Amazonの「Audible(オーディブル)」というサービスがあります。
かんたんに言うと、本の朗読をしたデータ(オーディオブック)を聞けるサービスですね。
これは「英語の勉強に最適だ!」と思い、5年間実際に試してみました。
今回は、Audibleを英語の勉強に使った感想や活用方法、おすすめのオーディオブックなどをシェアします。
1か月無料で聴き放題!
無料体験が終わっても月額1,500円
いつでも解約できます!
目次
Audibleを英語の勉強に使った感想
わたしは5年以上、 Audible を英語の勉強に使っています。
その中で思ったのは、Audibleは正しく使えばコスパ最強だということ。
月々1,500円(1日50円)で、英語の勉強本や洋書の数々が聴き放題ですからね!
Audibleを使えば、無制限に洋書を音読してもらえるので、「多聴」に活かさない手はありません。
「多聴」については、次項で解説します。
わたしはAudibleを使って多聴をしていただけなのに、ひさびさにTOEICの問題集を解いたところ、リスニングセクションの100問中96問が正解でした。
さらに、皿洗いや掃除をしながら聴くことで、時間を有効活用できるのもうれしいポイントです。
そんなわけで、次に、Audibleを英語の勉強に活用する方法を紹介します。
1か月無料で聴き放題!
無料体験が終わっても月額1,500円
いつでも解約できます!
Audibleを英語の勉強に活用する3つの方法
ここでは、 Audible を英語の勉強に活用する方法を紹介します。
紹介するのは、次の3つ。
Audibleを英語学習に活用する方法
順に見ていきましょう。
多聴をする
「多聴」は、聞いてわかるレベルの英語をたくさん聞く勉強法ですよ。
外国語を習得するには、わかるレベルのものをたくさん聞いたり読んだりすること(インプット)が大切。
多聴をすることで、耳から大量のインプットが得られます。
オーディオブックが聴き放題のAudibleは、まさに多聴にぴったり!
Audibleでは、おなじみの文学・童話から自己啓発本まで、バラエティ豊かなオーディオブックがそろっていますからね。
【多聴にオススメ1】文学や童話
Audibleで聴くのをオススメする本のひとつが、日本語ですでに知っている「文学」や「童話」です。
ストーリを知っている作品なので、意味がなんとなく推測できますし、収録時間は5分から長くても8分程度。
スキマ時間に繰り返し聞くといいですよ!
Audibleなら、日本文学や世界の童話を英語で朗読したものも聴き放題です。
たとえば『英語朗読でたのしむ日本文学』では、『走れメロス』や『吾輩は猫である』など、10作品が英語で楽しめます。
要約版なので、全部で1時間ちょっとなのもポイント。
また、『世界の童話 英語絵本』には『親指姫』や『シンデレラ』など、21もの作品がやさしい英語で収録されています。
タイトルに「絵本」と入っていますが、Audibleでは朗読した音声だけが聞けます。
1か月無料で聴き放題!
無料体験が終わっても月額1,500円
いつでも解約できます!
【多聴にオススメ2】自己啓発本
少しハードルは上がりますが、日本語で読んだ自己啓発本を英語バージョンで聞くのもいいですね。
たとえば、わたしは『7つの習慣(The 7 habits of Highly Effective People)』を日本語で何度も読みました。
Audibleで聞いても、「今はだいたいあのへんのことを話してるな」と察しがつきます。
先ほど「Audibleを英語の勉強に使った感想」でTOEICの問題集を解く前に多聴をしたと書きました。その際に使ったのが、同書です。
『7つの習慣(The 7 habits of Highly Effective People)』は、聴き放題対象ではありません。
そして、今度ひさびさにTOEICを受けます。
本番の対策としても、Audibleでの多聴をメインにするつもりです。
シャドーイングをする
シャドーイングは、英語の音声を聞きながら(少し遅れて)聞いたとおりに言う練習ですね。
英語を話す筋肉を鍛えてくれますよ!
さらに、リスニング力まで上がるので、タイムパフォーマンスに優れた練習法です。
ディクテーションをする
「ディクテーション」に
Audible
使うのもオススメです。
「ディクテーション」は、聞いたものをそのまま書き出す練習ですね。
自分が聞き取れるところと聞き取れないところが明確になるので、かなり役に立ちます!
難しいときは音声のスピードを落とせるのもAudibleの良いところ。
再生画面の左下にある「再生速度」をタップすると……。
次のような画面になり、再生速度を調整できます。
1か月無料で聴き放題!
無料体験が終わっても月額1,500円
いつでも解約できます!
【目的別】英語学習におすすめのAudibleのオーディオブック
ここでは Audible のオーディオブックを、次の目的別に紹介します。
順に掘り下げますね。
Audibleで英語の勉強法を学ぶ
英語の勉強法を学ぶ際にも Audible は活躍します。
日本語で書かれた英語の勉強本の数々が聴き放題なので、気軽に試せますよ!
たとえば、当メディアでおすすめしている英語の勉強本も、聴き放題になっています。
『難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください! 』 という本では、スピーキング力を上げるユニークな方法が紹介されています。
また、『英語独習法』を聞くと、科学的に裏打ちされた学習法がわかるのでおすすめです!
1か月無料で聴き放題!
無料体験が終わっても月額1,500円
いつでも解約できます!
Audibleでリスニングを鍛える
リスニングを鍛えるのにも Audible は最適です。
先ほど紹介した「シャドーイング」でもリスニング力はアップします。
リスニングに特化した教材が多数あるので、いろいろ探してみてください!
とくにおすすめなのはアルクの『究極の英語リスニング』という教材。
Vol.1から4まであり、レベル別に分かれています。
ご自身に合ったレベルのものが見つかるまで、順に試すのもいいですね。
紙の本でVol.1から4まで試すと8,000円近くかかってしまいますが、Audibleなら無料で試せます!
1か月無料で聴き放題!
無料体験が終わっても月額1,500円
いつでも解約できます!
Audibleで語彙を増やす
語彙を増やすのにも、 Audible はおすすめです。
当メディアで紹介している『キクタン』シリーズも聴き放題対象。
『キクタン』では、ノリノリの音楽とともに英単語と日本語訳を聞くことができます!
たとえば、次のような感じです。
音声の例
「common」→「一般的な」→「common」
サンプルであれば Audible で無料で聞けるので、よろしければどうぞ。
わたしは以前、皿洗いや掃除をしながら「キクタン」を聞いていました。
当時はオンライン英会話も試しており、実際に使える語彙が増えて効果を実感できましたよ!
ただし、Audibleでは音声が聞けるだけで、本はついてきません。スペルまではわからないので、その点はご注意ください。
単語帳『DUO 3.0』もAudibleで音声データ化してくれるといいのですが。
1か月無料で聴き放題!
無料体験が終わっても月額1,500円
いつでも解約できます!
Audibleとaudiobook.jpの「聴き放題」比較
Audible の他に、audiobook.jpもオーディオブックの聴き放題サービスを展開しています。なので、この2つのサービスを比較してみました。
結論から言うと、英語学習にはAudibleのほうが断然おすすめです。
料金は高いものの、英語のオーディオブックの数が圧倒的に多いので!
比較した項目は、シンプルに次の3つだけです。
「聴き放題」の比較項目
あくまで英語の勉強についての比較なので、これぐらいで十分かと。
そして、比較結果を次の表にまとめました。
比較項目 | Audible | audiobook.jp |
---|---|---|
料金 | 1,500円/月 | 1,080円/月 9,200円/年 |
無料体験の期間 | 31日間 | 14日間 |
英語のオーディオブックの数 | 80,000以上 | 800以上 |
各項目での比較結果を、かんたんに解説します。
料金
月額料金は、Audibleが1,500円でaudiobook.jpが1,080円。
さらにaudiobook.jpは「年割プラン」もあり、1か月あたり787円でオーディオブックの聴き放題が楽しめます。
年割プランだと、Audibleの半額ぐらいですね。
無料体験の期間
無料体験できる期間は、Audibleが31日間で、audiobook.jpは14日間。
ここはAudibleが(ダブルスコアで?)勝ちです。
英語のオーディオブックの数
英語のオーディオブックの数でも、Audibleの圧勝です。
次の条件で検索したところ、100倍ぐらいの差がついてしまいました。
検索条件
- キーワードは「英語」
- 「聴き放題対象」のみ
audiobook.jpは850点だったのに対し、Audibleは8万点以上でした。
この数字、間違いではありません。「850」 vs 「8万(以上)」です。
Audibleの底が見えない……。
使えるオーディオブックにこれだけの差があるため、料金は多少高くてもAudibleをおすすめします。
1か月無料で聴き放題!
無料体験が終わっても月額1,500円
いつでも解約できます!
オーディオブックサービスの「Audible(オーディブル)」について
最後にAmazonの「Audible」がどういうものかについて紹介します。
主に、こちらのスマホアプリで使うことになるはずです。
「Audible」は、オーディオブックサービスです。
まずは「オーディオブック(ボイスブック)」ということばについて説明させてください。
オーディオブック(ボイスブック)とは?
「オーディオブック(ボイスブック)」は、「本の内容を朗読 → 録音」した音声ファイル」です。
上の画像のように再生ボタンがあり、それをタップすると音楽と同じように「本の朗読」が流れます。
書籍を朗読したデータを「耳で読む」
つまりオーディオブック(ボイスブック)とは「本の内容を朗読してくれたデータ」で、読まなくても、耳からその内容を聞けるというサービスですね。
たとえば、こちらはハリーポッターのオーディオブックで、再生時間が30時間もあります。
本当に、書籍をすべて「朗読」してくれているので、収録時間が長いのですね。
「聴く本」なので、制作にも時間と手間がかかりますよねー、コレは!
「ボイスブック」という呼び方もありますが、この記事では「オーディオブック」という言葉を使っています。
アメリカなどでは一般的な媒体
アメリカなどでは割と一般的で、わたしも昔、オーディオブックのCDを買ったことがあります。
今はスマホのアプリで聞くのが主流なので、CDではなくて、「ファイル」ですが。
日本だと、「Audible」の以外に、さきほど紹介した「audiobook.jp(オーディオブック・ジェイピー)」も有名どころです。
Audible(オーディブル)の特徴
では、Amazonのサービスである「Audible(オーディブル)」の特徴をまとめます。
Audibleの特徴
Amazonのサービスではありますが、Amazonプライムとは別サービスで、料金も別にかかります。
月額料金は1,500円
気になる料金ですが、Audibleと契約すれば、毎月月額料金として1,500円がかかります。
月1,500円で、オーディオブックが聴き放題になります。
注意したいのは、オーディオブックがすべて聴き放題……という意味ではないこと。
ぜんぶで40万点以上あるうちの、12万点が聴き放題なんです。
聴き放題の対象でないオーディオブックは、1点ずつ買う必要があります。
聴き放題の12万点だけでも、ものすごい数ですけど!
1か月無料で聴き放題!
無料体験が終わっても月額1,500円
いつでも解約できます!
Audibleの聴き方
オーディオブックを聞くときには、Audibleのアプリを使います。
以下のボタンからiPhone版(iOS版)とAndroid版をインストールできますよ。
Audibleの良い点
では、 Audible の良い点をまとめます。次の5点です。
「日本語の小説を楽しむ」などではなく、あくまで「英語学習を目的とした場合」の話です。
英語関連の本が多い
Audibleの良い点は、英語関連のオーディオブックが多いことです。
たとえば「audiobook.jp」のオーディオブックと比べてみましょう。
「英語」で検索し、聴き放題のものに絞ると、次の通りの結果が出てきました。
audiobook.jp | 850点 |
---|---|
Audible | 8万点以上 |
Audibleが100倍ぐらい多いんですね……もはや異次元です。
子どもの読み聞かせにも使える
Audibleの朗読は、スマホの音声読み上げとは違いひとつひとつ手作りです。
プロが、感情豊かに読み上げてくれているんですよね。
そのため、英語の絵本の朗読にもピッタリです(ただし絵本は買う必要があります)。
ちなみに上の絵本は『はらぺこあおむし』の英語版ですが、サンプルをぜひ聞いてください。
素人ではこんなにうまく読めませんよ……。しかも英語だし!
こちらは日本の小学校の国語でも習う『がまくんとかえるくん(Frog and Toad)』。
品ぞろえが豊富なので、子どもに提供する英語環境としていいかもしれません。
オフラインでも聴き放題
そして Audible のアプリを使えば、スマホでもタブレットでも聞けます。
でもネットが使えないとダメなんじゃ?
大丈夫です! オーディオブックをダウンロードすれば、オフラインでも聞きまくれます。こちらは「ダウンロード中」の画像です。
上の画像はAudibleのアプリの画面ですが、購入したオーディオブックの画像をタップするだけでダウンロードできますよ。
1か月無料で聴き放題!
無料体験が終わっても月額1,500円
いつでも解約できます!
音声スピードを変更できる
英語の勉強として使うときに気になるのが、英語のスピード。でも Audible なら、音声の速度を自由に変更できます。
ナチュラルスピードが速すぎてどうしようもない場合は、スピードを下げて聞けるわけですね。
左下に「再生速度」のマークが
オーディオブックの再生中は、左下に「再生速度」のマークがあります。
ここをタップすると、かんたんに音声スピードが変えられるんですね。
逆に、スピードが遅くてかんたんすぎる場合はスピードアップも可能です!
「巻き戻し」機能も便利
あと「30秒前に戻す」「30秒後に飛ばす」という機能もついているので便利です。
上の画像の「再生ボタン」の左右にあるボタンがそうですね。
このボタンは初期設定では「30秒」になっていますが、英語教材として使う場合は「10秒」に設定し直すのをオススメします。
Audibleアプリでのやり方はこちらになりますよ。
設定の仕方
- 右下の「プロフィール」アイコンをタップ
- 右上の「歯車アイコン」をタップ
- 「再生画面」をタップ
- 「早送り/早戻し」をタップし指定
途中でほかの本を聞いても途中から聞ける
なにかの本を Audible で聞いているとき、途中で違うオーディオブックを聞きたくなることもありますよね?
そこで違うオーディオブックを聴き終わり、またさきほど聞いていたオーディオブックに戻ったとします。
ふつうなら「一番最初から」聞き直しになりそうですが、途中から聞けます。
前回聞いていたところが記録されるのです。
複数の端末で聞いていても同じで、iPhoneで聞いていたオーディオブックをiPadで聞いても途中から聞けます!
Audibleの悪い点
つづいて、Audibleの悪い点は次の2点です。
Audibleの悪い点
「悪い点」と言っても、Audibleに特有のものではありません。
解約後に利用できなくなるのはサブスクの宿命。また、スクリプトがないのも、オーディオブック自体の特徴ですね。
とにかく、順に見てみましょう。
解約後は聞けなくなる
Audibleは、いわゆる「サブスク」です。
なので、解約すると、聴き放題が利用できなくなり、ダウンロードしていたものも含めて聞けなくなります。
まあ、「サブスク」なので、しかたないですよね。
聴き放題を利用せずに単品で購入したオーディオブックは、解約後も利用できます。
スクリプトがない
もう1つの悪い点はスクリプトがないことです。
つまり音声を文字にした「台本」を見られないということ。
そのため、耳で聞いて「あれ? 今の単語、なんて言ったんだろう?」と思っても、スペルの確認ができません。
子どもの朗読としても最適と書きましたが、絵本は自分で購入する必要がありますね。
そもそも、書籍を読む時間がない人に向けて耳から情報を得るためにオーディオブックはできました。
つまり「書籍読めるんだったら読んだらいいのでは?」なので書籍はつかないのでしょうね(1冊が高くなるし)。
よくある質問
最後に、 Audible についてよくある質問をまとめました。
まとめ
この記事では、オーディオブックのサービスである「Audible」をご紹介しました。
30日間は無料で試せますので、「とりあえず」という軽い気持ちで始めるのをオススメです!
1か月無料で聴き放題!
無料体験が終わっても月額1,500円
いつでも解約できます!