【語源で単語暗記(2)】「in」と「ex」で効率よく英単語を覚えよう

語源「in」と「ex」
サト

こんにちは、英語の勉強マニアのサトです。

前回は、語源で英単語を覚えるということについてお話しました。

「語源によってラクに単語を覚えられる」とは言え、「語源自体」を覚えること、つまり「覚えること」からは逃げられません。

でも語源を覚える順番によって、その大変さはぜんぜん違ってきます。

この記事では、最初に覚えてほしい語源である「in」と「ex」について、そして「in」と「ex」で覚えられる英単語をご紹介しましょう。

単語のはじめに来る「in」と「ex」について

では、単語のはじめに来る「in」と「ex」について解説しますね。

この2つはもっとも覚えやすい語源なので、2つとも覚えてしまいましょう。

語頭の「in」は「中に」という意味

まず、単語のはじめの部分(語頭)に来る「in」は「中に」という意味です(例外もある)。 

「in」の語源の意味は「中に」
「in」の語源の意味は「中に」

上の図解のように、「in」の「 i 」の点がゴールのネットの中に入っているイメージで覚えてください。

語源「in」の意味
中に

たとえば、「インドア」「インストール」という言葉はカタカナとしてもおなじみですよね。

語頭に「in」のつく言葉
単語(意味) 単語の成り立ち
indoor
(屋内の)
in(中に)+ door(ドア)
「ドアの中」から「屋内」という意味に
install
(インストールする)
in(中に)+ stall(語源は『置く』の意味)
「中に置く」からインストールの意味に

この2つの単語「door(ドア)」と「stall(語源は『置く』の意味)」の語頭に「in」がくっつくことで、「中に」という意味を付加しています。

「indoor」なら、「in(中に)door(ドア)」で「ドアの中屋内」というイメージ。

「indoor(屋内の)」のイメージ
「indoor(屋内の)」のイメージ

そして「install」は、「in(中に)stall(置く)」で「中に置く」というイメージです。

サト

前置詞の「in」も同じく「中」という意味なので覚えやすいですね!

語頭の「ex」は「外に」という意味

単語のはじまり(語頭)に来る「ex」は、「外に」という意味になります(例外もある)。

「ex」の語源の意味は「外に」
「ex」の語源の意味は「外に」

上の図解のように「ex」の「 x(バツに見える)」を「 e 」がジャンプをして外に超えているイメージで覚えてください。

語源「ex」の意味
外に

たとえば、次のことばの「ex」という部分は「外に」という意味なのです。

「ex」で始まる英単語
単語(意味) 単語の成り立ち
exit
(出口)
ex(外に)+ it(行く)
「外に行く」から「出口」の意味に
extension
(拡張、エクステ=付け毛)
ex(外に)+ tension(延ばすこと)
「外に延ばす」で「拡張」や「エクステ(付け毛)」の意味に

日本でもよく見かける、「EXIT(イグジット)」は「に出る」から「出口」という意味になっていたんですね。

「EXIT(出口)」のサイン
「EXIT(出口)」のサイン

まつ毛や髪の毛などの「エクステ」は「extension」(に延ばすもの)から来ています。

サト

こんなふうに「言葉の成り立ち」がわかると「なるほど!」と覚えやすくなりますね!

続いて次項では、「in」と「ex」で始まる単語の例をさらに見ていきましょう。

「in」「ex」で始まる単語の例

では、「in」「ex」で始まる単語は、ほかにどんなものがあるのでしょうか。

セットで覚えるのがオススメの単語を3組ご紹介します。

「inspect」と「expect」

まず紹介するのは、「inspect」と「expect」です。

この単語の意味は次のとおりです。

「inspect」「expect」の意味
inspect 検査する
expect 期待する

なぜこのような意味になるのでしょうか。

「spect」は「見る」の意味

「inspect」「expect」の「spect」は、「見る」という意味なんです。

「spect」の語源の意味は「見る」
「spect」の語源の意味は「見る」

念のために上の図解の説明をしておくと、「 P 」と「 C 」が目になっていて見ているイメージです。

語源「spect」の意味
見る

1「inspect」の成り立ち

「inspect」は、次のような理屈で「検査する」という意味になります。

in(中に)spect(見る)

inspect

中を見る

検査する

「in(中に)」+「spect(見る)」=「inspect(検査する)」
「in(中に)」+「spect(見る)」=「inspect(検査する)」

「中を(詳しく)見る」のが「検査する」イメージとピッタリですね。

2「expect」の成り立ち

inspect」の「in(中に)」を、反対の意味である「ex(外に)」にした「expect(期待する)」を見てみましょう。

この単語も「ex(外に)」+「spect(見る)」で成り立っています。

ex(外に)spect(見る)

exspect

外を見る(他の人を見る)

期待する

たとえば雨の日。外を見ながら「天気、よくならないかなあ」と期待しているシーンを想像しましょう。

「ex(外に)」+「spect(見る)」=「expect(期待する)」
「ex(外に)」+「spect(見る)」=「expect(期待する)」

もしくは、「外」を「他の人」と捉えると、「期待する」イメージがつかみやすいかもしれません。

ちなみに、「expect」は「ex + spect」なのですが、「ex」の最後の音と「spect」の最初の音は同じ [ s ] の発音なので、「 s 」が1つ省略され「ex s pect」になっています。

語源混同やスペルミスも防げる

わたしはこの方法で「expect」を覚えてから、「except(〜を除いて)」と混同することがなくなりました!

サト

この2つって似ていませんか?

似ている2つの単語

  • expect(期待する)
  • except(〜を除いて)

語源で英単語を覚えると、混同やスペルミスも防げるということです!

「import」と「export」

今度は「import」と「export」という2つの単語を見てみましょう。

この単語の意味は次のとおりです。

「import」「export」の意味
import 輸入する、データを取り込む
export 輸出する、データなどを書き出す

なぜこのような意味になるのでしょうか。

「port」は「運ぶ」の意味

まず、「import」「export」の「port」は、「運ぶ」という意味です。

「port」の語源の意味は「運ぶ」
「port」の語源の意味は「運ぶ」

上のイラストでは「port」の「 O 」を荷物に見立てて運んでいるイメージです。ちなみに「 T 」は運んでいるのを応援しているだけ(笑)。

語源「port」の意味
運ぶ

サト

「ポーター(荷物を運ぶ人)」ということばもありますよね。

1「import」の成り立ち

「import」は、次のように「輸入する」という意味になります。

in(中に)port(運ぶ)

inmport

中に運ぶ

輸入する、データなどを取り込む

国の中に運ぶと「輸入する」、パソコンの中に運ぶと「取り込む」になるわけですね。

「in(中に)」+「port(運ぶ)」=「import(輸入する)」
「in(中に)」+「port(運ぶ)」=「import(輸入する)」

「import」のスペルですが、「inport」ではなく「import」になっています。

唇を使って発音する [ b ] の発音 [ p ] の発音 [ m ] の発音の前に来る「 n 」は、基本的には「 m 」になるというルールがあるからです。

詳しくは英語で「天ぷら」を「tempura」と書く理由 をご覧ください。

2「export」の成り立ち

今度は、「export」の成り立ちを見てみましょう。

「ex(外に)」+「port(運ぶ)」=「export(輸出する)」
「ex(外に)」+「port(運ぶ)」=「export(輸出する)」

「in(中に)」の反対に、「ex(外に)」に運ぶから「export」。「export」は「import」の反対の意味なので理解しやすいですね!

ex(外に)port(運ぶ)

export

外に運ぶ

輸出する、データなどを書き出す

サト

パソコンをお使いなら、「インポート」と「エクスポート」は聞いたことがあるかもしれません。

「impress」と「express」

最後の例は、「impress」と「express」です。

この単語の意味は次のとおりです。

「impress」「express」の意味
impress 印象づける
express 表現する

なぜこのような意味になるのでしょうか。

「press」は「押す」の意味

まず、「impress」「express」の「press」は、「押す」という意味です。

「press」の語源の意味は「押す」
「press」の語源の意味は「押す」

上の図解のようにギューっと押して圧力をかけているイメージが「press」にはあります。

語源「press」の意味
押す

日本語でも、工場などで型に圧をかけて加工することを「プレス加工」と呼びますよね。

サト

「圧力」という意味を持つ「プレッシャー(pressure)」も同じく「press(押す)」から来ていますよ。

1「impress」の成り立ち

「impress」は、次のような成り立ちから「印象づける」という意味になります。

in(中に)press(押す)

inmpress

中を押す(心の中に影響を与える)

印象づける

「中」というのは「心の中」のことです。「心の中を押す」→「心の中に影響を与える」と考えると、「印象づける」に結びつきますね。

そのイメージをイラストにしたのがこちらです。

「in(中に)」+「press(押す)」=「impress(印象づける)」
「in(中に)」+「press(押す)」=「impress(印象づける)」

2「express」の成り立ち

そして、「ex(外に)」と「press(押す)」が合体した「express」は次のような成り立ちです。

ex(外に)press(押す)

express

外を押す(外に影響を与える)

表現する

こちらの「外」は自分以外の「外」の世界と捉えるとイメージしやすいでしょう。

「ex(外に)」+「press(押す)」=「express(表現する)」
「ex(外に)」+「press(押す)」=「express(表現する)」

どっちでもいいですが、ウサギさんの服には「豚野郎」って書いています。たしかにダサいですね……。

もしかすると、「impression(印象)」「expression(表現)」のほうがなじみがあるかもしれません。

これらは「impress(印象づける)」と「express(表現する)」の語末に「ion」がくっつくことで名詞化しています。

この記事では、「in」と「ex」で覚えられる英単語をご紹介しました。

「in(中に)」や「ex(外に)」で始まる英単語は、ほかにも数え切れないぐらいあります。

今度、教科書とかを見るときは探してみてくださいね。

サト

語源を学習すると、英単語の見方が変わって、楽しくなってきますよ!

次はこちらの記事を読んでいくと効果的です。

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執筆者:
受験英語が大好きで、独学でTOEIC 955点をマーク。現在はインドネシアに移住し、言語の専門家である日本語教師として生計を立てている。英語よりも「英語の勉強」に興味が強く、最近ではオンライン英会話や電子書籍を試すことにハマっている。>>サトについて詳しくはこちら
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