今回は文房具を表す英語を集めてみました。
意外と言えないものが多いと思いますので、この機会に覚えてみてくださいね♪
身近な文房具
まずはふで箱に入っているレベルの身近な「文房具」の英語表現を見ていきましょう。
「文房具」は英語で「stationery」です。日本語でも「ステーショナリー」と呼んだりするので馴染みがありますよね。
「stationery(文房具)」は「stationary(動かないもの)」とスペルが似ているので注意です。
ふで箱 → pencil case
「ふで箱」はそのまんま「pencil case」と言います。
「pencil(鉛筆)」の「case(ケース)」なのでかなり覚えやすいのではないでしょうか(笑)。
鉛筆 → pencil
最近はふで箱の中でもあんまり見かけなくなった「鉛筆」。
英語では「pencil」と呼びます。もうカタカナ語としても使われていますよね。
ちなみに動詞として「~を鉛筆で書く」「下書きをする」という意味もあります。
原形 | 三人称単数 | 現在分詞形 | 過去形 | 過去分詞形 |
---|---|---|---|---|
pencil | pencils | penciling | penciled | penciled |
消しゴム → eraser
「消しゴム」は英語で「eraser」と呼びます。
「erase」で「消す」と言う動詞です。
原形 | 三人称単数 | 現在分詞形 | 過去形 | 過去分詞形 |
---|---|---|---|---|
erase | erases | erasing | erased | erased |
ボールペン → ballpoint pen
では今度は「ボールペン」ですが、「ball pen」と言ってしまうと「??」になってしまいます。
実は「ボールペン」というのは「和製英語」で日本人が作った言葉なんですよね。
英語では「ballpoint pen」と呼びます。単に「pen」と言っても「ボールペン」を指すことがほとんどですし。
おそらく「ポイント」という言葉が省略され「ボールペン」になったんでしょうね。
「ボール」と言えば、こんな記事もありますよ。
シャーペン → mechanical pencil
「シャーペン」は「シャープペンシル(sharp pencil)」を略した言葉です。
なので英語でも「sharp pencil」と呼ぶのかと思いそうですが、違います。英語では「mechanical pencil」と呼びます。
機械のように次々と芯を送り出すから「機械仕掛けの鉛筆」というネーミングがカッコいいですね。
「シャーペン」という名称は、1830年代にアメリカで発売された最初のシャーペンが「エバーシャープ(いつも尖っている)」という商品名だったことに由来しています。
蛍光ペン → highlighter
「蛍光ペン」は英語では「highlighter」です。
うーん、字だけを見ると分かりにくいですね。
high + light + er
この3つが合体した言葉です。
「highlight(ハイライト)」は「~を強調する」とか「~を目立たせる」という意味の言葉です。
原形 | 三人称単数 | 現在分詞形 | 過去形 | 過去分詞形 |
---|---|---|---|---|
highlight | highlights | highlighting | highlighted | highlighted |
その「highlight」に名詞化の「er」を付けて、「highlighter(目立たせるもの=蛍光ペン)」というわけです。
付箋 → post-it
「付箋」は英語では「post-it」と呼ぶことが多いです。
「sticky note」と呼ぶこともあります。「sticky(べたべたした)」+「note(メモ)」ですね!
ちなみに「post-it」というのは「3M」社の商標「ポストイット」が、一般的に呼ばれるようになったものです。
ものさし → ruler
「ものさし」は英語で「ruler」と呼びます。
「え? なんで?!」と思いますが、分解すると分かりやすいです。「rule + er(名詞化)」で「ruler」ですね!
「rule(ルール・規則)」という言葉は「ものさし」にピッタリですよね。超・きっちりしていますから。
修正テープ → correction tape
「修正テープ」は英語では「correction tape」と呼びます。
注意したいのは、「correction(修正)」と「collection(収集)」の違い。LRの発音の違いですね。
発音を間違えると全然違う意味になりますよ。
ちなみに、最近あまり見かけなくなった「修正液」は「whiteout(ホワイトアウト)」と呼びます。
ノート → notebook
「ノート」は英語では「notebook」と呼びます。
注意したいのですが、「note」だけだと「メモ」という意味になってしまうことです。
「book」もつけて、「notebook」と言うのをわすれずに!
工作をするときの道具
今度は工作をするときに使う道具の名前です。
ふで箱に入っている方もいますね。
はさみ → scissors
「はさみ」は英語で「scissors」と呼びます。
実はこれ、すでに複数形になっていて、単数形にすると「scissor」になります。
でも、2つの刃がセットになっているので、はさみは常に「scissors」のように複数形で呼ばれますよ。
ホッチキス → stapler
紙を綴じるのでお馴染みの「ホッチキス」は、「stapler」と呼びます。
なぜ日本では「ホッチキス」と呼ぶのかというと、日本で明治時代に最初に登場したのが「E・H・HOTCHKISS社」の製品だったからです。
「ホッチキス社」の商品だから「ホッチキス」という名前になって、そのまま定着したというわけですね。
先ほどの「シャーペン」と同じような名前の付けられ方です。
セロハンテープ → scotch tape など
「セロハンテープ」は、英語でも国ごとにちょっと呼び方が異なります。
アメリカ | scotch tape |
---|---|
イギリス | sellotape |
オーストラリア | sticky tape |
こんな感じで、アメリカだと「scotch tape」のように呼ばれていますよ。
のり → glue
「のり」は英語で「glue」と呼びます。
そのまま「glue」が動詞になって「~を接着する」という意味でも使われますよ。
原形 | 三人称単数 | 現在分詞形 | 過去形 | 過去分詞形 |
---|---|---|---|---|
glue | glues | gluing | glued | glued |
折り紙 → origami
「折り紙」は英語で何と呼ぶのでしょうか?
なんと! そのまま「origami」という英語になっているんですよ。
「折ること」を主体としないときは、日本語で「色紙」とも呼ぶように「colored paper」と呼びます。
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まとめ
さて今回は、身近な「文房具」についての英語表現をまとめました。
ぜひ覚えて使ってみて下さいね。