アメリカのバレンタインデー(Valentine's Day)って日本と何が違うの?

タカコ

こんにちは、アメリカ在住ライターのタカコです。

アメリカでは、クリスマスが終わると、お店ではバレンタイン用品が数多く見られます。

日本でも2月14日はバレンタインデーという認識が浸透していますが、アメリカでの「Valentine's Day(バレンタインデー)」は、やはり少し違います。

今回は、アメリカのバレンタインデーはどんな日なのか、どんな感じに過ごすのかについてまとめました。

日本とアメリカの「バレンタインデー事情」って違うの?

日本でも、お正月が終わると、なんとな〜く次のイベント、「バレンタインデー」を意識し始めます。

おとなが?

最近では、子どもたちも意識しているかもしれませんね。

アメリカでも、クリスマスが終わると、お店の中は、バレンタイン用品でいっぱいです。

アメリカのお店でのバレンタインコーナー
アメリカのお店でのバレンタインコーナー

でも、日本とは少し違います。

今回は、日本とアメリカの「バレンタインデー事情」を、次の1〜5で比べてみました。

  1. いつ
  2. 誰が
  3. 誰に
  4. 何をどうする
  5. その後

日本のバレンタインデー

年に一度やってくる2月14日のバレンタインデー

日本のバレンタインデーと言えば、一昔前はこのような特徴でした。

日本のバレンタイン
いつ 2/14のバレンタインデーに
誰が 女性が
誰に 好意を持っている男性や、お世話になっている男性に
何をどうする チョコレートを渡す(その女性との関係性によっては)プレゼントを添えることもある
その後 3/14のホワイトデーには「お返し」をもらう

意中の男性がいる女性には、バレンタインデーは、年に一度の「告白しやすいきっかけになる日」だったと言えるでしょう。

いろんな人にチョコを渡す日になっている

ところが現在の日本では、「バレンタインデー」と言えば、いろんな人にチョコレートを渡す日になっていますよね。

  • 女性が意中の男性に贈る「本命チョコ」
  • 女性が男の友人に贈る「義理チョコ」
  • 女性が女性に贈る「友チョコ」
  • 男性が女性に渡す「逆チョコ」
  • 自分で買って食べる「自己チョコ」
  • 男性が男友達に贈る「強敵(とも)チョコ」
タカコ

いろんな「チョコ」があるんですね。

そういえば、私も日本で働いていたときに、職場でお世話になっている方に、「義理チョコ」を渡し、3/14のホワイトデーには、お返しをいただいていました。

恐るべし「友チョコ」の数

最近ではごく一般的になった「友チョコ」ですが、友人の話では大変なことになっているそうですね。

友人の娘さんが高校生のころ、すごい数のチョコレートを用意していたことを聞きました。

100個とかそれ以上とか……。

タカコ

それ、冗談だよね?

……と、本気で聞き返したおぼえがあります。

手作りしたので、バレンタインデー前日は大変だったそうです。

タカコ

もはや、「渡す」というよりは「配る」といった感じでしょうか。

うーん。「友チョコ世代」ではない私にはよくわかりませんが。

それにしても、日本のバレンタインデーは、ビジネスが大きく関わっていると思うのですが、一般的な大きな特徴としては……

女性から男性や友人にチョコレートを渡す

という日であると言えます。

特に恋人間、夫婦間では、ちょっと特別な「ロマンティックな日」になるのではないでしょうか。

アメリカでのバレンタインデー

では、アメリカではどうでしょう?

アメリカでは、「Valentine's Day」といいます。日本と同じ、2月14日です。

歴史は古く、ローマ帝国時代までさかのぼりますが、現在の「Valentine's Day」の過ごし方に、宗教的な色合いはほとんどありません

まとめるとこうなります。

アメリカのバレンタイン
いつ 2/14の「Valentine's Day」に
誰が (男性女性関係なく)誰でも
誰に 好意を持っている人や親しい関係の誰にでも
何をどうする 花やカード、candy(キャンディ)などを渡す
その後 「お返し」のような習慣はなし

……といった感じでしょうか。

日本のバレンタインと比べると、「誰が」と「誰に」が違いますね。

アメリカでは男性でも女性でも誰でもいい

アメリカでは、男性でも女性でも、おとなでも子どもでもいいんです。

アメリカでの「Valentine's Day」は、好意を持っている人や親しい関係同士でのイベントです。

贈るものは、花やカード、candy(キャンディ)などを渡すのが一般的ですね。

アメリカで渡すのはチョコレートだけじゃない
アメリカで渡すのはチョコレートだけじゃない

アメリカでは、カードは立派なギフトですし、ほかにも、ぬいぐるみや風船を渡したりもします。

ぬいぐるみを渡すことも
ぬいぐるみを渡すことも

ぬいぐるみの大きさは、小さいものから大きなものまで、さまざまです。

年に一度のロマンティックな日

そして、恋人間や夫婦間では、年に一度の「ロマンティックな日」です。

ディナーを食べに行ったりしますし、レストランには「Valentine's Day」用の特別なメニューがあったりします。

そのへんは日本と同じように感じるかと思いますが、

アメリカでは、男性が行動を起こしても、女性が行動を起こしてもいいのが日本と違うところです。

女性でもプレゼントを渡したりしますが、むしろ、私の周りを見ていると、夫や彼氏が妻や彼女に、花やカードなどを積極的に渡す傾向が強いように思います。

男性から女性に花を贈ることも主流です
男性から女性に花を贈ることも主流です
タカコ

アメリカに来て初めてのバレンタインデーに、ちょうどお昼休み時にスーパーにいたら、次々と男性がお花を買っていてびっくりしました

「CANDY」を渡す?

上の表で「渡すもの」として「candy」と書きましたが、アメリカではチョコレートも含む甘いお菓子のことのことです。

参考: 英語の「candy」って「キャンディ(飴)」だけじゃないという話

チョコレートが詰め合わせになったような、Candyだけをあげることもありますが、例えば花瓶に花の代わりにCandyを入れ「花を生けた」ように見せかけたプレゼントもあります。

花を生けたようなお菓子のプレゼント
花を生けたようなお菓子のプレゼント

また、スーパーでよく見るのが、イチゴにチョコレートをコーティングしたデザートです。

CHOCOLATE DIPPED STRAWBERRIES(イチゴのチョコがけ)
CHOCOLATE DIPPED STRAWBERRIES(イチゴのチョコがけ)

「CHOCOLATE DIPPED STRAWBERRIES」と書いてありました。日本語にすると、「イチゴのチョコがけ」といった感じでしょうか。

アメリカのイチゴは、日本の大粒のイチゴと同じくらい、粒が大きいです(小さいイチゴをあまり見かけません)。ひと口では食べられない大きさです。

食感は、ジューシーなイチゴに、パリッとしたチョコレート。味はそのまま、イチゴ+チョコレート……。

タカコ

食感も味も、たぶん、もう想像したとおりの味です……。

これを「おいしい」と思うかは別にして(笑)、バレンタインデーによく見かける、風物詩的なデザートです。

そして、アメリカには、日本の「ホワイトデー」のような日はないので、「Valentine's Day」が終わったら、それでおしまいです。あとは何もありません。

「友チョコ」のようなものはアメリカにもある

日本でも「友チョコ」が一般的になったのは前述しましたが、アメリカでも「そのような感じ」のものがあるんです!!

しかも、かなり前から「その風習」はあるようです。

アメリカでも「友チョコ」的なものがある?
アメリカでも「友チョコ」的なものがある?

でも、大きく違うのは、こちらの特徴です。

  • チョコレートだけじゃない
  • 女の子も男の子もプレゼントを用意すること
  • 小学校の「クラスのイベント」としてプレゼント交換が行われることもある
タカコ

なんと! アメリカでは、学校で先生がクラスメートに渡すプレゼントを用意するように言うこともあるんです。

(※もちろん、学校外で親しくしている友達同士で個人的に交換したりもします)

私の友人の話では、娘さんが行く学校でそのプレゼントを入れる箱まで学校の授業で作るのだそうです。

そして、クラスメート全員に同じプレゼントを用意して、配るようにその箱に入れていくのだとか。

夫にも聞いてみました。

タカコ

ねえねえ、小学校のころ、バレンタインデーにクラスで何かした?

クラスメートにあげるプレゼントを持って行ったよ。

タカコ

えー! もうその頃から学校で行われていたんだ!! それって、全員が全員分用意するの?

うん。先生が用意するように言うんだ。昔は何でもよかったけど、今は、もしかしたら、「食べ物はダメ」とか、「手作りのお菓子はダメ」とか、何か制限があるかもしれないね。

タカコ

うん、お店でもシール(stickers)とか鉛筆とか、たくさん入ったカードとかも売っているのを見かけたよ。食べ物は、やっぱり何かあるとこわいから、制限があるかもしれないね。アレルギー(ピーナッツアレルギーなど)を持ってる人もいるし。

お店には食べ物じゃないバレンタイングッズもいっぱい
お店には食べ物じゃないバレンタイングッズもいっぱい

アレルギーはやっぱり気になるよね。プレゼントは、みんなに同じものを用意しないといけないし。

タカコ

でも、それって、もちろん「友達」だから渡し合うんだよね?

もちろんそうだよ。「friendship」。「この子にはあげて、別の子にはあげない」となると「平等じゃない」から、同じプレゼントをクラス全員分用意して、クラス内でプレゼントを交換するんだ。

タカコ

へー。何だか大変だね。うちの子もいつか用意する日が来るんだろうなぁ……。

そうだね。でも、たぶん、長くても小学校卒業までだと思うよ。それ以降は、「学校に持ってきちゃダメ」ってことになると思う。

タカコ

なんで?

それ以降は、用意するのが大変だからね。プレゼントになるような「物」も、シールとかじゃあんまりうれしくないでしょ? 学校もなかなか管理しきれないだろうし。

タカコ

あ……そうだよね。

いかがでしたか?

日本では女性主体のバレンタインデーも、アメリカでは男女問わず、夫婦、恋人、家族、友人など、親しい間柄でのイベントなのです。

また、小学校では、クラス内でプレゼント交換が行われることもあります。

日本でもアメリカでも同じことは、恋人や夫婦の間では「ロマンティックな1日」だということですね。

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執筆者: タカコ
日本語教師養成講座修了。英語が苦手だったにもかかわらず、夫となるアメリカ人との結婚を機に渡米。現在は一児の母として英語に囲まれた環境の中で英語を習得中。日本語教育に携わった経験から言語を深く掘り下げる探究心がすさまじく、身近な英語の知識を初心者にもわかりやすく書くよう心掛けている。

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