[レッスン体験記]「Kimini英会話」なら英語の発音が10,000円以下で学べる!

サト

執筆者

TOEIC990点(満点)。ELSA認定アンバサダー。インドネシアで日本語学校を運営している日本語教師。話せる言語は英語のほかにインドネシア語、中国語。→ サトについてはこちら

以前から英語の発音にコンプレックスを持っていたわたしですが、今回は「Kimini英会話」の有料プランで、発音をみっちり鍛えてもらいました!

その感想をガッツリとシェアします。

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「発音コース」を受講することに決定

わたしは、「Kimini英会話」の無料体験で6回もレッスンを受け、「発音コース」を受講することにしました。

今までいろいろオンライン英会話を試してきた中で、発音の悪さを指摘されてきたんですね。

わたしも「通じればいいか」と思っていたのですが、きれいな発音ができるに越したことはありません。

なので、「Kimini英会話」の発音コースでみっちり勉強することにしました!

平日昼間限定のウォークデイプランだと、月5,000円弱です。

昼間と言っても日本時間の9時から16時まで。わたしが住んでいるインドネシアの町だと、朝7時からレッスンが受けられることになります!これはうれしい。

全45回のコースということで、なかなかの長丁場ですが、気合い入れてがんばっていきます。

「Kimini英会話」の価格表

 ウィークデイプランだと月5,000円程度と書きましたが、それも含めた価格表は下記の通りです(すべて税込表示)。

プラン名月会費レッスン1回あたり受講可能な曜日・時間帯
スタンダードPlusプラン7,480円249円月〜日
6:00〜24:00
スタンダードプラン6,380円212円月〜日
6:00〜24:00
ウィークデイPlusプラン5,940円297円(月〜金
9:00〜16:00
ウィークデイプラン4,840円242円(月〜金
9:00〜16:00
回数制プラン月2回:1,210円
月4回:2,420円
月8回:4,840円
605円月〜日
6:00〜24:00
「Kimini英会話」のプラン

ちなみに教材費はすべて、受講料に含まれています

わたしの場合は、ウィークデイプランを2か月利用しました。

月額5,000円弱なので、10,000円以下で発音が学べることになります!

「ウィークデイプラン」はその名の通り、平日(月〜金)の昼間(9:00〜16:00)なら受講可能というプラン。

1か月に20〜22回受講可能ですし、事前の無料体験でも10回まで受講できるので、2か月で45回受けるのは決して難しくないはずです。

わたしは無料体験の際に発音以外のコースも試したこともあり、けっこうぎりぎりになってしまいましたが……。

発音コースの概要

「Kimini英会話」の発音コースは、公式サイトによると、「日本人が苦手とする発音の集中トレーニングコース」とのことです。

全45回で「4回レッスン → 1回テスト」の5回が1セット。これを9回繰り返しました

「テスト」は試験というより復習で、落とされることはまずないです。

では、発音コースのレッスンの流れをご紹介します。

発音の仕方をスライドで学ぶ

まず、発音の仕方をスライドで学びます。「Kimini英会話」ではスライドを見ながらレッスンを受けることができるんです!

発音の仕方をスライドで学ぶ
発音の仕方をスライドで学ぶ

説明は英語なので、わからない言葉は先生に聞きました。スライドは事前に見ることができるので、予習するのが理想的なんですけどね……。

発音の練習

やり方を教えてもらったら、次は発音の練習。

発音の練習
発音の練習

まずはターゲットになる音だけ練習します。

単語レベルでの発音練習

次に、単語レベルでの発音練習です。

単語レベルでの発音練習
単語レベルでの発音練習

じわじわと難しくなりますね。

「短文」の練習

次のステップは短文なのですが、ふつうの文と、早口言葉(Toungue Twister)があって、なかなか楽しませてくれました。

早口言葉(Toungue Twister)が!
早口言葉(Toungue Twister)が!

長文を読む

最後に、長文を読みます。

長文を読む
長文を読む

ここでは、文の最後を上げて読むか、下げて読むかも指導してもらえます。

復習で音声を聞く

レッスンはここまでなのですが、レッスン後、復習として、長文の音声を聞くことができます

復習で音声を聞く
復習で音声を聞く

発音のレッスンを受けたらそれで終わり、ではないということですね。

なお、ここに載せたスライドは、すべて「Kimini英会話」公式サイトで公開されています。

あと、1回のレッスンで学ぶ発音は基本的に1つ。多くても2つまでなので、無理なく学習が続けられました。

「Kimini英会話」の先生について

次に、先生についてご説明します。

「Kimini英会話」の先生は、全員フィリピン人の方です。

おそらく「え? フィリピン人の先生って発音は大丈夫なの?」と思っている方もいると思います。

そんな方は、先生の自己紹介の動画をご覧になれば、不安も一掃されるかと思います。

わたし自身、先生の自己紹介動画を見て、特に発音がきれいな先生にお願いするようにしていました。

動画で先生の発音を聞ける
動画で先生の発音を聞ける

お気に入りの先生(1): Angel 先生

どの先生も素晴らしかったのですが、特にお世話になることが多かった先生をふたり、ご紹介します。

おふたりとも、発音がきれいなのは言うまでもありません

が、わたしの発音が間違っている場合、必ず具体的に指摘してくれたのがうれしいポイントでした。

今のは『god』かな。『goat』に聞こえたけど

……のような具合です。

まず、Angel先生。

Angel先生
Angel先生

お話し好きで、レッスン開始後3分ぐらいはいつもフリートークでした。

時間が余ったら、やはりフリートークをしてくださったり、追加で早口言葉を提示してくださったりと、かなり熱心です。

また、学生の何気ない発言をよく覚えていらっしゃるのでうれしくなります。いつも何時に起きるかとか、インドネシアに住んでいることとか。

「th」の発音のレッスンのときに舌を噛んだら、次のレッスンでは心配してくれたりもしました。

一日に何人もの学生を相手にしているはずなので、これはすごいとしか言いようがありません。

お気に入りの先生(2): Morgan先生

おふたり目は、Morgan先生です。

Morgan先生
Morgan先生

Angel先生にはスタッフのコメントがあったのに、Morgan先生にはノーコメント(笑)わたしが代わりにコメントしましょう。

発音のレッスンは、順調に行けば1回25分もかかりません。

Morgan先生は、1回分のレッスンが終わって、時間が余っている場合、「次行きますか」と聞いてくれて、同意するとどんどん進めてくれます

わたしは2か月で終わらせたかったのでこれは非常に助かりました。

発音コースの効果は?

「Kimini英会話」の発音コースを受けて、実感した効果は3つあります。

英語でのコミュニケーションがスムーズに!

まず、発音コース受講中にマレーシアに行ったのですが、英語でのコミュニケーションが以前よりスムーズにいきました

以前、マレーシアのホテルでスタッフに英語で話しかけたら、「英語でお願いします」と言われたことがあるのですが、それもいい思い出です。

当時は発音にコンプレックスがあったため、自信もなく、早口で声も小さかったかもしれません。

今回は勉強中の身だったとは言え、以前よりは発音がよくなっている自信もあり、落ち着いてコミュニケーションできました。

インドネシア語のコミュニケーションもスムーズに!

それから、普段のインドネシア語の会話も、受講前と比べるとスムーズになったと感じています。

毎日25分とは言え、英語の発音に気をつけて口を動かしていたので、インドネシア語を話すときも自然に口の形を意識するようになりました。

発音コンプレックスの原因がわかった!

発音コンプレックスは、発音をちゃんと勉強していなかったことが原因だったんだなぁ……と今更ながら実感しました。

よく考えると、中学・高校・そして大学でも英語の授業を受けましたが、発音をしっかり学んだことはありませんでしたし。

ちゃんと口の形と、息の使い方なんかを理解した上で実践すれば、誰でも発音はうまくなるはずです。

ということで、「Kimini英会話」の発音コースはかなりオススメですよ!

10回も無料で試せます!

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余談ですが、英語の発音の仕方は、ちゃんと学校でも学ぶべきだと思います。

今は、フォニックスアルファベットとかやってるのかなあ。

「Kimini英会話」のコースを紹介

「Kimini英会話」には、ほかにも色んなコースがあります。

せっかくなので、私が試したコース(6つ)をそれぞれ簡単にご紹介しますね。

発音コース

まずは、上でも紹介している発音コース。

全45回で、1回に1つか2つ発音を学ぶというものです。

Kimini英会話の発音コース
「Kimini英会話」の発音コース

動画で先生の発音を事前に確認できる!

発音は本気で直したいと思っているので、先生の紹介ビデオを見て特に発音がキレイな方にお願いしました。

Kimini英会話の先生
「Kimini英会話」の先生

「先生の話す英語を事前に聞ける」というのはいいですね。

図を見ながらのレッスンができる!

1回目は「 s 」の発音について教わりました。

まずは発音の仕方を英語で説明していただきましたが、図もあってわかりやすかったです。

Kimini英会話なら、図を見ながら学習できる
「Kimini英会話」なら、図を見ながら学習できる

あとは実践あるのみ!

この実践ですが、このような順で、無理なくステップアップできます。

  1. 単音(sa、si など)
  2. 語彙
  3. 単文
  4. 文章

正直、レッスン前は次のように思っていました。

発音練習って単調なんやろうなぁ……でも、どんなに苦痛でも歯を食いしばって耐えよう……。

……と。でも、実際はいろいろ変化をつけてくれて、楽しく練習できました!

発音のレッスンもいろんな工夫が

発音のレッスンにはいろいろ工夫がありました。たとえば単文の発音練習には、普通の文と、早口言葉が。

それから、「Sunday」の発音練習の後に、こんな質問があったり。

日曜日は何をして過ごしますか?

「rust」の発音練習の後には、こんな質問が。

「rust」って何ですか?

こんな感じで、ちょっと会話もしていたので、終始楽しい時間でした。

主題の発音以外の指摘も!

また「 s 」の発音以外も直していただけました。

わたしが日本語のノリであまり口を開けないで発音していると、先生が口を大きく開けるように指摘してくださいまして

これはこのときのレッスンテーマの「 s 」ではなく、母音の矯正ですね。

しかもこれ、わたしの方はカメラを切ってる状態だったんですよ! 先生は音だけ聞いて瞬時に「違う」と判断し、直し方まで提示してくださったわけです。

レッスンが終わると、文章の音声データが届きました。

音声データが届いた
音声データが届いた

これで何度も練習しましょう……ということですね。

ちなみにレッスン中に使うスライドは、「Kimini英会話」公式サイトで一部公開されていますよ。

総合英語コース

次に、総合英語コースです。

中学や高校で勉強する文法をおさらいしつつ「4技能(読む・書く・話す・聞く)をバランスよくのばしましょう」という趣旨のコース。

総合英語コース
総合英語コース

予習用の資料も

レッスンを予約すると、予習用の資料を発見しました。

予習用の資料
予習用の資料

これは日本語で文法を解説しているものでした。ただ、この資料は実際のレッスンでは取り扱いませんでした。

先生全員が日本語が分かるわけではない(というかむしろ少数派かも)でしょうから、とにかくこれぐらいは自分で理解してね、ということなのでしょう。

総合英語コースの流れ

レッスンの流れは、下記の通りでした。

  1. 5行ぐらいの動名詞を含む文を黙読→音読
  2. 5つの語彙の発音を聞く→声に出して読む→それぞれの語彙で文を作る
  3. 1の文について先生が読み上げる質問に口頭で答える
下にある「チャットボックス」
下にある「チャットボックス」

わたしの答えを先生が「チャットボックス」に入力した上で「これでいいですか? 」と確認してくださったので、間違いにも気づきやすかったです。

総合英語コースは文法中心

そこはよかったのですが、やはり文法重視だとあんまりかなあ……という気がしました。

外国語を学ぶのはコミュニケーションをするため。少なくともわたしはそうです。

なので、先に文法ありきで、その文法を使った文を読むというのは、コミュニケーションが目的であれば本末転倒な気がします。

これだと、目標はあくまでその文法を理解すること、その文法を使うことになってしまうからです。

コミュニケーションの目標がはっきりと提示されていて、その目標を達成するための文法や表現などを学ぶのならいいのですが……と思っていたら、そんなコースがありました(→ 次の項目へ!)。

実践英会話コース

3回目に試したのが、実践英会話コースの「トラベル英会話」。

このコースではあらかじめ、動画を見るように指示がありました。

実践英会話コースでは動画を見る指示が?
実践英会話コースでは動画を見る指示が?

この動画は、こんな流れでした。

  1. 場面がイラストと文で提示される
  2. 「こんなときどう言う?」と考えさせる
  3. 解答例が出る
  4. 1に戻る(別の場面)

動画を見てからレッスンを開始

この動画を一通り見終わってから受講を開始しました。

先生は動画と同じイラストを提示してきたのですが、「こんなときどう言う?」ではなく、「このイラストを英語で説明してください」と、意外な指示が。

動画を見た後にレッスン受講
動画を見た後にレッスン受講

若干しどろもどろになりつつ説明したら、ようやく本題に。

では、こんなときはどう言いますか。

(さっき動画で見たのになあ)

……と思いながら、動画で学んだ表現で答えました。

すると……

いいですね。他にもこんな言い方がありますよ。

……と、別の例を複数提示してくれたのです! そして、次の場面に移る前におさらいがありました。

じゃあ、この場面で使える表現をもう一度言ってみてください。ぜんぶね。

ぜんぶ、と言っても2〜3個なのですが、意外とハードルが高かったです。

ただ、このコースではコミュニケーションの目的がはっきりしているし、いろいろな表現が学べるのでオススメですよ!

ニュース・トーク

次のコースは「ニュース・トーク」。テーマがいくつかあったのですが、「教育」を選びました。

すると、予習として「教育について」の記事を読むよう指示が。

ニュース・トーク
ニュース・トーク

ざっと目を通してからレッスンに臨むと……

じゃあ、記事を音読してください。

との指示。流れは、下記の通りでした。

  1. 3段落ていどを音読する
  2. 先生からの質問に口頭で答える
  3. 1に戻る

自分の意見を求められることが多く、それを英語で表現できるのは楽しかったです。

が……先生から、発音や語彙、文法についての訂正は一切なく、そこがちょっと不満でした。

英検二次試験対策

それから、5日目に試したのは、英検の面接対策です。

流れは、下記の通りでした。

  1. 4コマ漫画を1分ほど見て、その後に英語で内容を説明する
  2. 4コマ漫画に関係のある質問(4問)に答える
  3. 先生からのフィードバックをいただく 
英検二次試験対策
英検二次試験対策

あまり訂正はなく「3コマ目と4コマ目はもうちょっと具体的に説明したほうがいいですね」というざっくりしたアドバイスをいただきました。

まあ、しゃべる量が多いので、いちいち訂正もしてられないんでしょうけど。

フリートーク

最後に、フリートークです。

フリートークもテーマがいろいろあったのですが、「フィリピンについて」を選びました。

が、結局文字どおり「フリー」な世間話に終始してしまい。訂正などもありませんでした。

まあ、楽しかったから、いいんですが。

まとめ

今回、「Kimini英会話」の発音コースを受けた感想をシェアしました。

2か月、10,000円で発音が一通り学べて、効果も実感できたので大満足です。

気になる方はまずは無料で体験してみることをオススメします。10回まで無料で試せますので!

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サト
英語びより編集長。独学でTOEIC980点をマーク(2023年9月)。インドネシアで日本語学校を運営している。>>サトについて詳しくはこちら
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