今までいろんなオンライン英会話を試してみましたが、今回は各社のおすすめポイントをまとめてみました。
おすすめポイントだけでなく、改善してほしい点にも少しだけ触れています。
ちなみに、私のスペックはこんな感じです。
- 言語大好き
- TOEICの最高点は990点
- 現役で日本語教師をしている
それでは、行ってみましょう!
レアジョブ
まずはレアジョブです。
くわしくはこちらにガッツリ書いていますが、要点をまとめました。
レアジョブの良い点
レアジョブの良い点を3つ挙げます。
最初にレベルチェックが必須
レアジョブの初回レッスンは、有無を言わさずレベルチェックから始まりました。
それもサイト上で質問に答えるというものではなく、先生との会話を通じてのレベルチェック。
DMM英会話とネイティブキャンプなども、同様のレベルチェックを受けることは可能ですが、任意です。
英語力は、一人ひとり違って当たり前。それを事前にしっかりチェックしてから、その後の学習を始めるというのは、理にかなっていますね。
レッスン中のフィードバックが素晴らしすぎる!
レッスン中に先生からフィードバックをいただけるのですが、言葉や文法だけでなく、発音も直してもらえました! これにはびっくり。
しかも「笑うときのような感じで発音してみて」という具合に、説明もわかりやすかったのです。
人の発音を聞いて、標準的な発音かどうかを判断して、しかも矯正する。
母語ならともかく、外国語でこれをやるには、かなりの訓練が必要なはず。
私自身、インドネシア語で会話はできても、例えば「他の日本人が話すインドネシア語の発音を直して」と言われたら、お手上げです。
レッスン後のフォローも充実!
レッスン終了後にレポートが届くのですが、これが復習に役立ちます。
レッスン中のフィードバックが全てまとめられているので、レッスン中はメモを取らなくても大丈夫なレベル!
「全て」というのは、文法、言葉、発音などなど、文字どおり「全て」! ひたすら、先生との練習に集中できます。
レアジョブの悪い点
お次はレアジョブの悪い点にも触れます。
私は、レベルチェックの際、わからない言葉があったので、「それってこういう意味ですか」と聞いてみました。
でも答えてくれず、しかも減点の対象にまでなりました。
文法や言葉の知識もコミュニケーションに必要ですが、わからない言葉の意味を確認するのも、大切なコミュニケーション能力。
それを減点の対象にしているのは少し疑問でした。
とはいえ、減点がなければものすごい過大評価を受けてしまうところだったので、結局ちょうどよかったのですが(笑)
ということで、レアジョブを試してみたい方はこちらから!
DMM英会話
お次はDMM英会話です。
くわしくはこちらにがっつりまとめています。
DMM英会話の良い点
まずはDMM英会話の良い点を紹介します。
先生が先生っぽくない!
私は、4回のレッスンを受けましたが、先生は「また話したいなあ」と思える、人間的な魅力がある人ばかりでした。
採用面接の段階では、能力はもちろん、人柄や仕事への熱意も重視しているとのことです。
年齢も若く、友だちと世間話をしているような感覚で楽しめました。
友だちと言っても、英語が話せるだけではなく、英語教育の知識と経験を兼ね備えた友だち。最強ですね(笑)
採用試験の合格率は5%とのことですが、狭き門をくぐり抜けてきているだけのことはあります!
教材が豊富!
オリジナル教材も、提携教材も豊富にありました。どれを選べばいいか迷うぐらい。それもそのはず、教材は全部で71種類もあるそうです。
一番テンションが上がったのは、下記の提携教材でのレッスン。
日本のことを英語で紹介するというのは、実際のコミュニケーションです。相手が知らないことを自分が知っていて、それを伝える。
「これは何ですか」「鉛筆です」と、誰がどう見ても鉛筆と分かるものについて話すのとは、雲泥の差です。
これは私の例ですが、何せ教材は種類が豊富なので、必ずテンションを上げるスイッチが入るような教材が見つかるはずです!
いろいろな国の文化や言葉が学べる!
私は今回、初めてセルビアやマケドニアの方とお話しでき、それぞれ料理を教えてもらいました。
レッスン予約の際に先生を選ぶことができるのですが、その段階で、先生の国籍も選べるのです。
英語以外の言葉を勉強している人にとっては、ネイティブスピーカーと話すチャンスが広がります。しかも信じられないぐらい格安。
たとえば、インドネシア語のSkypeレッスンを受けようと思うと、とある会社では税込みで月額4,000円強。しかし、これは、週に1回(25分/回)の値段なのです!
その点、DMMだと5,500円で毎日レッスンが受けられる。これ、ほんま、すごいと思います。
提供されているのは英語の教材ですが、勉強している言葉に置き換えても勉強できますね。「これって〇〇語でどう言うの? 」なんて具合に。
DMM英会話の悪い点
べた褒めのDMM英会話ですが、悪い点もあります。
私の場合、4回のレッスンを試したのですが、発音や言葉や文法などの間違いの指摘は皆無でした。
自分でも「あ、間違えた! 」 と思ったことは一度や二度ではないのですが……。
また、レッスン終了後、「レッスンノート」というものを見ることができます。ここでは、先生がレッスンで使った言葉や文などを書いてくれていました。
しかし。
「レッスンで使われたセンテンス」を見ると「こんなん使ってたっけ?」というものがほとんどでした。そんな話してないけど……という。
まあ、文句言わんとノートぐらい自分で取れという話ですが(笑)
何はともあれ、DMM英会話は私の中ではイチオシなので、無料レッスンを受けてみるのをゴリ押ししています!
ベストティーチャー
お次は「ベストティーチャー」です。詳しくはこちらに。
ベストティーチャーの良い点
では「ベストティーチャー」の良い点です。
Writingレッスンがあるので頭に残る!
ベストティーチャーでは、Writingレッスンの後にSkypeレッスンという流れで学習します。
まず自分のことを自分で書いた文を添削してもらい、その後はじめて会話をするわけです。
なので、頭に残ります! 訂正してもらった箇所は、特に。
大学時代、一番おもしろいと思ったインドネシア語の授業がこんな感じだったことを思い出しました。
世界に一つだけのハイクオリティな教材が手に入る!
自分で作った文を添削してもらえるわけですが、添削結果はPDFファイルになります。
しかも! 添削後の文をネイティブスピーカーが読み上げてくれたものが、音声ファイルとして手に入ります!
クオリティも「市販のリスニング教材ですか!?」というようなハイレベル。これには感動すら覚えました!
自分が自分について書いたものが形になると、思い入れが出てきます。
学校の教科書とは違って、何度も見たり聞いたりしたくなってしまいます。
ネイティブスピーカーのレッスンも好きなだけ受けられる!
DMM英会話だと、ネイティブスピーカーのレッスンを受ける場合、1日1回のプランでも月に15,800円かかってしまいます。
その点、ベストティーチャーなら、Skypeレッスンの講師がネイティブスピーカーでもノンネイティブスピーカーでも関係なく、月々9,800円から受けられます。しかも、回数制限なしの受け放題!
まあ、Skypeレッスンの前にWritingレッスンがあるので、毎日話すというわけにはいかないと思いますが。
私が試したときは、ノンネイティブスピーカーの先生の方が多かったのは確かです。
しかし、ネイティブスピーカーの先生も相当数いましたし、予約が取りにくいなんてことはありませんでしたよ。
ベストティーチャーの悪い点
ベストティーチャーでは、Skypeレッスンの先生を探すのに、ものすごく時間がかかりました。
検索条件は時間帯のみ。
しかも、例えば「10時から」を選ぶと自動的に「11時まで」と指定されてしまい、希望に合う先生がいない場合は、再度時間帯を選ぶ必要がありました。
また、スマホだと1画面につき先生2名分の情報しか表示されず、延々スクロールという羽目に……。
これは改善の余地がありそうですね。
ネイティブキャンプ
そして「ネイティブキャンプ」です。くわしくは下記を!
ネイティブキャンプの良い点
まずは「ネイティブキャンプ」の良い点を紹介します。
レッスン回数が無制限!
ネイティブキャンプのいいところは、レッスンが月額4,950円で、いくらでも受けられる点!
これは最初、ホントに?!と疑ってしまうほどスゴイことです!
外国語の会話を上達させるには、文法や言葉などの知識も大切ですが、それと同じぐらい、場数が大切だと個人的に思っています。
私自身、日本語の会話の授業を担当しているのですが、それとは別に、学生とのフリートークの時間を設けています。
時間の制約で、グループでの会話にならざるをえないのですが、ネイティブキャンプなら1対1ですしね。
教材の守備範囲が広い!
TOEIC対策や、会話、発音など、教材の守備範囲が広いので、自分にぴったりのものが必ず見つかります。
しかも、1.でも言いましたが、レッスンの回数は無制限。
これがどういうことかというと、自分に合うレッスンが見つかるまで、何度でも試せるということです。1回受講したからと言って、明日まで待つ必要もありません!
「必ず見つかる! 」なんて威勢のいいことを書きましたが、万一無料トライアル中に見つからなければ、解約すればいいだけの話です。……と、逃げ道を作ってみました(笑)
アプリ1つで(ほぼ)何でもできる!
ネイティブキャンプは、他社に比べると、アプリにかなり力を入れていると感じました。
他社はSkypeを使っているところが多いので、会員登録や予約はサイト上で行い、受講はSkypeでするということに。
一方、ネイティブキャンプでは、会員登録という一番初めの段階から、レッスンの予約や受講ができる上、講師の方からのメッセージも読めますし、受講履歴の確認までできてしまいます。
教材が読みにくいという難点はありますが、まあ、許容範囲。逆に教材まで読めてしまう、とも取れます。
ネイティブキャンプの悪い点
ネイティブキャンプの悪い点ですが、なんと、無料トライアルでもクレジットカードの登録が必要なのです。
しかも、無料トライアル期間中に退会手続きをしないと、自動的に課金されてしまう……。恐ろしすぎます。
気に入って、「お金を払って続けるよ!」という場合には問題ないのですが。
無料トライアル後、残念ながら「これは、合わないな」と感じた場合は、退会手続きを忘れずに行いましょう。
手続きさえすればその場で退会できますので、それを知っていれば問題ないですけどね!
QQ English
そして「QQ English」です。くわしくは下記を!
QQ Englishの良い点
まずはQQ Englishの良い点から。
レッスンの雰囲気がいい
とにかく、先生がハイテンション。25分のレッスンがあっという間に終わってしまいます。
先生自身、英語を教えるのが好きなんだろうな、というのが、Skypeの画面越しに伝わってきます。
カランメソッドの正式認定校
「QQ English」はカランメソッドの正式認定校。日本ではオンライン・オフライン含め3校しかないうちの1校です!
カランメソッドを必要としている方にはオススメです。
「カランメソッドって何?」という方は、カランメソッドって何? をご覧ください。
日本人のガイダンスが丁寧
「QQ English」には日本人スタッフの方がいて、何をどうすればいいのかくわしく説明してくれたり、レッスンの予約を取ってくれたりします。
もちろん無料なので、ぜひ試してみることをオススメします(初回だけですが)! 初めてオンライン英会話のレッスンを受けるという方には、特に。
QQ Englishの悪い点
QQ Englishの悪い点もまとめました。
- 予約キャンセルが12時間前まで
- 先生を選択する画面がスマホ対応していない
- フリーワード検索ができない
という、3つの「使いにくさ」があります。
予約したレッスンをキャンセルする場合、なんと! 12時間前までに手続きをする必要があります!
30分前までに手続きをすればOK、というスクールが多い中、なかなか大きく出てます。
エイゴル
そして、エイゴルについてです。エイゴルについてはこちらの記事でもしっかりと書いていますので、ご参考に。
エイゴルの良い点
エイゴルの良い点を5つ挙げます。
無料トライアルが無制限!
まず、エイゴルでは、無料トライアルが無制限で受けられます。
正確に言うと、先生1名につき1回ですが、新しい先生が次から次へと入ってくるので無制限。
これはすごいですね。自分にぴったりの先生に出会えるまで、無料で試せるということですからね……。
支払いは「受けた回数」なので出費を抑えられる
次は、エイゴルの支払いなんですが、実際に受けたレッスンの分だけ後払いなんです! 最低、週1回の受講は必要ですが。
1回のレッスンは税込210円からなので、月々840円から受講可能ということになります。
お気に入りの先生を独占
そして、いい先生が見つかったら、曜日と時間を決めて、ずっとその先生のレッスンを受けられる点!
エイゴルは「オンライン家庭教師」を自認していますが、まさに家庭教師の感覚ですね。
他のオンライン英会話スクールだと、いい先生の予約がなかなか取れないということもあるので、これはありがたい。
自由度が高い
他のオンライン英会話スクールと比べると、自由度が高いです。「ゆるい」とも言えるかもしれません。
例えば、スケジュール。急用で、約束の時間に受講できなくなっても、メールで先生に直接連絡すれば大丈夫です。
また、教材の持ち込みも可能なので、かなり幅広いレッスンに対応していると言えます。
文字チャットでのレッスンがある
最後に、エイゴルでは、文字チャットでの英語レッスンもあります。
話すのが苦手だけど英語を勉強したい、とか、書く力を向上させたいという方にはぴったり。
文字チャットだと、考える時間があるし、あとで復習するのも楽々。何より、気が楽です。
エイゴルの悪い点
エイゴルのデメリットとしては、こちら側に事務作業が発生することです。
たとえば、無料トライアルを受けるに当たって、自分で先生にメールを送ってやりとりをするなど。
ただ、エイゴルは他社と違って、削れるコストは徹底的に削減して、先生のお給料に反映させているそうなので、個人的にはデメリットとは思っていません。
あと、受講回数が多いと、他社と比べて高くなってしまうことも注意が必要です。
エイゴルは受講したレッスンの回数分だけ、後払いですので、週1回の受講だと、月々840円ですが、毎日受講すると、↓のようになってしまいます……。
DMM英会話 | 5,500円/月 |
---|---|
エイゴル | 6,300円/月 (内訳: 210円×30回) |
スモールワールド
そして、日本人教師に教われるスクール「スモールワールド」です。
こちらにさらにくわしくまとめています。
スモールワールドの良い点
スモールワールドのいいを4つご紹介します。
スクールの方針がしっかりしている
まず、先生の質が高い点。わたしは2人の先生にお世話になったのですが、お2人とも、「英語のスピーキング力を上げるにはちゃんと勉強して、ちゃんと話すことが大切」とおっしゃっていました。
これはどうもスモールワールドの方針のようです。他の先生のプロフィールを見ても、この考えが浸透しているのが見て取れました。
ベースになる考え方があって、その上で先生方が指導に当たっている。安心感しかありませんね。
先生が日本人である
スモールワールドは日本人の先生が基本です。つまり、いざとなれば日本語が使えるというわけ。
そう思うと、緊張感もあまりありませんでした。
緊張感がないのはいいのか悪いのかわかりませんが、ハードルが低いのは確かですね!
ほかにも英語の先生が日本人であるメリットについてはこちら。
海外生活や海外事情について生の声が聞ける
最後に、ユニークなレッスンがある点。
- 洋楽から英語を学ぼうコース
- 手作り紙芝居
- きょうから朝活! 早朝英会話レッスン
などなど、タイトルを見ているだけで、そそられます。
こうやって、オンラインスクールが教材を決めるだけではなく、先生からのいろいろなアイディアを形にしているのは素晴らしいことですね。
スモールワールドの悪い点
スモールワールドの悪い点ですが、まず、1レッスン900円(90ポイント)〜と、オンライン英会話としては高めです。まあ、それはスモールワールド自身も認めているのですが。
というより、他社の安さの方が異常なのかもしれませんね。先生に入るお金がいくらか、と計算すると、1レッスン900円でも安いです。
あと、予約・キャンセルのルールが厳しいです。
予約締切 | キャンセル締切 | |
---|---|---|
スモールワールド | 4時間前 | 8時間前 |
他社 | 5〜20分前 | 30分 |
突然の予定変更が多い方にはオススメできないということになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
各社とも無料で体験できるので、気になるものがあればぜひ一度気軽にお試しを!
こちらは細かく比較をした記事です。参考になると思います!
希望別にオンライン英会話を探したい方はこちらの記事を!