アメリカの「Thanksgiving Day(サンクスギビングデー)」ってどんな日? この休暇では何をするの?

タカコ

こんにちは、アメリカ在住ライターのタカコです。

11月の第4木曜日は、アメリカでは「Thanksgiving Day(サンクスギビングデー)」という祝日です。

このThanksgiving Dayは、日本語で「感謝祭」と訳されているのですが、そう言われても、なじみのない私たち日本人は「???」と思うのではないでしょうか。

今回は、このThanksgiving Dayとはどんな日なのか、またどんなことをして過ごすのかをまとめました。

Thanksgiving Dayはどんな日?

まず、Thanksgiving Dayはいつなのでしょうか?

  • アメリカ …… 11月の第4木曜日
  • カナダ …… 10月の第2月曜日

……です。

「Thanksgiving Day(サンクスギビングデー)」は大きな祝日で、私の住む地域の小・中・高校は、その週はずっと学校が休みになり、クリスマスに次いで大きな休暇です。

私の夫も、Thanksgiving Day当日と次の日の金曜日(Black Friday)は仕事が休みで、土日もあわせて4連休です。

日本ではゴールデンウィークやシルバーウィークがあるので、4連休と聞いてもあまり驚かないと思いますが、

アメリカではそもそも祝日の数が少ないので、この4連休は、数少ない「大型連休といえます。

離れている家族に会いに行く人も多く、空港は大混雑、町なかでも他州のナンバープレートを付けた車が増えます。

Thanksgiving Dayってどんな日?

さて、Thanksgiving Dayは連休になるほどの大きな休暇(holiday)ということはわかっていたのですが、どんな日なのかあまりよくわからないまま過ごしていました。

「Thanksgiving (Day)」と英語で読んでも、はっきりわからないので、夫に聞いてみました。

タカコ

ねえねえ、Thanksgiving Dayって、どんな日なの?

んー、日本でいうと「お正月」みたいなものかな……。

タカコ

え?! 「お正月」は、新年を祝う祝日なんだけど?

そうなんだけど、日本ではお正月は「家族で過ごす行事」だよね? あ「お盆」もか。Thanksgiving Dayも、「お正月」と同様、大切な「家族行事の日」なんだ。

タカコ

お正月やお盆に実家に帰省するみたいに、Thanksgiving Dayに家族が集まるってことね。

それから、お正月は、「新しい年を迎えて」っていう機会に、家族や友人、お世話になっている人たちに「(去年は)ありがとう。お世話になりました」「(今年も)よろしく」って年賀状に書いたり、挨拶したりするでしょ?

タカコ

するする。

Thanksgiving Dayは、そうやって、家族はもちろん、自分の周りにいてくれる人たちに感謝して、それをお祝いするんだよ。

タカコ

あぁ、なるほど!! 「自分の周りの人に感謝をする日」ってことね!! じゃあ、宗教的な意味合いは、あんまりないの?

もともとは、神様に収穫を感謝するっていう行事が起源だから、宗教的な意味があったけど、今は、そういう感じではなくて、大切な家族行事の日かな。親しい友達同士で集まったりもするけどね。

Thanksgiving Dayは「周りの人に感謝する日」

私の義両親は、わりとすぐ近くに住んでいて、毎年Thanksgiving Dayには私たちを招待してくれ、家族や友人が集まり、にぎやかに過ごします。

なるほど、夫に「お正月」と言われたときはよくわからなかったのですが、

「お正月」の「新年を迎えた機会に」ということを除いた、「自分の周りにいてくれる家族や友人に感謝する」という気持ちはわかります。

現在のThanksgiving Dayは、そういう意味合いの日なのですね。

そういえば、今年、出会ったママ友からも、こんなメールをもらいました。

Happy Thanksgiving!!(楽しいサンクスギビングの休暇を!!)

こうやって、当日会えなかった離れている家族や親しい友人にカードやメールなどを送ったり、電話をしたりもします。

Thanksgiving Dayはどうやって過ごす?

さて、Thanksgiving Dayをどうやって過ごすかですが……

私の場合ですが、前述したとおり、Thanksgiving Dayは義両親の家に招待してもらっています。

タカコ

そして、大ごちそうを食べます(笑)

(この「大ごちそう」については後述します)

また、Thanksgiving Dayの恒例の行事として、

ニューヨークにあるMacy's(メイシーズ)という百貨店が、町なかで大規模なパレードを行っていて、テレビ中継もされています。

大きな風船を使ったパレードで、いろいろなキャラクターが出てきておもしろいです。

また、国民的スポーツのアメリカンフットボール、NFLの試合も、3試合だけですが、昼間から行われます(普段は日曜と月曜の夜にしか試合がありません)。

「みんなで楽しめるように」ということで行われているんでしょうね。

とても人気のあるスポーツですから、もし地元のチームの試合があるとなれば、盛り上がること間違いなしです。

Thanksgiving Dayによく食べる料理

Thanksgiving Dayに欠かせない料理というと、「Turkey(シチメンチョウ)」です。

日本ではあまり一般的ではありませんが、アメリカではごく一般的な食べ物で、スーパーでも年中売られています。

が、特にこのThanksgiving Dayでは、オーブンで焼いたシチメンチョウ(の丸焼き)を食べます。

びっくりするのがその大きさです。

サンクスギビングに食べる七面鳥
サンクスギビングに食べる七面鳥

チキンの丸焼きなんか比にならないくらい大きいです。

でも、アメリカのオーブンは大きいので、そんなシチメンチョウもなんなく収めてこんがり焼いてくれます(大きいので焼くのに3〜4時間かかりますが)。

使用感満載の我が家のオーブン
使用感満載の我が家のオーブン

この大きなシチメンチョウ、シチメンチョウには申し訳ないのですが、意外と安いんです……。

Thanksgiving Day前に安売りされているということもありますが、安いと1ポンド当たり37セントとか、42セントとかで売られていたりします。

なんと、1ポンド当たり49セントで買っちゃいました。16ポンド(7キロあまり、おとな数人でやっと食べきるくらいの量)のシチメンチョウが8ドルもしません

アメリカでシチメンチョウを買うと激安です
アメリカでシチメンチョウを買うと激安です
タカコ

お気の毒としか言えないほどの激安ぶり

集まった人みんなでおいしくいただきます。

シチメンチョウを焼くときには、おなかの部分に「stuffing(スタッフィング)」という「詰め物」を入れて焼くのが一般的ですね。

ほとんどの内臓はすでにきれいに取り除かれているので、おなかの部分はちょっとした空洞になっているのです。

スタッフィングにはいろいろ種類があるのですが、お店で売られているものには、パン粉よりもパンやクルトンに近い「パン系」のものがありますよ。

野菜やクランベリーを混ぜて作ると、シチメンチョウの肉汁と混ざってとてもおいしく、パン代わりの「炭水化物」になります。

オーブンで焼くときは、肉汁がどんどん出てくるので、大きなトレイに入れて焼きます。

義両親の家では、このシチメンチョウのほかにも、

  • マッシュポテト(ゆでたジャガイモをつぶしてクリームなどを混ぜ、滑らかにしたもの)
  • グリーンビーン(いんげん)のキャッセロール(グラタンのようなオーブン料理)

義母がドイツ系ということもあり、

  • ザワークラウト(キャベツの漬物)

デザートは、

  • パンプキンパイ
  • ピカン(ピーカン / ペカン、ナッツの一種)パイ

などが定番です。

タカコ

それはもう大ごちそうなので、カロリーのこととか、完全無視。ついつい食べ過ぎてしまいます。

料理を持ち寄ることも

集まる人数が多いときには、招待する家だけで用意をするのが大変なので、持ち寄ることも一般的です。

タカコ

もちろん、料理をするのが苦手な人は、お店で買ったものを持って行っても問題ありません。

私も、義母だけでは料理が大変なので、去年あたりから、料理を少し持って行っています。

今年は、クランベリーのディップ(クラッカーなどにつけて食べるクリームのようなもの)とキャロットケーキを作りました。

シチメンチョウを食べると眠くなる?!

ちなみに、この大ごちそう(特にシチメンチョウ)を食べると、決まってとても眠くなります。

一般的にも「Turkeyを食べると眠くなる」とよく言われています。

タカコ

本当にとても眠くなるのです!!

大ごちそうを食べたあとは、たいていみんなソファーでつくろいだり、ときにはお昼寝をしたり、リラックスしています。

日本だと、義実家でくつろいだり、お昼寝なんかとてもできない!! と思うかもしれませんが、アメリカでは、来てもらった人にゆっくりしてもらえると、招待した側もうれしいようです。

もちろん、食器などの片づけは少し手伝いますが。

そもそもThanksgiving Dayの起源とは?

今では宗教的な意味合いはほとんどなく、身近な人に感謝をする日になっていますが、もともとはそれが起源ではなかったそうです。

アメリカにやってきたイギリス人がインディアンに助けてもらったことから始まるんだ。

もともとは、イギリスからアメリカ(マサチューセッツ州のプリマス植民地)に移り住んだピルグリム・ファーザーズの最初の収穫を記念する行事だと言われています

ピルグリムがプリマスに到着した1620年の冬は大変厳しく、大勢の死者を出したが、翌年、近隣に居住していたインディアンのワンパノアグ族からトウモロコシなどの新大陸での作物の栽培知識の教授を得て生き延びられた。1621年の秋は、特に収穫が多かったので、ピルグリムファーザーズはワンパノアグ族を招待して、神の恵みに感謝して共にご馳走をいただいたことが始まりであるとされる。

感謝祭 - Wikipediaより引用しました。

タカコ

アメリカにやってきたイギリス人が、近くに住んでいたインディアンに助けてもらったんですね。

また、「神の恵みに感謝して、助けてもらったインディアンと一緒にごちそうを食べた」ということから、「感謝祭」という名前が付いたのも納得です。

ところが、

そうやって助けてもらったのに、その50年後くらいに、入植者はそのインディアンを殺したり、土地を奪ったりしちゃうんだけどね……。ひどい話だろ?

タカコ

えぇ!!

このインディアンだけじゃなく、数々のネイティブインディアンは、もともとこの地にいたにもかかわらず。そうやってひどい扱いを受けてきたんだよ。

そんな悲しい歴史があったことは知りませんでした。

翌日(金曜日)はブラックフライデー

「Thanksgiving Day」の翌日は「Black Friday(ブラック・フライデー)」です。

なぜ「ブラック」なのかというと、売り上げが「黒字」になるからで、アメリカでは定着した名称です。

くわしくはこちらの記事をどうぞ。

いかがでしたか?

今回はアメリカの「Thanksgiving Day」の休暇についてまとめてみました。

アメリカでは珍しい大型連休、人々は家族と一緒にお祝いをしたり、友達と集まったり。おいしいものを食べて、楽しく過ごします。

楽しい時間はあっという間に過ぎてしまうのですが、これが終わると、人々の楽しみはすぐ1か月後のクリスマスに向けられます。

このThanksgiving Dayからクリスマスまでは、1年で一番ウキウキする時期でもありますが、大ごちそう続きで、どうしても食べ過ぎてしまう時期なので注意しないと。

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執筆者: タカコ
日本語教師養成講座修了。英語が苦手だったにもかかわらず、夫となるアメリカ人との結婚を機に渡米。現在は一児の母として英語に囲まれた環境の中で英語を習得中。日本語教育に携わった経験から言語を深く掘り下げる探究心がすさまじく、身近な英語の知識を初心者にもわかりやすく書くよう心掛けている。

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