英会話で一番緊張するのは初対面のときかもしれません。
何から話したらええんやろー……ってなりますよね。まぁ、日本語でも同じですが。
今回は初対面の人と英語で話すときの自己紹介について。
日本人が英語で自己紹介をするときに違和感を感じる表現についてまとめてみました。
英語の自己紹介で違和感を感じる5つの表現
では英語の自己紹介で日本人が言ってしまいがちな「違和感を感じる表現」を紹介していきます。
自分の年齢を言う
日本にいると年齢ってすっごく大事ですよね。
まずタメ口でいいのかどうかの判断材料になるからです。
なので、初対面のときに「25歳です!」とか言いますが、英語だとそんなこと言う必要がありません。
英語は年齢で敬語を使いわけるような言語ではないからです。年齢ではなく、親しさ度合いで言葉づかいが変わってきます。
基本的に、仲良くなれば相手が年上でも年下でも言葉を使い分けません。
逆に「I'm 25 years old.」とか自己紹介で言うとビックリされると思いますよ!
あと、「How old are you ?(何歳ですか?)」という質問も相手が子どもじゃない場合は不自然なので、連発しないようにしましょう。
ちなみに、丁寧に言う表現に関してはこちらの記事も参考になります。
血液型を言う
あと、日本では血液型を自己紹介で言う人がいますが、英語圏では99%言いません。
なんで言わないかというと英語圏には「血液型占い」というモノが存在しないからです。いえ。英語圏だけじゃないですね。
世界中のほとんどの国に血液型占いはありません(日本の影響を受けた韓国や台湾にはあるそうですが)。
さらに言うと、ほとんどの国では自分の血液型を知らない人もいるほど、血液型を言うことが非日常なんですよ。
事故とかがあって、輸血の必要があってもその場で調べるから問題ないそうですし(笑)。
そんな血液型を自己紹介で言うと、間違いなくびっくりされますよ!
兄弟姉妹の上下関係を言う
日本語ではきょうだいの中でも「姉」「妹」のように上下関係を表現します。
でも英語では歳上でも歳下でも、通常は「sister」「brother」と言います。
それをついつい、こんなふうに言ってしまいたくなりますよね。
I have 2 older sisters and 1 younger brother.
(2人の姉と1人の弟がいます)
でも、英語では歳では区別して言いませんので。なんか変なこだわりのある人やなーと思われます!
詳しくはこんな記事もありますよ。
「仕事」「子育て」などを「趣味」と呼ぶ
あと、趣味を自己紹介で言ったりしますが、日本人同士ならこんなものを「趣味」として言う人いませんか?
日本人が言う「趣味」
なので、英語でこんなふうに言いたくなります。
My hobby is working !
(私の趣味は仕事です!)
文法的にもおかしくないのですが、かなり違和感があると思われます(笑)。
「子育て」も趣味に該当しないし、「寝ること」なんて趣味にはなりえませんよね……。
趣味がないときは言わなくていいと思いますよー。無理して言うとか意味わからないですし。
名前の由来を言う
日本では漢字が使われます。で漢字って、文字1つに1つに意味がありますよね。
なので、自己紹介するときにこんなことを言う人がいます。
例
私の名前は「さつき」です。漢字で書くと「さつ」は「殺す」って漢字で、「き」は「気合」の「気」です。よく「さっき」って呼ばれちゃうこともありますが。てへ!
こんなノリで英語の自己紹介で……
例
My name is "Satsuki". "Satsu" means...
こんな風に説明されても、多くの外国人は「漢字」なんて知りません。
漢字がどういうものか知らない人や、興味のない人に力説しても「コイツわけわかんねー!」って思われるだけでしょう。
「"田中" means "in the rice field"! (「田中」 は「田んぼの中」って意味です!)」とか言われても「え? で、結局キミのこと、何て呼んだらええの??」って混乱を与えると思います。
まとめ
さて、今回は初対面で言うと違和感のあることを書き出してみました。たぶんほかにもいろいろあるはずです。
せめて、今回書いた内容は気をつけてくださいねー。