英単語は語源で覚えろ! 効率が良くて二度と忘れないという話

ヨス

こんにちは! 言語オタクのヨスです。

語学の基本と言えば、単語を覚えること。そんなことわかっていますよね。でも、それが難しい。

わたしが単語を覚えるときにすごく役に立ったのが「語源」です。語源を覚えて体系的に単語を覚えることで一度にたくさんの単語をおぼえられるんです。

今回は英単語を覚えるときには「語源」を使って覚えると良いよ!というお話です。

漢字の「語源」から紹介

さて、「語源」という言葉ですが、何を指すのでしょうか?

英語の語源の前に、日本語の漢字の語源から紹介します。たぶんそっちの方がわかりやすいので。

たとえば「葉」という漢字ですが、これどういう成り立ちか知っていますか?

これ、「くさかんむり」と「よう(「世」+「木」)でできていますね。この「よう」の部分ですが、葉っぱを形どった漢字なんだそうです。

それが転じて「平べったいもの」を指すようになり、こんな派生をしました。

漢字「葉」「蝶」「鰈」の成り立ち
漢字「葉」「蝶」「鰈」の成り立ち
  • 「くさかんむり」+「よう」= 葉
  • 「むしへん」+「よう」= (ちょう)
  • 「さかなへん」+「よう」= (かれい)

ええ。なんとなくわかりますよね? 平べったい虫だから「蝶」、平べったい魚だから「鰈」。

この漢字「鰈」を「かれい」と読むことを知らなかった人は割といると思いますが、この語源を知ると一発で覚えますよね?

「よう」には「平べったいもの」という意味、「くさかんむり」には植物の意味、「むしへん」には虫の意味……これが語源の力です。

英語にも語源がある

ではいよいよ英語での語源の話です。

たとえば「instruct」という単語があります。これ、実は2つの語源がくっついてできた言葉なんです。

なんとなく想像つきそうですが……

in + struct

です。この語源の意味を見てみると……

in(中に) + struct(積み重ねる)

です。図で見てみましょう。

「in(中に)」+「struct(積み重ねる)」=「instruct(中に積み重ねる→教える)」
「in(中に)」+「struct(積み重ねる)」=「instruct(中に積み重ねる→教える)」

こういうイメージになりませんか? 頭の中に知識を積み重ねているイメージで、「教える」という。

もう一個の「struct」の例を見ると……

「con(共に)」+「struct(積み重ねる)」=「construct(共に積み重ねる→建築する)」
「con(共に)」+「struct(積み重ねる)」=「construct(共に積み重ねる→建築する)」

「con(共に)」+「struct(積み重ねる)」で、「construct(建築する)」になります。

単語の語源を覚えるとどんどん覚えられる

これに加えて別の語源「spire(息をする)」を覚えるとこんな単語も覚えられます。

  • in(中に) + spire(息をする) = inspire(ひらめきを与える・奮起させる)
  • con(共に) + spire(息をする) = conspire(共謀する)

こんなふうに新しい単語でも、「なぜそんな意味になったのか?」を理解しながら覚えられるというわけです。

余談ですが、「inspire」と「conspire」は昔、語源で覚えやすいように四コマ漫画で描いたことがあります。

むっちゃ昔のデータですが良かったら見てください。うんことか出てくるので下品ですが(笑)。

さて今回は語源で英単語を覚えるのは効率的だよというお話でした。

語源で単語を覚えるときのコツは「いかに映像としてイメージできるか?(こじつけもOK)」です。

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執筆者: ヨス
アメリカに留学した経験から言語に興味を持ち、日本語教師に。日本語教育を学んでいたときに自分が「音声学」に猛烈に惹かれることに気づく。一般的には学ばない「日本語の音声」を学ぶことで英語の発音を習得。ヨッセンスという月間に100万回以上読まれている人気ブログも運営。

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