べる
日常会話の後に出てくる「単語の練習」のパートでは、1話につき6種類の単語が学べます。
1話につき6種類 × 30話 = 180種類の単語を学べるというわけですね!
そして、当たり前ですが、ネイティブの発音なのでちゃんとした発音で単語を覚えてくれますよ。
グーミーズ収録単語
- おもちゃの名前
- 飲み物の名前
- 乗り物の名前
- お風呂にあるもの
- 果物の名前
- 野菜の名前
- 虫の名前
- 外にあるもの
- 甘いものの名前
- 料理の名前
- パーティーで使うもの
- 冬に使うもの
- いろんな色
- 家にあるもの
- 動物の名前
- 身に付けるもの
- 顔のなまえ
- すうじ
- 電気で動くもの
- 文房具
- 食器
- 楽器
- 形のなまえ
- 食べ物のなまえ
- 公園にあるもの
- 乗り物のなまえ
- 服のなまえ
下にスクロールします
英語をきれいに発音させたいなら、ネイティブの発音で単語を覚えるということが大切です。
「アップル」という日本語を英語だと思わさないようにしましょう。
童謡も「手遊び付き」で覚えられる
そして、英語の童謡(マザーグース)です。
グーミーズは、子どもが生まれる前に英語の童謡を50曲以上覚えたわたしでも納得の選曲です。
そして、英語の童謡は絶対に映像がないとダメです。それがグーミーズだとカンペキにクリアされます。
たとえば『Itsy Bitsy Spider(イッツィ・ビッツィ・スパイダー)』という曲。
英語圏では超・有名な手遊びをしながら歌う童謡(マザーグース)です。
これ、手遊びが重要なんですが、日本人の我々には、どうやっていいかわかりませんよね(笑)。
それが映像だったら一瞬でわかるんですよ……。素晴らしい。
こちらも有名な『Pat a Cake(パッタケイク)』という童謡。
上の画像を見てほしいのですが、意味を理解させるためのアニメーションと、手遊びを覚えさせるための子どもたちの両方で表現しています。
グーミーズは、ホントによく考えられてますねー!
手遊びを覚えると、合わせて歌うようになるので、英語を使う回数がグッと増えます。
では、グーミーズに収録されている童謡を全部紹介しますね。
グーミーズ収録の童謡
- If you're happy and you know it(しあわせなら手をたたこう)
- The Farmer in the Dell(ちいさな谷の農夫)
- The Wheels on the Bus(バスの歌)
- Pat a Cake(ケーキをこねて)
- BINGO(ビンゴ)
- Old MacDonald Had a Farm(ゆかいな牧場)
- Skip to my Lou(スキップ・トゥ・マイ・ルー)
- Twinkle Twinkle Little Star(きらきら星)
- The Bear Went Over the Mountain(クマさんが山へ登ったよ)
- She'll Be Coming Round The Mountain(あの子が山にやってくる)
- Hokey Pokey(ホーキーポーキー)
- Mary Had A Little Lamb(メリーさんの羊)
- Three Little Monkeys(3匹の小さな猿)
- The Ants Go Marching(ありの行進曲)
- Humpty Dumpty(ハンプティ・ダンプティ)
- Rain Rain Go Away(レイン・レイン・ゴー・アウェイ)
- Row Row Row Your Boat(こげこげボート(漕げよお船を))
- Head, Shoulders, Knees and Toes(あたま かた ひざ ぽん: からだあそびの歌)
- One, Two Three, Four, Five(数字の歌)
- Itsy Bitsy Spider(ちっちゃなクモ)
- I've Been Working on the Railroad(線路はつづくよどこまでも)
- My Bonnie(マイボニー)
- Under The Spreading Chestnut Tree(大きな栗の木の下で)
- Alphabet Song / ABC song(ABCの歌)
- The Muffin Man(マフィン売りのおじさん)
- Three Little Kittens(三匹の仔ねこ)
- Yankee Doodle アルプス一万尺(ヤンキードゥードゥル)
- Tree Little Ducks(3匹のアヒル)
- Here We Go Round the Mulberry Bush(桑の木の周りを回ろう)
- Seven Steps(セブンステップス)
下にスクロールします
たぶん、「え? これって日本語の曲じゃなかったの!?」という曲が満載です。
ちなみに、子どもを楽しませるアレンジも効いていて、『Old MacDonald Had a Farm(ゆかいな牧場)』にライオンが登場したりしますよ(笑)。
個人的には『ABCの歌』が最後のほうに出てくるのも好きです。
すべて字幕が出る
グーミーズに出てくる音声は、すべてネイティブが発音する英語です。
これは、子どもにとっては問題ないですが、はじめて見た親にとっては「今なんて言ったの?」のオンパレードですよね。
でも大丈夫です。すべてに字幕が出ますから!
「Ummm(アー)」みたいな間投詞(さらに詳しく言うとフィラー)ですら、こんなふうに文字にしてくれます。
「going to」が繋がって「gonna」になるのも、こんなふうに表示してくれます。
いたれりつくせりですね!
さらには、付録で「歌詞の収録された冊子」が付いてきます。
グーミーズなら、親の「子育て英会話」も上達しますね!!
五感を使って効率よく英語に馴染める
そして、DVDという「視覚+聴覚」の教材なので、効率よく英語を学べます。
どういうことかというと、聞いて覚えるだけでなく、五感を使って体験すると言語を覚えやすいんです。
さらに、DVDを親と一緒に見て、踊ったり歌ったりすることで、そのときの匂い、感覚などを通して記憶に残りやすくなります。
ややこしい書き方をしましたが、「勉強」ではなく楽しい体験で英語に馴染めるということですね。
繰り返し見られる「3分」という時間
1話の収録時間はたったの3分です(DVD全体では90分)。
これって大人にとっては短いように思えますが、子どもにとってはちょうど良い時間なんですよね。
なぜかというと、子どもはスピーディーで楽しいものを繰り返し見たがるからです。
ループさせる時間として3分は最適ですね。同じものを3回見せて9分。ちょうど飽きる時間ですからね。
そこから見た童謡を一緒に歌ったり、使われていた英語を使ってみたりしてほかの遊びに展開させましょう。
日本語が一切出てこない
このグーミーズには日本語が一切出てきません。
「え? 日本語が出ないなんて大丈夫?!」と思いそうですが、大丈夫です。
子どもは大人と違って、日本語を通して英語を学んだりしませんからね。
たとえば、うちの子がやっていた「こどもちゃれんじEnglish」だと日本語も出てくるんですよ(最近のは知らないけど)。
しまじろう もすごく良かったのですが、それだけが気になっていました。
90分という収録時間をフルに使って「英語漬け」にできますよ♪
DVD1枚だけなので安い
そしてグーミーズはDVD1枚だけの英語教材なので、超安いんです。
約4,000円ですからね。
うちの子どもたちはベネッセの「Worldwide Kids(2024年3月末までに順次終了)」をやっていましたが、これが高かった。
なぜかというと、教材がいろいろと付いているからなんですが、けっきょくDVDしか見なくなるんですよ。
「DVDだけでいいから安く売ってほしかった」というのが親の本音ですが、それが叶うのがグーミーズです。
グーミーズの改善してほしい点
では続いて、グーミーズを使ってみて「ここ、直してほしいなぁ」という点についてです。
最初に言っておきますが、致命的な問題点はありません。
グーミーズの改善してほしい点
付録に「日本語訳」を入れてほしい
グーミーズの付録として「冊子」がついているとさきほども書きました。
これは素晴らしいのですが、載っているのはすべての会話、歌の英語のみです。
親の英語レベルによっては難しいので、日本語訳があると親切かなと思いました。
1章を5話ごとにしてほしい
グーミーズは1章が10話ごとになっています。これが3章あるんですね。
1章を続けてかけることがありますが、「1章だけ見せる」という使い方だと10話はちょっと長い気がします。
30分ですからね。
基本的に1つのパートでパターンが完全に決まっているので30分だと「もう飽きた〜」となります。
これが「1章が5話」で全6章という形なら、1章が15分なので、区切りとしてちょうど良い気がします。
まぁ、「飽きた〜」ってなったら途中で止めたら良いだけですけどね。でも子どもが「ネガティブな印象(=飽きた)」を持つのは避けたほうが良いので。
まとめ
というわけで『グーミーズ』は、コスパがよくて内容も良いDVDでした。
乳幼児から使えるので、出産祝いのプレゼントとして、誕生日のプレゼントとしてもオススメですよ。
ちなみに小学生には『英会話たいそう』が超オススメですよ! マジでノリノリで踊ります。